またやっちまったな~な、もでぃふぁいど です。
今日はコードバンの靴、オールデンやコードバンのパラブーツやチャーチを買うか悩まれている方に向けて。
っというのも皆さん気にされているのは、「コードバンって雨に弱いから、買っても履ける機会少ないんだよな~」とか、「たかが靴なんだから天気予報気にしながら履くなんて」という点だと思うのです。
しかし、それは、買わない理由を自ら創り出しているだけです。
本当はもう虜になっているのです。
コードバンの靴の輝きに魅せられて、、、
本当はエイヤっと買って履きたいのに、雨に弱いから、と遠ざけているだけなのです。
じゃあ、もし、コードバンの靴が雨に「強かったら」??
コードバンの靴が雨に強い根拠!!
雨に強い、ってどういうことなんでしょう。
オイルドレザーだってしばらく雨に打たれていれば革に染みます。ただし、足は濡れない。そして手入れをすれば簡単に復活する。
こういう革を一般的には雨に強い、と言っています。
(ちなみに一切染みない、という革を本サイトでは最強と称しています)
オールデンや、チャーチ、パラブーツなんかで使われるホーウィン社のコードバンはオイルシェルコードバンの名の通り、たっぷりと製造工程で脂が加えられています。
条件としてはオイルドレザーと同じです。実際に履いてみても、最初は雨を弾くし、しばらくして若干染みますが足は濡れない。
つまりあとは「簡単に復活するか」。この点にかかっているのです。
コードバンと水泡/水膨れ
コードバンが雨に弱いと言われる所以はこれです。
コードバンの輝きを得るために寝かせた毛が、水にぬれると部分的に立ち上がってしまい、水膨れのようになってしまう現象です。
これを直すにはアビィホーンやかっさ棒、スプーンの柄、ブラシの取っ手等、人によってさまざまな道具で水膨れを上から押し込むべく、クリーム塗布→摩擦→ブラッシング→摩擦→ブラッシング→…と奮闘するわけですが、、、
確かに一般的なコードバンであればすぐにこうなってしまいます。
しかし、ホーウィンのオイルシェルコードバンは先述のようにオイルがたっぷり含まれているので、そんなすぐに水膨れにまでなりません。普段から磨いてあればなおさらです。
っというわけで、10分ちょっと雨に打たれたホーウィンオイルシェルコードバンの靴がこちら!!!
オイオイ、、、よりにもよって#4レアカラー疑惑のパラブーツじゃねえか、、、
この通り寄ると水玉が、、、
でも意外とこんなもんです。
色の薄いコードバンはシミになりやすく繊細でデリケート、、、なんて話もありますが、この程度なら、まぁ。
さぁー復活させてみましょう。
ステインリムーバーを布につけてサッと拭い、、、
カラー4だからなぁ。明るい赤のクリームはないから、、、
とりあえずカラーレノベイターのボルドー。
開けるとこんなです。甘い匂い!
適当な布にとって靴に薄くヌリヌリ。ちなみに今回は使い古した靴下です。
で、馬毛のブラシで猛ブラッシング!
打つべし!打つべし!!!
で、こんな感じです。
まぁそこそこ良いのではないでしょうか。なんとなく水玉は見えなくなった気がします。
あとは履いてブラッシング、履いてブラッシング、でキレイになります。
ここまで寄ってみる人は履く本人以外いないですからね。おおらかにいきましょう。
ちなみにここまでの所要時間、13分でした。
今日のモディファイ!!!
というわけで、ホーウィンのコードバンを使ったオールデン、パラブーツ、チャーチを買おうか悩まれているあなた!!雨は恐るるに足らず!!心も赴くままに買うが吉!!!2019年!!!平成の最後をコードバンの輝きを纏いながら駆け抜けろ!!!消費税もあがるし!!!
レアカラー疑惑。
パラブーツ シャンボード コードバン ボルドー (Paraboot CHAMBORD MARRON-CORDO BORDEAUX)