8年越しに色ち買いするとは思わなんだ
8年越してゴルフを色ち買い!
紆余曲折あったようなすんなりだったような、ゴルフ色ち買いの経緯は下記をご参照のこと。
履く頻度にバラツキはあるものの、8年履いてもう1足買うんだから大満足の1足であることに間違いありません。
製造番号から見る各部仕様!
J.M.WESTONの製造番号の読み解きかたはこちらの記事をどうぞ!
製造年は(たぶん)2022年!
最初の文字は2。製造年の末尾1ケタですが、これは順当に2022年ですかね。
去年秋にお店のInstagramに登場していたので、夏頃に製造あがって〜という感じでしょうか。
箱もダンボール箱なので、2012年の線はなさそうです。
木型は31ラスト!
次の段に行って31。
ゴルフなので31ラストですね。特徴はなんといってもポッコリトゥ。うーんたまらん!
8年履いて慣れ親しんだ木型です。ハントの木型が32で1番違いですが履き心地は全然違う不思議。そんなもんですかね。
31ラストのラステッドツリーあったら結構買っちゃう人多いと思うのですがいかがでしょう?(もでぃふぁいど 含めローファー用のツリーでも皆買うからいらないです?)
革!ブラウンスエード!
次は革毎の番号。もともと展開されていたチョコレートブラウンは518!なのでこの靴も……違うじゃんね!!!
今回のゴルフはブラウンスエードです。微妙に違う色味ということですね。毛足が短く、滑らかでしっとり、着用後の写真ですが、シワもとろけるような質感です。
ちなみにお店のおススメによると雨天着用は避けろとのこと。
やだやだ防水スプレー振って毎日履くんだ!!
モデルは641ゴルフ!
なんと!!
モデルは641のゴルフです!!!
モデル名の数字でゴルフとかハーフハントとかジョッパーとか、一通り判別できるようになってしまったアナタは立派なJ.M.WESTONフリーク!!
ソールはオールテラン!ん?
そうそう、ゴルフと言えばこのリッジウェイタイプのソール。硬めで耐久性抜群なのに滑り知らず。頼りになるソールですよね。
そんなソールを表す番号は21……
誰だオマエ!!!
お店のHPには英語表記で”All-terrain rubber sole”とありました。あ、公式のゴルフのソール表記、オールテランってこれのことね。直訳は「全地形ラバーソール」。
詳しくは履き心地レビューに譲りますが、何やら以前のものより色は黒く、クッション性もあるような。
ゴルフのソールも変更になったのでしょうか?ヨットも最近のはソールからイルカマークが消えたという噂も聞きます。(イルカマークついてるソールのメーカーから変えた?)
ヤフオクなんかもザッと見ましたが、どうやらいつからかゴルフのソール表記(ソールも?)は2Aに切り替わっている模様です。ちなみに前の表記はこれ。
サイズは7D!
見ての通り、サイズは7Dです。以前買ったゴルフが上の写真の通り6.5D(6/D)だったので、ハーフサイズ上げました。
いやだってもう修行はツラいんだもの。もう許してくれ。それにしても黒ゴルフ、やっぱりインソールは全く育たないですね……。笑
履いてみた感想ですが、これでもじゅーぶんタイトです。でも、家出て1分で引き返したりせずに済んでます。ハーフサイズアップ、素晴らしい。
その他仕様!
別注インソール!
今回ちょっと目を引く、個人的に嬉しいポイントが別注インソールです。
J.M.WESTON CREE POUR GABRIEL PARIS!!
CREE POUR = made forってわけですね。
J.M.WESTONは日本でもTomorrowlandやBEAMSで取り扱いがありますが、別注のインソックロゴはほとんど見ません。(Tomorrowlandには昔あったような)
もうミーハー心丸出しですが、パリのセレクトショップ別注のJ.M.WESTONってもう存在だけでオシャレじゃないですか??フランスで過ごしてきた方がその感性でオーダーした、店の看板背負ったウエストンでしょ?センスの塊では???長いものには巻かれて生きていたいです。
ゴルフの穴。
ゴルフは木型に吊り込むときに釘で留めるのでカカトのあたりに穴が開いています。1足目買った当初、「これはもしかしてやっちまったやつですか?」と店員さんに聞いたら丁寧に教えてくださいました。ここですね。
え?見えない?では拡大して……
おわかりいただけただろうか?
