それもまたオールデンライフさ…
100日後に履かれるオールデン!
いよいよこの企画も10日を切りました!履き下ろしまであとちょっと!
もしこれを読んでいる方で、「履き下ろしたいんだけどなかなかタイミングがなぁ」という靴をお持ちの方がいたら、ご一緒にいかがでしょう!
多分こんな企画は二度とやらないので(笑)最初で最後のチャンス!!
これを言うのも泣いても笑ってもあとちょっと!今日も(記事短くても)とばしていきますよ!
待ってろ世界!待ってろオールデン!
オールデンのちょっと珍しいプレ修理!
今回プレメンテからのシワ入れも含め、Vチップ履き下ろしの準備もあらかた終わったように思います。
その他履き下ろし前にするソール周りのカスタマイズ……プレ修理に関しても、もでぃふぁいど はノースチール派ですし、今回はハーフラバーも予定なしです。
じゃああとは履き下ろすだけ!!と言いたいところなのですが、今回ある部位の強化をお願いしてから履き下ろそうと思っていました。
その部位はどこか??
レースステイです。つまり、この靴紐を通す穴です。
この部分は紐を締めることで負荷がかかるので経年で裂ける可能性があります。
過去、オールデンもここから避けた、という話を見て以来気になっていたのです。
コードバンは引っ張り強度に優れていても、引き裂きには弱いと言われています。
なるほど、過去の画像を見てもなんか納得できるような気がするのです。穴が伸びてる感じあります。
ある程度の高級靴になると、ここはハトメをつけることによって補強されていることが多いです。紐の滑りも良くなりますし。
オールデンでもハトメがついているものもあるんですけどねぇ。たとえば、これが外ハトメ。外から見てわかります。
で、こっちが内ハトメ。外からハトメは見えませんが、しっかり内側にハトメがついています。
このように、別注のオールデンはハトメがついていることが多いイメージですが、Vチップや990プレーントゥなどのスタンダードなモデルってなぜかついていないんですよね……
ここまで読めば、もでぃふぁいど が何をしようとしているのか、もうお分かりかと思います。
将来を見越して、末長く付き合う予定のVチップには、内ハトメをつけておこうという寸法です!!
ユニオンワークスさんへGo!
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、オールデンへの内ハトメ追加はユニオンワークスさんのブログでしばしば取り上げられています。
ただ、記事を読めども読めども、値段が書いてありません。チャッカブーツで5,500円くらい、というのはあった気がしますので、このご時世だし多少の値上がりは覚悟ですな。
いやねぇ、そりゃやっておくに越したことはないって。ないより、絶対あった方がいいもん。もでぃふぁいど は意気揚々と54321をユニオンワークスさんに持ち込んだのでした……。
◇
も「こんにちは、修理お願いします」
店員さん「はーい、こちらで承ります」
も「この靴なんですけど……」
店員さん「お、新しく買われたんですか?」
も「そうなんですそうなんです、なんとか値上げ前に……」
店員さん「となるとスチールですか?ラバーですか?」
も「実は内ハトメを……」
店員さん「あぁ〜……内ハトメですか……」
も「というと……?」
店員さん「内ハトメなんですけど、この靴だと6アイレットですね?」
も「はいはい」
店員さん「6アイレットだと、1列で2,500円です。つまり、片足で2列……」
も「お?」
店員さん「両足だと4列で10,000円、税込11,000円になりますけど……いかがします?」
も「おおお??」
も「ち、ちょっと……一度……考えさせてもらっても良いすか……」
店員さん「結構高いですからねぇ……皆さんお値段聞いてやめとこうかなって言う……内ハトメあるあるなんで、大丈夫ですよ」
も「……シター」靴ゴソゴソ
◇
というわけで、なんもせず帰ってきました。笑
いや、1万円くらい愛する靴のためなら出せや!!と思わなくもないのですが、まぁ高くて7,000円くらいかなぁと思っていたので5ケタいくとは思わなくってですね……
今欲しいものに1万円予算をプラスできれば、だいぶ良いもん買えちゃうじゃないですか色々。
聞けば納得なのですが、内ハトメをつける工程は、
- 羽根部分のステッチを解く
- ライニングをベロンチョした上でハトメを取り付ける
- 再び元のステッチ穴を辿ってライニングを縫い付ける
となっており、ハンマーで適当にガショーンと叩けば入るようなもんでもないそうで。(きちんとユニオンワークスさんのブログにも書いてありますね。)
一方で外ハトメなら、ステッチを解く必要がないので、もう少しお安くできるそうです。
ただ見た目が変わってしまうので今回外ハトメはナシで。
皆さんも内ハトメを検討する際は懐に余裕があるときに是非!!
今日のモディファイ!!
とはいえ履きこんだ54321のレースステイを改めて見ると……やっぱりハトメあった方が安心かなぁと言う気もします。
今から出すと履き下ろしが間に合わなくなるので、また冬にでも考えますか……。
そう言えば私も購入して在宅勤務が長すぎてまだ履いていない靴が2足ほどあるな…と思い出しました。(チャーチピカデリー等)
1週間後に合わせてプレメンテして同時にデビューしようかと思います…!
さとぅさま
コメントありがとうございます!
ピカデリー……アレですね!?ウィスキーですね!?
良い機会にしていただけると思います、よろしければ100日目にぜひ!!
100日企画、初日から密かに拝見しておりましたが初コメントさせていただきます。
新品修理で1万超えはなかなかですね……。
とはいえ、てっきり金具をポンとはめるだけかと思いきや、リンク先のユニオンワークスブログを見ると確かに解いて縫い直すとなると神経の使いっぷりはオールソールと変わらないかもしれませんね。
チャッカブーツって大抵は2〜3アイレットですから、作業量と値段が比例すると仮定すると倍の1万というのは、まぁ……そうなのかなって思い直しました。
グランドさま
コメントありがとうございます!
初日からお付き合いいただいているとのこと&ここにきてのコメント、大変嬉しいです!!
そうなんです、工程聞いて手間暇考えたら納得の値段なんですけど、想定とのギャップが大きいですよね。
おっしゃる通り、新品の靴を修理に出して1万円!?というインパクトもなかなか……
でもレースステイが伸びきってからでは遅いので、履き下ろして100日目を更新してから(笑)、覚悟を決めて出しに行こうかな、とも思っています。
幻の101日目になるかもしれません……!!