John LobbのWilliam92レビュー!【外観ディテール編】

Parabootのウィリアムとは全然違う靴ですよね!!誰が同意して!!!

William92!

開封記事からの

そもそも92って何?パラブーツのウィリアム知ってるのに買うの?編を経て

今回は外観ディテール編です。

ダブルモンクストラップシューズ!

John Lobbのウィリアムと言えばダブルモンクストラップシューズの元祖です。それをカジュアルダウンしたアウトドアユースの「ウィリアム ノルウィージャン」(製造はパラブーツ)をジョンロブが復刻・再現したのがこのWilliam92になります。

上から見ると普通のウィリアムとあまり変わりません。ラストも同じなので。

バックル!!!

デザイン的にもアクセントとなるバックルはポリッシュされてピカピカです。

William 92のバックル

パラブーツのウィリアムはここがマットな風合いなのでちょっとした差異になっています。

Paraboot Williamのバックル

William92は無骨な雰囲気ながら、キラリと光るこのバックルの輝きが上品さを醸し出して奇跡的にバランスしています。

パラブーツはこのあたりいい感じにまとまっていて悪目立ちしないので、履くシチュエーション次第でしょうか。どちらも好きです。

ちなみにジョンロブ版ウィリアムもバックルは革で固定されているタイプ(エラスティックではない)なので、脱ぎ履きの際にはしっかりベルトの着脱が必要です。

アイボリーのステッチ!

William92のアイコンのひとつ、アイボリーのステッチ。

これはコテージラインのウィリアムノルウィージャン〜Paraboot版ウィリアムまで綿々と受け継がれる意匠ですね。

Paraboot版ではダークブラウンのリスレザーモデルにこの仕様が残っています。正直この靴を検討していましたハイ。


これは機能的なものではなく、完全にデザインですね。一抹の清涼感というか、ヌケ感がいい感じです。重厚な靴だけにこうしたディテールが効いていると思います。

茶色のクリーム塗ったら終わりですが、、、笑

ストームウェルト!!

さて、ジョンロブがウィリアムノルウィージャンを再現するにあたり1番の壁となったのはこの部分では?

コテージライン/Paraboot版ウィリアムの最もアイコニックなディテールと言えば、このノルウィージャンウェルトです。

が、ウィリアム92は装飾の入ったストームウェルトになっています。

技術的に難しかったのか(そもそもノルウィージャンウェルトを縫えるミシンがなかった?)、敢えて仕様を変えて上品にしたのかは謎ですが、デザイン上、大きな差異になっています。

再現しようと思えばオールデンの990などのように予め縫った(プリステッチ)ウェルトにすることはできたのでは?と思うので、これは敢えてですかね。

オールデンのプリスティッチドウェルト

このストームウェルトは横からの耐水性でノルウィージャンウェルトに劣ると思うのですが、そもそもソールの分厚さが半端ないのでそんなに問題にならなそうな気もします。

カントリーカーフ!

アッパーはカントリーカーフのダークブラウンです。

フランスのデュプイ社の革ですね。

柔らかく、オイリーな表面で、セミアニリンフィニッシュによるサテンのような鈍いツヤ、靴に最適!という革のようです。

https://www.groupehcp.com/en/product/country-105-161/

セミアニリンフィニッシュというのは、顔料を薄く吹き付けたのちにアニリンと呼ばれる染料で色付けしたもの。

純粋なアニリンフィニッシュよりは革表面の透明感が劣りますが、耐水性はこちらのほうが上です。タフな用途の靴なので適材適所でしょう。

一方、靴になってみるとそんなにオイリーな感じはしませんが、これはポリッシュの仕上げ次第なのかもしれません。

パラブーツのグレインレザーと比べてみましょう。パラブーツはこんな感じです。

ウィリアム92はこんな感じ。

パラブーツは購入から散々磨いてきた後なので純粋な比較とは言い難いのですが、ウィリアム92のカントリーカーフの方がシボが深く、ハリがあり、分厚く丈夫な感じがします。

一方馴染みやすさという面ではパラブーツに軍配が上がりそうです。

革については価格相応にアップグレードされている、或いはジョンロブとして相応しいクオリティのレザーを奢っていると言えそうです。少なくとも本人は満足したようで。

これから磨いていくのが楽しみです!!

ライトウェイトウォーキングソール!

さて、このウィリアム92が普通のジョンロブ版ウィリアムと最も違うのがこのソール、ライトウェイトウォーキングソールです。

なーんじゃこりゃ!!