他の高級靴は開いてない気がするんですが、J.M.WESTONは頑なに穴をあけます。笑
あなたのゴルフにもきっとある穴。
KAWAII!!
もでぃふぁいどよ、もでぃふぁいど、世界で1番可愛い靴はなに?と問われれば「J.M.WESTONのスエードゴルフです」と返します。生成AIより早いです。
スエードもキメ細かく滑らかで、拝みモカも相変わらず美しいです。
全体的な雰囲気はスエードで柔らかく可愛いのに、角度によってはなんだか凛々しく美しい。でも親しみが持てる。でもなんかキレイ。それでいて実用性も抜群。
完全無欠の靴では???
仕様もクソもないですが、スエードゴルフは最高です。
履いた感じレビュー!!
クッション製UP!!
部材が変わったのか、それとも以前買ったものが経年で硬くなったのかは断言できないですが、明らかにクッション性が上がりました。
パラブーツまではいきませんが、よりスニーカーライクに履きやすくなったような。本家ハルボロラバー社のリッジウェイソールに近くなりました。本家よりさらに少し柔らかいかな?という感じです。
そのぶん削れるのは前より早いかも。履いた後、ヒール周りには黒い削れ粉が付着します。車で言うスポーツタイプのブレーキパッドみたいな感じ?
以前のゴルフはそんなことなかったので、やっぱり部材が変わったのかな。色も違うもんな。
改めての31ラスト
カカトがデカくて全然もでぃふぁいど の足に合ってねぇ、とか最近書いた気もします。
が、良いんですそんなのは。総合力でカバーするのがゴルフです。
ノーズが短く、ソールのトゥのところにはWの段差があるので、蹴り出しのときにココがカコンってなって靴のローリング運動がスムーズです。
靴が返っているわけではないのですが、結果良い感じに足についてくるので、カカトがすっぽ抜けるようなことにもなりません。
抜ける感覚はもちろんありますが、靴紐できちんと固定しておけば許容レベルです。
裸足風に履いてもOKかなぁ
色んな靴メーカーのInstagramなどフォローしていますが、裸足風に履いてるのはローファーやデッキシューズばかり。
裸足風に履くのはどうなんだろうなぁ、と思いつつ、連日35℃を超えるコンクリ熱帯ジャングルファーイーストジャパンでは、いつロングホーズが命取りになってもおかしくない感じです。レースアップだって裸足風で履いちゃうのがジャパニーズの流儀……もはや命を守る行動……!!と思ってます。
が、このゴルフは履き口も広いし、スエードもカジュアルな感じだし、裸足風で履いても比較的違和感がないような!!!気がします!!!別に短パンで履くこたぁないと思うんですがね。麻パンに併せたら良さげでした。でも写真は短パン。履いてます。
まぁ、どうあれ暑いので夏の間は誰になんと言われようが、くるぶし出して履きます。秋冬は秋冬で、ええ感じにソックスと合わせたいですね!
キルトON!!!
4年間憧れ続けたキルトスエードゴルフが今ここに!!KAWAII!!!
世界一かわいい靴、今ここで更新されました。秋冬はこれで勝利が約束された気がします。
超厳密に言えば、キルトのスエードの方が色味が赤っぽいですが、保革スプレー振ったらほぼ同じになる気もします。まぁ、ほぼ同じで気にならんのでヨシ!!
J.M.WESTON公式のキルトの付け方はこちらをどうぞ。
ARIGATO!!
いやぁ本当にこちらこそこんなオシャレな靴を作ってくれてありがとうございます!!!
今日のモディファイ!
