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もでぃふぁいど の靴棚!Church’s GRAFTON!!!

今日はこれまたやっとのご紹介です。Church’sのGRAFTON。

……そこそこ履きこんで、今思うこと!という趣旨の記事なのですが……明らかに文章の比重が妄想に偏ってきたような。。。笑

1.Church’sとは!

チャーチは1873年、靴作りの聖地、英国はノーザンプトンで創業した靴ファクトリーです。

もともとチャーチは質実剛健で朴訥とした靴を作るのが得意なファクトリーでした。1999年にプラダグループに買収された後は現代的なシルエットも取り入れながら、質実剛健という部分は外さない頑丈な靴を作り続けています。

2.もでぃふぁいど が考えるGRAFTONとは!!

2.1外羽根変形フルブローグ!!

実は買ってからしばらく経ってもロングウイングチップかと思っていたのですが、、、笑

ちょっと違うのです。この部分ですね。

ここはロングウイングの場合、つま先のブローギング(穴飾り)が底面に落ちることなくカカト側まで伸びている意匠です。

グラフトンのつま先のブローギングは底に向かって落ちています。そして羽根の部分からブローギングが始まりカカトまで伸びています。アメリカンでカジュアルな趣のロングウィング に比べて僅かに上品!!

この形で一番有名なのはグラフトンでしょう。見る人が見れば一発でわかります。

2.2頼りになる&磨き甲斐あるグレインレザー!!

このグレインレザーは、牛革に熱と圧力で模様を転写したものです。そのおかげで、まず普通の牛革、カーフより丈夫です。アノネイ社の「ハイランド」という種類のグレインレザーです。

また、雨に打たれても凹凸(シボ)に合わせて水が流れ、クリームの染み出しも目立たないので濡れても見た目が悪くなりにくい!!とても頼りになります。

そして、磨き甲斐もばっちり!!当初このようにツヤも少なくマットな質感ですが、

磨いているうちにこの通り!!ツヤツヤになってきます。特につま先!!!

つま先はテンションが高めにかかっていますのでシボも薄れています。ワックスを乗せるのも大丈夫です。またワックス乗せると革の質感とブローギングが相まってド迫力です。ステキ。

2.3.ダイナイトソールは……滑る

もでぃふぁいど のモデルはダイナイトソールのモデルなので、正確には「GRAFTON R」というモデルです。

でも滑る。もうこれに尽きる。雨で困るソールです。ラバーなのに……。特に、濡れた状態で平滑な面(大理石床やタイル)に踏み出したときは高確率でキマります。かかとがずるっと。

むしろ晴れの日に履くと、おお、ラバーソールもたまには悪くないな、と思います。笑

こればかりは履きこんでさっさとオールソールするつもりです。ヒールは保ちが良いと噂のコンチネンタル、前半分はダブルレザーでいいかなぁ、なんて考えているのが楽しいんですよね。

2.4何故か足に合う173ラスト外羽根!!!

このグラフトンは新しいので、PRADAに買収された新生チャーチの象徴、173ラストを採用しています。絶妙なセミスクエアトゥに履きやすいつま先の捨て寸。いろんな人の足に合う、良い木型だと思います。

ただ不思議なのは、同じ173ラストを使った内羽根スムースレザーの靴に比べ、グラフトンは余裕を感じるフィッティングです。むしろ羽根の閉じ方も完璧です。内羽根は足のむくみによっては、ちょっと開きすぎかな?という日もあったのですが……。

グレインレザーだから足への当たり方がソフトなのか……。それとも外羽根で作ると若干緩くなるのか……。

なにせ、履き心地は良いです。カカトのライニングレザーもスエードになっており、カカトがついていきやすいよう工夫されています。

返りが気になったのは初期も初期、着用2-3回くらいですかね。

3.チャーチ グラフトンの役割!!!

妻には言われます。足何本あるんだと。同じような靴ばかりじゃねえかと。

まっことその通り。その通りなのですが。。。

たとえ見た目が似ていても、たとえ足は二本しかなくても、もでぃふぁいど にとってはその靴にはその靴の役割があるのです。

チャーチ グラフトンの役割は、、、

雨の日に絶対必要なタフな靴!!

ゴルフやシャノンに全幅の信頼を置くもでぃふぁいど ですが、さすがに毎日彼女ら(?)ばっかり履いているわけにもいきません。特に雨に打たれた後は2日くらいは自然乾燥させ休ませたいところ。

そうすると、あら不思議。あと1足は雨靴が必要になりますね?

