今日は嫁のジャランスリワヤのビットローファーを磨いていきますよー。
ジャランスリワヤ(Jalan Sriwijaya)!!
ジャランスリワヤ(Jalan Sriwijaya)と言えば、今注目のインドネシアの革靴ブランドです。

100年を超える革靴産業の聖地、イギリスのノーザンプトンで修行をしてきた2代目がプロデュースする本格革靴ブランド!!
2代目が修行中に得たコネで仕入れる革は、あのエルメスが使う革と同じ革製造社、デュ・プイ社の高品質なカーフです。
そして今や大量生産ができる革靴を敢えて手をかけて丁寧に伝統的な製法で作る。
そうして作られたジャランスリワヤのレザーシューズは、手入れや修理をしながら永く履くことができます。
しかも手入れを重ねるごとに革のツヤは増し、新品にはないステキなエイジングをしていきます。
履き心地も、革が馴染み、インソール下のコルクが持ち主の足の形に沈むことでどんどん良くなります。
3万円超ということで、決して安くないアイテムですが、本格的な革靴を履き込んだ身からすると、とんでもなくお買い得なアイテムです。
改めて一足買って本気でレビューしたいなとは常々思っています。ただ、下駄箱がね……靴であふれているモノで……。
過去には3万円のジャランスリワヤの革を20万円近い革靴の革と比べたこともあります。
もちろん全く同じクオリティとはいきませんが、やはりコスパで見れば抜群なブランドだと改めて思います。
ちなみにジャランスリワヤは、スリワヤ通りって意味らしいですよ。本場英国のファクトリーではノーザンプトンの通りの名前を靴のモデル名につけることもあり、それに倣ったのでしょうね。
ジャランスリワヤのお手入れ!!
さて、そんな我が家の嫁のジャランスリワヤですが、気づけば少々お疲れ気味。

って室内で撮ると全然わかりませんね。
陽光に当てると……

か、かっさかさ……。
(このサイトを普段からご覧いただいている方の靴ではなかなかここまでいかないと思います。笑)
ホント、触っただけで「あ、クリーム入れたい」と思いました。笑
靴のお手入れは、色々なところで言われていますが、基本は肌の手入れと同じです。
シューツリーを入れたら、何かを塗って、豚毛ブラッシングでなじませ、乾いたら次の工程へ。
これが基本です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
って探してみたら、タイトル内容ほぼ同じな記事が出てきて笑っちゃいました。
今回は、保湿に重点を置いてブートブラックのリッチモイスチャー!!
補色に補色力が強いサフィールのクレム1928のネイビー。(と同等のJ.M.WESTONのクリーム)
保護とツヤ感アップのために、同じくサフィールノワールのビーズワックスを。
結果→グッドエイジング!!
まずは左足(奥)だけ磨いてみた結果です。まずアップで。

明らかに奥の靴の方が色に深みが出て、ツヤも増しているのがわかると思います。
並べてみると……

やっぱり色が違います。ここまで復活するとやりがいがあるってもんです。
そして残りの片方を磨くと……

色が揃いました。
いい感じだったので室内に戻りがてら。カカトにもワックス乗せてます。

うーんいい感じ!!新品にはないツヤ感です。このショットだけなら20万円の革靴ですって盛っても誰もわからないと思います。
というわけで、久々に磨いてみたジャランスリワヤでした。
今日のモディファイ!!!
ガンガン履いて、ガンガンメンテナンスして。道具としては幸せなはずです。(靴数が多すぎてなかなか出番が回ってこない自分の靴たちに申し訳ない……)