革質並べて写真比較!!VS Church’s SHANNONポリッシュドバインダーカーフ!!!

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今日はチャーチの名靴、そしてもでぃふぁいど の愛靴シャノンです。今日履いて行ったので、そんな気分でした。

Church’sとは!!

チャーチは1873年、靴作りの聖地、英国はノーザンプトンで創業した靴ファクトリーです。

クラシカルで質実剛健な靴を作るのが得意ですが、プラダに買収された後はモードな靴の展開も始めました。

ただ、それでも根はあくまで質実剛健。頑強な靴がモットーです。信頼感抜群の靴を作っています。詳しくはこちら。

シャノンとは!!!

シャノンはチャーチの外羽根プレーントゥです。1枚の革で仕立てられたそれはプレーントゥギブソン、と呼ぶのだとか。

実はスキンステッチや袋ベロなど、凝った仕様がたくさん詰まった、所有欲をくすぐる靴です。笑

そーいうとこがまた、好きなんだよなぁ。。。

ポリッシュドバインダーカーフとは!!!

この革の前身であるブックバインダーカーフは、雨の多いイギリスで紳士たちが手間なく靴の輝きを保てるように、という目的で開発されたものでした。

これはしなやかなカーフの上に樹脂のコーティングをうすーく施すことでツヤと耐水性を得たものです。この革をなめす職人の健康や廃水への悪影響が懸念されたため、ポリッシュドバインダーに改良された、という経緯があります。エコで機能的。これはこれで素晴らしいことです。

そんなわけで、そもそも革の製法が違うので見た目が違うのは当たり前と言えば当たり前なんですが、、、

でも履いて行ったら普通に黒い革靴として一緒くたに見られるわけですから、普通のカーフと比べてどう見えるか、というのも需要あるのかな、と。

革質写真比較!!

VS SHETLANDFOX KENSINGTONⅡ

この企画でしか出てきていない哀れなケンジントン、、、いずれ記事は書いてやらなくては、、、

敢えて革質がキメ細やかなこの靴からいきます!

いざ!!

左:シャノン 右:ケンジントン2

当たり前ですが、ケンジントンのほうが落ち着いた輝きです。一方のシャノンはツヤツヤ。その分、黒が深く見えます。

……正直ポリッシュドバインダーは革のキメの細かさとかわからんです。笑

ただ、シワを見るにしなやかな革が使われているのは間違いなさそうです。

ワックスをもっと乗っければ、さらにドレッシーに、さらに黒く輝くことでしょう。

VS EDWARD GREEN DOVER Black Calf!!

さて、これまた革質最高なこの靴です。エドワードグリーンでは、同じ黒のカーフでもそのときどきによって使う革を変えます。それは生き物の皮が原材料である革は品質が安定しづらいため!!1つのタンナー(革なめし業者)に限らず、常に最高の革を使うのがエドワードグリーン社の特長です。

早速比較です。

いざ!!!

左:シャノン 右:ドーヴァー

やー磨いたつもりのドーヴァーも形無しです。笑

コーティングってすごいな。。。しかもこれは割れにくいし、雨も染みないし、すごいのでは??

革質がきめ細かく、磨けば光りやすい、というのは良い革の特長です。

この観点で見ればシャノンはすごい。笑

ワックスを乗せた部分とそうでない部分のコントラストこそが美しいと思いますので、シャノンもトゥとカカトしかワックスを乗せていませんが、、、

この輝きの差です。

まぁ良い革も貴重なものですが、わざわざそこにうすーく樹脂加工する、というのも手間暇コストがかかっているわけです。

雨でも履いて行くことができるカーフの靴。

雨でも積極的に履いて行きたくなるチャーチのシャノン。

この意識の差は履く頻度にも如実に影響してくる印象です。

ドーヴァーとは逸れてしまいましたが、、、どちらも違う方向性で最高です。

VS J.M.WESTON 180Signeture Lofer!!

これまた革質が最高なこの靴です。

ウエストンの革質が良いのは、タンナーの帝王であるデュ・プイ社を傘下に収めていたこともあるほど、高品質な素材を追及しているからです。(デュ・プイ社は今はエルメスの傘下です。)今もデュ・プイ社とのコネクションは強く、デュ・プイ社としてはウエストンが要求する革の品質基準が未だ厳しく、苦労しているようです。笑

まぁこのローファーにはサドル部分しかデュ・プイの革は使われていませんが、、、笑

甲(ヴァンプはアノネイのボカルーです。)

いってみましょう!

左:シャノン 右:180

前項で学びましたがアレですね。比較しづらい。笑

ただ、やっぱりメンテナンスの簡単さ、そして手をかければすごい勢いで応えてくれるのはシャノンの良いところです。

ウエストンの革はポリッシュドバインダーカーフとは対照的です。革表面の粒だったテクスチャをウエストンは重要視しており、「花」と呼んでいます。「花」があることによって、履きこんで革にシワが刻まれてもシワが目立たず、エレガントな見た目を維持できる。。。

そして磨きこむほどにじんわりと優しく光ります。

シャノンは当たり前ですが、ツヤツヤの中にシワがどーんと入るので、そこそこ目立ちます。

ドレッシーさはその他の部分の輝きでカバーするイメージです。人間は先端に着目しやすいという習性がありますので、トゥにワックスをかけた上で意識しなければそんなに気になりません。

これも、どちらも最高です。

VS SANDER’S Chelsea

もでぃふぁいど が持っているもう一つのポリッシュドレザーがこちらです。サンダースのチェルシー。

製法はポリッシュドバインダーカーフとほぼ同じと思われます。樹脂で革にコーティングした革です。国内定価で2倍は差があろうかという両者ですが、革の質の差はいかに?

いざ!!!