じゃあ、似たような靴が増えても仕方がない。

というわけで、このグラフトン、

同じくChurch’sのシャノン

J.M.WESTONの641ゴルフ

という布陣が生まれ、さらに台風等のやばいとき、寒い時用にサンダースのチェルシーが導入されたわけです。(いちいちサンダースのって言わなきゃいけない知名度が悲しい。)

グラフトンのスタンダードはシャノン同様ポリッシュドバインダカーフが使われているものです。


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これもまた最高なのですが、もでぃふぁいど はグレインレザーを磨きたかった

というのと、当時amazonで3割引きだった

ので、このモデルを選びました。ソールはアレですが、磨き甲斐に関しては大満足です。

仕事に履いて行くならジャケパン、特に冬場、起毛感のあるパンツに合わせて行くのが良い感じです。雨が降ればオールシーズン履きますが。

変形とは言えほぼフルブローグ、シボ革、外羽根と、ドレスシューズの中ではカジュアルなモデルなので、休日デニムに合わせてもオッケーな感じがステキです。

4.チャーチ グラフトンを例えるなら!!!

そう、例えるなら、、、

今日は旧型車両の走行音がやけにうるさく聞こえる。

もうこんな時間か。今日は何もかも上手くいかない日だった。自分のミスもあるだけに、失望感が大きい。

電車は疲れた男たちを乗せて郊外へ向かう。流れゆく街の灯りがまばらになっていく様を眺めていた。

列車のドアが開く。

ふと目を開けると、見慣れない駅。

「やれやれ、こんな日に限って……。」

踏んだり蹴ったりだった。とにかく身を起こし、列車を降りる。車内の暖かな空気が既に恋しい。

スマートフォンをコートのポケットにしまうと、白い息の向こうに列車の赤いランプが遠ざかっていく。

乗り過ごしたのは一駅で済んだらしい。

周りを見渡すと、古ぼけた蛍光灯のほかに灯りは見えない。自販機だけが煌々と白い光を放ち、殺風景な片側ホームを照らしていた。向かいのホームを見るも、登り電車を示す電光掲示板には何も映っていない。

駅員が訝しげに僕を見ている。僕がここから去れば彼の仕事は終わるのだろう。観念して歩きだし、改札を抜ける。表示される乗り越し精算の文字が恨めしかった。

タクシーを捕まえるのも面倒くさい。なんとか歩いて帰ることができる距離なので、とにかく歩き出す。半ば自棄だった。

国道はこの時間も車の往来が絶えない。ヘッドライトの強い光を何度も浴びていると疲れが増すようだ。脇道を逸れて住宅街をゆく。

ふと冷たさを顔に感じて、顔を上げる。街路灯を見ると、雨粒が見えた。

「雨か……。」

足を速めて一心不乱に歩く。

雨の中歩いていると、ある夏の日が思い出された。

むせ返るような湿気。Tシャツが肌に張り付いてくる。改札を抜けるとこちらに背を向けて立っている彼女の姿が見えた。その向こう、駅舎の外に目をやれば、時雨が視界を遮り街の音をかき消している。