……とこのように、欲しかった靴が廃番になると、結局数年かけても入手しにかかるので、欲しい靴があれば早く買ったほうが精神衛生上よろしそうです。皆さんにサマージャンボが当たりますように。そして当選金は全て靴に散財しますように。
はじめまして。
同じ革靴好きとして、楽しく読ませていただいております。
指が長いからかその法則からズレていることもあるにはありますが、
もでぃふぁいど様よりハーフほど大きいサイズなので、その意味でもいつも参考になります。
本題のスエードゴルフいいですね、キルトも黒よりもさらに似合っている気がします。
ソールは本家リッジウェイもカラバリがあるので、同じくアッパーによって変えてるとかですかね?
もちろん、原材料高騰などで部材が変わっているというのもあるとは思います。
キルトとの色の差は製造時期と使用部位の差ですかね?濃色だとわかりづらいですが、
革は仕入れごとに色の差があったりもしますし。後、スエードは色抜けもしやすいので…。
毛足が短いからかほっこりしつつも上品なので、スーツ以外はほとんどいけそうで使いやすそうです。
shiroさま
初めまして!コメントありがとうございます!
ウエストンのリッジウェイは黒い靴にもグレーのものがついていたのですが、これがフランスのセンスなのか、単に黒いものがなかったのか……。今後黒いゴルフにどちらのソールが装着されるか次第でわかりますかね!
キルトは、もともと違う色のスエードであるというのと、4年くらい下駄箱で放置していたので色抜けもあるでしょう。そのうち装着したままスプレーしてみようと思います。
職場がビジネスカジュアル可なので、今後大活躍してもらう予定です!!(毎回そう思って買うんですけどね!!)
また是非お気軽にコメントいただけたら幸いです!
ゴルフのブラウンスエード!秋冬には大活躍間違いなしの組み合わせですが、それまで着用は待てないですね。
最近180ローファーをハーフサイズアップで2足目を購入しましたが、シングルレザーソール仕様だったものの、ソール表記が1Fとなってました。これは使用する底材が変わった??インソック下のクッションも微妙に厚くしたのか、ややクッション性が上がったような気がしますが、これは個人的には変えなくてもよかった仕様かなぁ。Weston もメーカーとして過渡期なんでしょうかね。
ぶんちゃんさま
いつもありがとうございます!
着用、全然待てませんでした。笑
180、私も昨年購入したほうを見たら1Fでした!ヒールのラバー形状が新しくなったから?
世界的にコンフォートな靴をと言う流れがあるので、クッション性は色々試行錯誤しつつなのかもしれませんね。
まぁ究極そこを求めるとハイテクスニーカーに行きついちゃう気がしますが……
ブラウンスエードのゴルフ、良いお買い物ができましたね!
以前のキルトの伏線回収もされていて、長年の思い、感じることができました。
二つの記事を拝見して、やはり欲しいものは欲しい、ですね。それがセールになっていれば尚更で、ご購入に至ったお気持ち、よく分かります。
今回の記事で、ライニングの製造番号などの見方の以前の記事もご紹介されていましたが、改めて拝読し直して、自身の唯一のJ.M.Westonの、#300の製造年を調べてみました。
以前、コメントでお伝えしたように、これは妻からの結納返しでオーダーしたもので、1996年の製造年であることが分かりました。記憶が曖昧になっていたのですが、おかげさまで#300が、結婚する前年に製造されていたことを確認できました!
もう製造から27年。小指が圧迫されるタイトさ故にあまり履けていないですが、久しぶりに挑戦してみようかな、と思っています。
思い返す機会をいただき、どうもありがとうございました!
hanaishiさま
いつもありがとうございます!
購入に至るケースが余りにも多すぎるのが悩みですが、今回ばかりは仕方ないと思っています、、、(毎回そう思ってる気もします、、、笑)
思い出が詰まった結納返し300、その活躍の機会の一助になれたのであれば幸いです。27年前の革のクオリティはさぞ素晴らしいものと思います。もうしんどければ、お店にストレッチ出すでも、ストレッチスプレーをかけてみるでも、是非たくさん履いてやってください!