そうそう、これこれ。冬になったなぁと感じます。四季の移ろいに敏感なもでぃふぁいど です。
今日は、オールデンに白い何かがついてる!!なんじゃこれ!?カビか!?!?と慌てている方に向けて!!
さぁ早速見てみましょう。コレです。
おお。なんか履き口のあたりが白い!!!カビか!?!?!?
まずは安心してください!カビではありません。
対処法!!
馬毛ブラシでサッサと払うだけです。
この通り。
解決!!!!
っとこの通り、解決は非常に簡単なのですが、これがなんなのか、というところですよね。
(ちなみにブラシでちょっと払って落ちなければカビです。。。ブラシは捨て、カビはしかるべき対処をしましょう。。。靴用カビクリーナーのモールドクリーナーか、業者に出すか。。。)
ブラシはなければ、これがおすすめ!
ケイシイズ KC,s コロニル collonil 馬毛ブラシ メンテナンスブラシ ブラック 財布バック小物に使用可能
モールドクリーナーはこれです。
白い“アレ”の正体!
ずばり、これは、ホーウィンのコードバン製造工程で加えられる魚系のオイルです。
ホーウィンのコードバンは普通のコードバンよりもじっくりと加脂されているのが特徴です。そのため、独特の吸い付くような柔らかい手触りになっています。
じっくりと、じっくりと、、、
オイルを革の限界近くまで加えるので、ホーウィンのコードバンは表面に少しづつオイルが染み出してきます。寒くなってくると染み出しているオイルが固化し、白くなるのです。
白くなるのはこういった理由なので、基本その部位はオイルがじゅうぶん含まれている状態であると言えます。
ということは、あんまりクリーム等をその部分に重点的に塗る必要はないということです。またすぐ白くなります。笑
逆に、ステインリムーバーなどのクリーナーでわざわざ取り除くほどのものでもありません。ブラッシングでじゅうぶんです。
そういえば寒いと白くなる靴と言えば同じくこちらですね。
パラブーツ独自の素材であるリスレザーも限界近くまで加脂しているために寒くなると白くなるのでした。
ホーウィンのシェルコードバンは寒いと白くなる(たっぷり加脂されている)
パラブーツのリスレザーも寒いと白くなる(たっぷり加脂されている)
リスレザーは雨に強い
つまり!!
ホーウィンのシェルコードバンも雨に強い!!!!
コードバン復活の記事もまたあげようと思います。ちょうど先日雨に打たれまして…
っとそんなわけで、オールデンの白い”アレ”の対処法を紹介しました。
今日のモディファイ!!!
オールデンの白いアレ!は製造工程で使われる魚系のオイル!!!DHA、EPAが豊富!!!かどうかは分からないけれどブラッシングで1発OK!!!慌てず冬の訪れを感じながらブラシをかけよう!!!!