彼女は白く煙る往来を澄ました顔で見つめていた。

「すごい雨だなぁ。」

「わっ、びっくりした。急に声をかけないでよ。」

「……もしもし、そこのお嬢さん。ちょっとよろしいですか?」

「もういいわよ……。まったく急に連絡よこしたと思ったら、駅まで傘持ってこいだなんて。感謝しなさいよね?」

彼女が丸めていた黒いレインコートをさっと広げて羽織り、傘をさす。

「いつも感謝しています。近所のよしみで許してください。で、僕の傘は?」

「……あ。」

「え?」

「……じゃあ、私、帰るから。」

彼女が時雨の中へ踏み出す。

「嘘だろ?」

そのあとゴネにゴネて彼女の傘に入れてもらったのだった。

とはいっても女性用の傘に2人も収まるわけもなく、僕の右肩は成す術なくずぶ濡れになった。彼女の左半身もだったが、レインコートを着ているので全く気にしていない。

ふと横を見やると、彼女の切れ長な目が道の先をじっと見据えていた。異性と相合傘というシチュエーションにあって、意識してしまったのは僕だけのようで恥ずかしい。

ともすれば、不器用なまでのまっすぐさ。そこに惹かれているんだろうな、と思う。

「ねぇ聞いてた?」

雨音の中から急に彼女の声が立ち上がる。

「え?」

「あっ、そう……。いいわ、なんでもない。」

彼女が後ろ手を組み、足を投げ出すようにして歩く。足を前に運ぶたび、靴の先から水滴が飛んでいった。

「おいおいちゃんと歩いてくれ。余計濡れるだろう。」

この雨の中、聞こえたのかはわからない。

ふと、彼女が歌を口ずさみはじめる。

雨音と、ハスキーな歌声と。彼女はつぶやくように、軽やかに歌う。

僕はただ、耳を澄ましていた。

物悲しげで投げやりなヴァース。煙る視界の中、一筋の光が差し込む……そんな微かな希望を彷彿とさせるコーラス。

僕がその曲の名や歌詞を知ったのはずいぶん後になってからだった。

彼女はあのとき何を言っていたのだろう。その歌と関係あっただろうか。

「There’re many things that I would like to say to you,but I don’t know how…」

気づけばその歌をしばらく口ずさんでいた。白い息が視界を遮る。

「Because maybe…you’re gonna be the one that saves me… And after all…you’re my…」

「 『wonder wall.』って?」

不意に後ろからかかったハスキーな声。慌てて振り向く。

彼女が傘をさして立っていた。

「嘘だろ?」

「嘘だろってあんたねぇ。……また、傘、持ってきてあげたのに。」

彼女が傘を差しだす。この雨の中を駆けてきたのか、息が弾んでいる。

息が整うと彼女はポツリと言った。

「『Wonderwall』、知っていたのね。」

「ああ。昔、君も歌っていたろう?あのときは、知らなかったけれど。」

「……よくそんなこと覚えているわね。すっかり忘れていたわ。」

「素直じゃないなぁ……。」

小さくつぶやく。彼女は「また」傘を持ってきた、と言っていた。後にも先にも、彼女が僕に傘を持ってきたのはあの夏の日しかない。

そしてそれを覚えているのが僕一人じゃないことが少し、嬉しかった。

聞けば、僕が乗り過ごしたときに投稿したSNSを見て傘を持って行くことに決めたのだという。

どの道を歩いて来るかもわからない。傘だってもう持っているかもしれない。

そんなあやふやな状態でどうしてこんな夜遅くに出かけようと思ったのか。

そう問うと「なんとなくそういう気分だった」とそっけなく答えるのだった。しかも、国道を走り、姿が見えないのでこの裏道を引き返してきたのだと言う。

「……で、だ。なんで君のぶんの傘はないわけ?」

僕らはいつかのように、1本の傘の内側を奪い合うようにして歩いていた。結局僕の右半身はずぶ濡れになっている。彼女の左半身もそうだ。

「持ってきてあげたんだから、ケチ言わずに入れなさいよ。というか本来私の傘なんだから、あなた、傘に入れてもらってる身分なのよ?むしろ感謝なさいな。」

「そ、そうか。ありがとうな……。」

あの夏の日も、今日も、彼女は毎度1本しか傘を持ってこない。もしも、確信犯だとしたら?

それは淡い期待だ。直接確認するのは野暮ってものだろう。

考え込む僕をよそに、彼女の足取りは軽やかだ。彼女にとっては雨など取るに足らないものなのかもしれない。

「ねぇねぇ、ずいぶんしょぼくれていたようだったけど、これで少しは救われたかしら?」

「恩着せがましいなぁ。でも感謝しているよ。今回は、ありがとう。」

「珍しく素直なのね。」

「疲れてるのもあるかもしれない。いろいろご迷惑をおかけしているようで、すみませんね。」

「まぁね、あれからだいぶ時も経って、お互い色々あると思うけど。でも……。」

彼女が一瞬言うか迷うような素振りを見せ、言葉が途切れる。

「わたしがいれば、きっと大丈夫よ。そう思わない?」


「Today is gonna be the day, that they’re gonna throw it back to you…」

彼女が口ずさみ始める。今は歌詞も聞き取ることができる。

でも詞の解釈は定まらない。

当時の彼女へのラブソングだったり、もう一人の自分を見つける歌だったり、そもそも歌詞に意味なんてないと言い張ってみたり。あのロックスターは言うことをコロコロ変えるので、詞の本当の意味は闇の中だ。

今歌っている彼女はどういうつもりでこの曲を歌っているんだろうか、と思う。

ふと横を見れば、彼女は相変わらず道の先を見つめている。目なんか合いやしない。

でも、二人して同じ方向を見て並んで歩いていくというのも、これはこれで悪くはないのかもしれない。

静かに降り続ける雨音と確かな足音、彼女のすました歌声だけが聞こえていた。

って感じかな……。

ゴルフやシャノンには少し後塵を拝し気味ではありますが……。ソールさえ変えれば、変えれば、化けるはず……。

あまり書ききれませんでしたが、上の2足に比べ、グラフトンはもっとタフでしっかりしているイメージです。少なくとも、守ってやりたいとかではなく、守られたい。笑

何を言っているんでしょう。

そして歌は『Wonderwall』。有名な人には有名です。鉄板ですみません。little by littleが好きですが、なにぶん今回のお話につながらなかったです。笑

全く関係ないですが、解散前に幕張メッセに観に行けたのはラッキーでした。女性と観に行ってインフルエンザをもらい、入学早々、通学停止に……。

10年前か……。(遠い目

今日のモディファイ!!!

雨の日にこそ、頼りになるグラフトン!!!守られたいあなたにグラフトン!!!確かな相棒が欲しければグラフトン!!!You’re my wonder wall!!!

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