新品のブライドルレザー革小物、意気揚々と開封したら真っ白けっけ!?でも大丈夫、そんなあなたにこの記事を捧げます!!!
ブライドルレザー!!
ブライドルレザーと言えば、仕上げにロウをたくさん染み込ませた丈夫な革です。使い込んで表面にロウが馴染んでくると、だんだんピカピカになってきます。
ブライドルレザーは仕上げ時点で既にオイルやロウを染み込ませていることから、基本的にはしばらくメンテフリーです。
が、でも今日は少しだけプレメンテナンスを。というのも……
ブライドルレザーが白い!?
このように新品や、しばらく使わなかったブライドルレザー小物は表面が若干白く曇ったようになることがあります。
この白いものはカビではなく、ブルームと呼ばれるロウ/オイル分です。染み込ませたロウやオイルが温度変化等で革表面に染み出し、固化したものになります。
ですので、ブルームが出ていることで特に悪影響は何もありません。
ただ、見た目で「あの人カビ生えたベルトしてる……」と思われるのは大変不本意なので(笑)除去、もしくは馴染ませます。
ブルームを馴染ませる方法は2つ!!
1.ブラッシング 2.ドライヤーで軽く温風をあてる
このどちらかです。
馬毛ブラシでブラッシングすることでブルームをすっ飛ばす、もしくは摩擦熱で馴染ませる。それか、ドライヤーでブルームを温める。ブルームはロウやオイルなので熱で液化し馴染みます。(熱しすぎは革にダメージを与えますので少しづつやりましょう。)
ブラッシングは結局ブルームを馴染ませているのか、すっ飛ばしているだけなのかわかりません。笑
でも年1くらいで新たにロウやオイルを補給すれば大丈夫です。
今回はコンセント繋ぐことすら面倒なのでブラッシングで。
何も悩むことはありません。気の向くまま、心の思うままにブラシでブワァーするだけです。僕らは自由だ!!!
というわけで、10秒ほどブラシをかけるとこんな感じです。
まだ曇ってない?とか気にしちゃダメですよ。とりあえずオッケーなんです。
というわけで、表面に白くブルームが出てきてしまったブライドルレザーはブラッシングかドライヤーで馴染ませましょう!!!
ちなみに白いのがファサァとしていて、ブラッシングやドライヤーで取れなかったらカビかもしれませんので、専用のクリーナーを使いましょう。
今日のモディファイ!!!
徐々にですが、たくさんブルームが出ていると、しっかり作られてるなぁ!冬になると真っ白になって嬉しいなぁ!!という気分になってきますよ。
ブラシは何でも良いのですが、もでぃふぁいど は馬毛ブラシを使っています。適度な弾力で傷もつかず、いい感じです。