まぁお世辞にもカッコいいソールとは言えませんわな。タコの足?マシュマロ?皆さんには何に見えます?

パラブーツのウィリアムにはマルシェ2ソールがつきます。こっちのがカッコいいですね。(写真は別の靴ですが、ソールはコレです)

パラブーツのソールは門外不出の自社製なので、たとえ昔OEMを委託していた縁があろうと、ジョンロブという絶対的王者ブランドであろうと使うことはできません。

で、代わりについたのがライトウェイトウォーキングソールと。今まで横方向からの写真は意図的に避けてきましたが、このボリューム感です。まぁ、印象は裏面から見たときよりおとなしいかもしれません。

が、このソール、ジョンロブという高飛車なブランドにあるまじき機能全振りのソールです。笑

まず、その名の通り、軽い!!!

例えばコルクが入っていないパラブーツChimeyで片足642.2g。

対するウィリアム92は片足509g。

差は133g、21%くらい軽いです。機能を保ちつつ21%の軽量化を図るのって結構大変なことじゃないです??たしかにライトウェイトだ!!

(そもそも靴が重い方が良いのか、軽い方が良いのかという話はありますが、同じ距離歩くなら同じカロリー必要じゃん?と、もでぃふぁいど は思っています、、、笑)

そしてこのソールは「ウォーキング」という名も冠していますので、クッション性も高いです。これはマシュマロっぽい見た目通りかもしれません。

パラブーツのソールは長距離歩行に向く素晴らしいソールですが、ライトウェイトウォーキングソールも遜色ないクッション性です。いや、クッション性はむしろライトウェイトウォーキングのが上か?

ともかく、同様にたくさん歩けるソールなので歩行距離が長い方にはオススメです。伊勢丹さんにこのソールがついたジョンロブが10万くらいで売ってて買い足すかマジで悩みました。それくらい良いソールです。(財布的に無理だった)

9795ラスト!

ウィリアム92の木型もジョンロブ版ウィリアムでお馴染み、9795ラストです。1995年にお目見えして以来、ウィリアムといえばこのラストがスタンダードになっています。

前から見るとこんな感じ。構造上、履き口にかけて都合革が3枚重なっているのですが、そうは思えない絞られかたです。

背景邪魔なんでモノクロです

また、無骨なソールながらクビレはしっかり。ストームウェルトがありながらもしっかり内側が縫われています。このあたりの技術力は感服眼福です。

鋭角のエグれがカッコいい!

専用シューツリー!!

限定モノにつきもの(笑)な専用シューツリーも付属しています。コレに弱いんすよ。

モデル名入りで大満足!!!

シューツリーにモデル名刻印するサービスとかあったらめちゃめちゃ良くないですか?第三者がやっちゃうと商標的にアウトな感じありますが……

それはともかく、ジョンロブにはそもそも9795ラストのウィリアム専用シューツリーをラインナップしていたくらいなのでこれもしっかりラステッドツリーです。

やっぱり純正かな?高いな?市販でいくか?靴に合うのか?とか考えるのは楽しいですが、使い続けるうちに「これカカトとか踏まずあってる?」とか気になりだすタチなので、ラステッドツリー付属は煩悩がなくて良いです。

ウィリアムの9795ラスト用ツリーは先に触れたように廃番なので、公式サイトにはもうありません。在庫限りなので煩悩を抱えている方は早めの確保をおすすめします。

まぁ結局削った奴もいるようですが、Eウィズはきっと大丈夫。たぶん。


というわけで見てきましたウィリアム92。パラブーツ版ウィリアムとは全然違いましたよね、そうですよね。

とは言うものの履いて2-3m遠くから見たら大して変わりありません、たぶん。笑

遠くから見れば緑のタグで見分けられるかもしれませんが、靴マニア以外は気に留めないでしょう。

良いんです、自分だけが知っていれば!

買える?(自己責任で!)

もでぃふぁいど も中古で買ったような身ですが、新品は在庫がもうあまりなさそうなウィリアム92。

しかし探してみたところ、BUYMAで扱っている方はいらっしゃいました。まだ在庫ある表示になっています。

https://www.buyma.com/item/58678061/

もでぃふぁいど は結局まだバイマは使っていないのですが、友人はオールデンを購入できていました。一応返品保証なんかもあるようですし、チャレンジする価値はありかも?(海外発送の場合は送料・関税が別途かかる場合が多いので注意しましょう)

今日のモディファイ!

「あれば履く」ではなく「これ履きたい」で買った1足なので重宝しています!!

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