パラブーツのソール比較!MARCHE Ⅱ VS PARATEXソール!!

どちらも良いソールです!!!

パラブーツのソール比較!

パラブーツと言えば自社製ラバーソール。

このラバーソールは柔らかくクッション性がありながら耐久性も十分という靴底用の素材としては夢のようなシロモノです。

通常ソールが柔らかければクッション性は増しますが、そのぶん削れるのは早くなります。クッション性と耐摩耗性はトレードオフ……。

なのにパラブーツはそれを両立している……!!ダイナイトやリッジウェイタイプ、コマンドソールなどを履けば履くほど、パラブーツのソールの良さが身に沁みます。

その秘密はパラブーツ独特の構造にあります。

パラブーツは基本コルクを用いません。アウトソールからはラバーのフィンが幾重にも生えており、これが中底とアウトソールの間の隙間を埋める形になっています。

なので、中底とアウトソールの間には空気が溜まっており、NIKEのAir Maxさながら空気がそのクッション性を増しているのです。

グッドイヤーウェルテッド製法自体が手縫い靴を機械で作るためにアレンジした製法でしたが、パラブーツはさらに先を行く……まさに産業革命ですよね!!

そんなパラブーツのソールですが、結構たくさん種類があります。PARATEX、マルシェⅡ、グリフ2、アクティブ(アクテム)、マリン、レイド……

もでぃふぁいど も全て履いたことがあるわけではないのですか、今回は比較的目にすることが多いPARATEXとMARCHE IIを取りあげます。

PARATEXソール!

パラテックスソールは日本における代表モデル、シャンボードにデフォルトでついているソールなので目にすることも多いソールです。

「パラブーツ」とは、ソールの原料を出荷していたブラジルの「パラ」港、そしてアメリカで創業者が発見してきたラバー「ブーツ」を掛け合わせて「パラブーツ」であるという話は有名です。

その文脈で見ると、ブラジルの「パラ」港とソールの原料である「ラテックス」。これが「パラテックス」ソールの由来でしょう。たぶん。

PARATEXソールと言えば、このRP!パラブーツ創業者、レミー・リシャール・ポンヴェール氏のイニシャルと言われています。そう思うとブランドの歴史を全て汲んでいるソールと言えそうです。

雨の日、屋内に入った際、床にこのRPをキチンとスタンプしようとする紳士は後を絶ちません。え?やらないですか?

あと改めてわかったのは縫い糸が表に出ているオープンチャネルであること。オープンチャネルの靴は、この出し縫いの糸から内部に水が染みるとも言われますが、ひとまずこの靴を履いていて気になったことはありません。

PARATEXソールのいいところ!

PARATEXソールはパラブーツにおける標準的なソールとも言えます。日本ではシャンボードが1足目になる方が多いので、畢竟ソール初めもPARATEXソールになる方が多いのでは?

そんなTEXソールの特徴は、ヒールが別パーツであること。

つまり、ヒールが削れてきたらヒールを取り外して交換することが可能です。修理面ではパラブーツの他のソールに比べて一歩リードしているソールと言えます。

PARATEXソールのイマイチなところ!

良いところの裏返しでもありますが、ヒールのパーツが取れてしまうことがあるそうで。

曰く接着剤が日本の気候(湿度/気温)に向いていないというウワサですが、そんなに症例が多いわけではなさそうなので今は改善されていることでしょう。

もでぃふぁいど も累計3年くらいは履いていますが、一度も取れたことはありませんのであまり気にしていません。

ただ、釘が打って留めてあるわけではないのでパラブーツの他のソールと比べれば「ヒールが取れる可能性」はどうしても排除できません。

これもトレードオフですね。

あと、些細ですが凸部のパターンが薄い気もします。RP部分を始めとして凸部のシボが大きく、ここはすぐにまっさらになってしまうのでパラブーツの他のソールと比べれば滑りやすいかも。

右側には残っています

ヒールの画像がわかりやすいですかね。半年前、新品時のヒールがこれ。

今はこう。まぁ今のところ滑らないので無問題ではありますが。

MARCHE II ソール!

マルシェ2ソールは、ミカエル、ランス、ウィリアムなど多くのモデルに用いられているソールです。パラブーツのソール2枚目はこのソールになる方も多いことでしょう。

マルシェとはフランス語で「マーケット、市場」という意味です。石畳の町でのちょっとした買い物に最適ってこと?1はあるの?など、謎が多いソールでもあります。笑

この亀の甲のようなパターンは踏み込んだときに体重を外側に分散するパターンになっている……というもっぱらのウワサですが、正直体重を外側に分散もクソもそれで歩き心地や耐久性に影響があるのか?という気がしないでもありません。履いてても特に何も感じないので。でも今のところパラブーツでは1番好きなソールです。

MARCHE IIソールの良いところ!

MARCHE IIはヒールまで一体成形のソールです。PARATEXの裏返しですが、ヒールが取れる心配はありません。

あともうこれは好みかなという気もしますが、個人的にはPARATEXより履き心地が好きです。

PARATEXってソール裏面が平面なのでボフッと接地する感覚があるのですが、マルシェⅡはパターンのおかげか、よりスムーズに足を踏み出せる印象があります。自然に丸みを帯びているというか、足運びがスムーズです。

PARATEXで気になったパターンの薄さも問題なし。

MARCHE IIも凸部のパターンは細かいですが半年履いた時点ではPARATEXより滑りにくい気がしています。

あと、正確にはヒドゥンチャネルではないですが出し縫いの糸がソール表面に見えないですね。縫った後にアウトソールを接着する形になっているかと思うので、オールソールは靴に負担をかけずにできそうです。

MARCHE IIソールのイマイチななところ!

もうここまで言えばわかるかと思いますが、マルシェⅡのイマイチなところは一体成形のソールなので、ヒールだけ減ってしまったときに修理が難しいことです。

とはいえ、その辺のミスターミニットさんでもヒールにゴムを継ぎ足す形での補修ができるので、問題ないと言えば問題ないです。見た目はゴムの継ぎ足し感が否めない感じになるので、外観を妥協できるかどうかかな、と思っています。

まぁ、ヒール減っただけでオールソールというのもコスパが悪いのでそうせざるを得ないんですけどね。

まとめ!

履き心地、接地感がボフッとしていてよりスニーカーライクなのはPARATEXソールな気がします。空気の層が入っている感じがするので、キャッチーな履き心地です。

マルシェⅡは良くも悪くも革靴ライクなラバーソールというか。いやそんなこともないかもしんない。ともかく歩行がスムースで良い感じに丸みを感じる歩き心地です。好き。このあたり酔いながら書いています。

結局は好みだと思いますし、ソール違いで選べるようなラインナップにもなっていないのでソール基準でモデルを選ぶ方もいないだろうと思うのですが(笑)、ご参考になれば幸いです!

沼の住民に推奨なのは両方買って違いを楽しむことです。一度しかない人生、パラブーツも極めておきましょう。今年雨多いのでオススメです!!

最後まで悩んだこっちの色も春夏軽快に履けそうでやっぱり良いなぁ……。


Photonはマジで重宝しています。しかも定価自体がちょっと安いのも嬉しい!!!


今日のモディファイ!

靴のソール写真しかないという狂気の記事でしたがお楽しみいただけたでしょうか?

イマイチだった方は、モデル紹介の記事もおかわりどうぞ。笑

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