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100日後に履かれるAlden〜87日目:シワ入れ工程の最終確認!!心の準備、ヨシ!!

もう走り出したら戻れないんだから!

100日後に履かれるオールデン!

なぁぁにぃぃぃ!?ゼッタイもう無理!!と思っていたこの企画も、毎日更新を保ったまま残り20日を切ったって!?

あとちょっとじゃん!!頑張れ俺!!!

もしこれを読んでいる方で、「履き下ろしたいんだけどなかなかタイミングがなぁ」という靴をお持ちの方がいたら、ご一緒にいかがでしょう!

多分こんな企画は二度とやらないので(笑)最初で最後のチャンス!!

これを言うのも泣いても笑ってもあとちょっと!今日も(記事短くても)とばしていきますよ!

待ってろ世界!待ってろオールデン!

シワ入れ工程の最終確認

今日はいよいよシワ入れするにあたっての工程最終確認です。

今回の流れは以下の通りです。

  1. リッチモイスチャーや揉み込みで革を柔らかくする
  2. 履いた状態で靴(革)を温める
  3. 厚めの靴下を履くorインソール挿入
  4. 片足履く
  5. ペンを当てながらカカトを上げ、羽根側のシワを入れる
  6. 微調整
  7. つま先側にもペンを当ててシワを入れる
  8. もう片足も4〜7を繰り返す
  9. 完成!

リストにして書くと、なんだこれだけか、という気がします。この9ステップのために何日かけて準備してきたというのか……!!

1の革を柔らかくするのは散々語ってきた通りです。ウネウネのシワを入れるには革を柔らかくする必要があると踏みました。特に散々言ってきたこの部分。

2の靴を温めるのも同様です。革を柔らかくする一環ですね。冬場は特に大事です。

3.の厚め靴下やインソールは、甲部分の隙間を埋め、下の写真のような山のないべコーンなシワを防止するもの。

4.片足だけ履くのは、両足履いて行うと意図せずシワ入れと逆側の足を曲げてシワが入ってしまう、という事故を防ぐもの。家の外でやるような場合は気をつけましょう。

「5.実際のシワ入れ〜6.微調整」の工程こそが1番の戦いです。もでぃふぁいど はペンを強く押しつけない派なので、シワが入りそうで入らない、そんな塩梅でペンを当てつつカカトを上げ下げし、シワの落とし所を探る必要があります。

1番の難関は上でも触れたくらい散々言ってきた難所、以下の革が重なった硬い部分をこれまでのプレメンテナンスで克服できたかどうか。

ここが1発で折れてしまったら、もうリカバリは不可能でしょう。

7.つま先側のシワは、もうなるようになるというか、1本目のシワがどんなふうに入るかによって、最適解が変わってくる気がしています。自然に入りそうならそれもまた良し。

そして、もう片足も……という流れです。

さてどうなることやら……

というか、もっといろいろと書くことがあると思って、この最終確認のテーマを書く予定にしていたのですが、ここに至る思考は今まで数日かけて書き続けてきたので今日書くことがないじゃんね。

今の気持ち!!

しょうがないので、今の心情を綴っておこうと思います。

ここまで約90日に及んで引っ張ってきたこの企画、履き下ろしに至る100日間で1番大事なのはこのシワ入れです。

これがコケたら、「今までの90日ってなんだったん??」という気持ちになることは必至。というか履き下ろしに際しても「100日かけたけどシワ入れ失敗した靴」と言う事実からは逃れられません。

これが、別に今まで書いた記事が5つくらいだったらどうってことないのですが、これまでの90日を背負ってやるとなると、重い重い!!

暑い日も、雨の日も、もうこんな企画絶対続かないよなと思った日も、皆さんのコメントに励まされた日も、書いて書いて書きまくってきたこの企画。

そうかぁ、このフタを開けてから約90日かぁ……。たかが6月のことですが、個人的には遥か昔のことに思えます。

当然ここまでオールデンを想ってやってきても、シワ入れを失敗する可能性はあります。

失敗したらどうしよう……そう思いつつこのシワ入れの記事まで筆を進めてきましたが、いよいよ、という段になって「あとはなるようになる」という気持ちになってきました。

これまでやれることはやってきたと思います。

ここまで90日、毎日記事を書いてやってきたけれども、これで入るシワなら受け容れるしかないなと。

人事を尽くして天命を待つ、ならぬ、「90日記事書いて入るシワを待つ」という心境です。

どうしよう、いつシワを入れよう、そんなことが自分にできるのか?

今なら答えられます。できる、できるさ。100日毎日記事を書いてオールデンを履き下ろす人間はおそらく世界で初めてのはず。

やってやるぜ!

待ってろ世界!待ってろオールデン!!

今日のモディファイ!

と、威勢よく言ったはいいものの、おそらく世界初のシワ入れ準備メソッドを生み出してしまったので明日はそちらに寄り道します。

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