左:シャノン 右:チェルシー

これははっきりと出た気がします。サンダースのほうが、輝きが少ないのは、磨きの差でもありますが、そもそもの仕上げが薄い。薄化粧な感じがあります。

薄いのか、雑なのかは判断しかねるところですが、、、結果としては普通のカーフに近い感じです。

一方でシワをみると、シワの出方に結構差がありました。サンダースチェルシーのほうが目立つシワが入り、シャノンは比較的細かくシワが入り目立ちにくい印象です。

サンダースのシワ
シャノンのシワ

これは革の厚さが影響している気がします。

実際履いてみてもシャノンが丈夫でがっしりとした印象があるのに比べ、サンダースはやわらかで足馴染みが良い感じです。

この差がシワの差となって出てきている印象です。

もちろんサンダースは値段もそこそこでこの品質なら大満足、しかも個人輸入でさらに安かったのでじゅうぶん元は取れている印象ですが、こう比べるのは少し酷だったかもしれません。

まぁ離れて見れば意外と差が霞むもんですし。

VS Alden 1655 ホーウィンブラックコードバン!!

もう原皮の生物も違いますが比較します。笑

コードバンは馬の臀部(平たく言えばお尻)の革です。しかも、農耕馬の尻からしかとれない、コードバン層を削り出したものです。

オールデンのコードバンはご存知、アメリカはシカゴの老舗タンナー、ホーウィン社がなめした油分たっぷりのシェルコードバンです。輝きからは想像がつかない、しっとりモチモチ肌です。

コードバンは引っ張り強度が牛革に比べて2-3倍あるので、もともとタフな靴の材料として重宝されてきました。雨だ何だと気にするのは、もでぃふぁいども含め我々ばかりみたいです。笑(海外にもいるんですかねぇそういう人。)

そして、ポリッシュドバインダーカーフも雨の多いイギリスでガンガン使えるように開発された革です。実はシャノンやグラフトンにはバリエーションとして、コードバンを使用したものも密かにあるくらいなので、本来の用途としては似たもの同士なんですね。

(コードバンシャノンはスキンステッチ等、コードバンには施せないディテールもあるので簡略化されています。なおさらオールデンの990,9901と差がなくなってきます。。。笑)

生まれは違えど目指した場所は同じ。

彼らはどこから来て、どこへ行きつくのか、、、その旅路、一瞬の邂逅に何を思うのか、、、

答えはこちら!!!

左:シャノン 右:1655

似ている……!!!!

はい。まず目につくのはシワの入り方の違いですね。コードバンは革の繊維が縦に並んでいます。カーフは横に絡みあっているような構造です。これが強度の違いに影響しているわけですが、このようにシワの入り方にも差がでてきます。

コードバンはうねるような大きなシワ。

シャノンは繊細でキメ細かいシワが入っています。

個人的には、やはりコードバンのシワは遠目にも目立ちますので、シャノンのほうがドレッシーだなぁとは思います。

逆に言うと、それ以外の光り方なんかは結構似ているかもしれません。手触りはオールデンがモチモチ、シャノンがツルツルなんで、だいぶ違うんですけど、、、触りませんからね、履く人以外。笑

感触を知っていると似たものとして捉えるのは難しいですが、こうしてみると写真、見た目だけなら結構近いことがわかります。

見た目は似ていても晴れ、雨に対する考え方も含めて結構違いが出るのが面白いところです。

まとめ!!

シャノンお気に入りの1枚

ポリッシュドバインダーカーフはさすが、の品質だと思います。安物のガラスレザーとは一線を画す印象です。

チャーチとしても、シャノンをはじめ、グラフトン等のタフな靴には積極的に使用している印象がありますし、なんなら最近は内羽根のコンサルなんかでもポリッシュドバインダーカーフ版が出ていますし。

ガラス革というくくりで食わず嫌いするのはもったいない革だなぁと思います。

先にも触れたように、雨にも積極的に履いていける、というのは日本において結構大事なことです。コードバンシューズやほかのカーフの靴では、もでぃふぁいど は雨が降っても「しょうがないなー」くらいに思いませんが、最初から雨が降っていればわざわざ履いて行かないですしね。

その点、シャノンは晴れてても雨でもいつでも履きたくなる良い靴です。

今日のモディファイ!!!

ポリッシュドバインダーカーフを食わず嫌いするのはもったいない!!!せめて一口!!いや一目みればきっとわかるはず!!そして履きこめば履きこむほど増す魅力!!!愛着!!!ラブ!!!



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サンダルウッドも欲しい。笑


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コードバンチャーチ!ランカスターもカッコいいなぁ、、、


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2件のコメント

  1. 始めまして。
    だいすけと申します。
    オールデン990のサイズ感が知りたくて彷徨っていたらこちらにたどり着きました。
    所有している靴もいくつか同じものがありとても面白く読ませていただいています。
    そこで質問ですが、もでぃふぁいどさんのシャノンのサイズはいくつでしょうか?
    参考にさせていただきたいのです。

    これはただの私の希望ですが、もでぃふぁいどさんの所有している靴のサイズ一覧が見たいです!
    サイズ感の検証や革質の比較など細かく書いてあったので、あとはサイズ一覧があると、靴を買う時の鬼に金棒だなと思いました♪

    シャノンのサイズの件お願いいたします。

    1. だいすけ様
      コメントありがとうございます!大変励みになります!!
      シャノンのサイズは70Fです。私は足の前半分が比較的薄いので余裕はありますが、履き口やかかと、羽根の閉じ具合からすると65Fは履けなそうだと思います。

      サイズ一覧のご要望もありがとうございます!
      途中まで書いて下書きに眠りっぱなしでした。笑
      近々きちんとまとめて記事としてあげたいと思います!!

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