ぼくのかんがえた さいきょうのSt.Jamesをつくろう!
Gaziano&GirlingでMTOのキャンペーン!
経緯は後述するとして、とにもかくにもGaziano&GirlingでSt.JamesⅠ,St.JamesⅡのMTOフィー無料キャンペーンが始まりました!!
St.Jamesは下のGaziano&Girling公式Instagram(3枚目以降)にあるように内羽根アデレードのモデルで、Gaziano&Girlingで最もアイコニックなモデルです。
Google翻訳は以下の通り。
今月のシューズには非常に特別なオファーがあります。
5 月は、St James I または St James Il の MTO 料金は無料です。
これらのモデルのいずれかを任意の組み合わせで選択でき、通常の MTO 料金は免除されます。
このオファーには、MTO と OPTIMUM MTO の両方が含まれます。
当社の OPTIMUM MTO は、標準の MTO と同じカスタマイズ オプションをすべて提供しますが、当社のビスポーク チームは、完全オーダーメイド サービスと同じ仕様に合わせて完全に手作業で作成します。
最もアイコニックなモデルをあなたのコレクションに加える絶好のチャンスです。
Optimum サービスの詳細については、ウェブサイトをご覧いただくか、チームまでお電話ください。
Gazianogirling.com/optimum
注文については、メール、WhatsApp、またはこちらの DM で Savile Row チームにお問い合わせください。注文の設定をお手伝いします。
オファーは 31 日まで
Gaziano&Girlingではここ数ヶ月間、月替わりで特定モデルのMTOフィー免除のキャンペーンを行っていましたが、今月はイギリス国王チャールズ3世の戴冠式に合わせてSt.Jamesが選ばれました。
というのも2019年1月にチャールズ皇太子(当時)が訪れ、色々あった末にビスポークで2足オーダーしたのが、St.Jamesなのです。
経緯については下記THE RAKE JAPANさんの記事に詳しいです。
靴好きならこの記事必見です!!個人的に好きなエピソードはこちら。
(チャールズ皇太子は)外反母趾の痛みに悩まれていて、ストレスなく履ける靴が、50年間履き込んだ2足しかないと仰っていました。
https://therakejapan.com/issue_contents/invest-gaziano-girling-special-bespoke/
50年間履き込んだ2足……!!
そう、このチャールズ3世、靴好きご存じのチャールズパッチのチャールズさんです。つまり、この50年間履き込んだ靴、というのは1968年にジョンロブで作成した靴ですね。2019年当時で50年ということなので、作った年とだいたい一致しています。
(……となると物持ちが良い、と言われるチャールズ3世、たしかにその通りですが、単に合う靴がないのでしょうがなく履いていたようにも……)
で、大事なのはGGでオーダーしたSt.Jamesは、履き始めから50年履き込んだジョンロブに匹敵する快適な靴となり、大変喜ばれていた、という部分!!!
Gaziano&Girlingの履き心地、恐るべし……!!
お持ちの方は同意いただけると思うのですが、ここの靴は履き初めから本当に柔らかく、ストレスフリーです。
OPTIMUM MTOも?
先の投稿のキャプションを見ると、usual MTO Feeをバイバイする、OPTIMUMオプションも含む、というふうに取れます。OPTIMUMはガジアーノガーリングのビスポークを担当する職人さんたちが、作成するMTOのライン。
Hand cut, Hand Welted, Hand sole stitched, Hand finished.
https://www.gazianogirling.com/optimum/
とのことなので、10分仕立て、つまり既製の木型でビスポークと同様の作りになる、ということのようです。(hand lastedはないので吊り込みはマシン?)
さすがに既製(St.Jamesは£1,040)と同じ価格でOPTIMUMまでは無理だろ……!!と思いつつも念のため問合せてみた結果、OPTIMUMの場合は割引後で£3,225になるとのことでした。(割引前で£3,600)
つまり、今回はMTOフィーである£375を免除、という認識で良いようです。通常のラインも、既製£1,040→MTO £1,415なので差額は£375。納得です。
ポンド表記だとイマイチ価格がわかりにくいですが、1ポンド170円で計算すると、OPTIMUMは割引後で約55万円。ここに関税が乗り得るので……
もでぃふぁいど は一瞬で遠い目になってしまいましたが、車はランボルギーニ、時計はブレゲのトゥールビヨンな読者の皆さんならきっと10足くらいオーダーできるはず!あとをお願いします。
St.James、作るなら?
OPTIMUMは思わず遠い目になってしまうものの、通常のMTOも素晴らしい作りですし、St.Jamesは持っておいて損なしの1足なのは間違いないでしょう。もでぃふぁいど も余裕があれば、もう飾る用でいいから買いたかったです。
とはいえ、作ろうとすると結局黒のカーフ、シングルレザーソールってんで、既製と同じになっちゃいそうだなー、という気もします。
となるとチャールズ3世と同じようにダークマルゴーで?それとも下の投稿の3枚目のように色で遊ぶ?
でも最近思うのが、なんだかんだで日本は雨が多いです。(雨男なので)
履き心地は個人的にレザーソールのが良いのですが、こういう機会にラバーソール&雨に強いアッパーで作っておくというのも一興かなと思います。
皆さんだったらどんなSt.Jamesを作りますか?
今日のモディファイ!
ときめく仕様が頭から離れなくなったらMTOオーダーのサインです。諦めてGGに連絡しましょう!
もでぃふぁいどさん、360°満遍なくチェックされていますね。
THE RAKE JAPANのいい記事も紹介いただき、ありがとうございます。とても興味深い記事でした。
いわゆる色ち買いをなさっているとは …。
ガジアーノ&ガーリングのSt. JamesのMTOで、そういったキャンペーンが行われているとは知りませんでした。素敵なキャンペーンですね!
オックスフォードで雨天用の靴を考えるとはさすがだなぁ、と思います。
レザーソール好きは、雨の日の出勤は気分が上がりにくいですが、St. Jamesでシンプルなラバーソール(WENSUM SOLEとか)で出かけられると、気持ちよく外出できるのではないでしょうか。
昔エドワードグリーンでWENSUM SOLEでMTOしたことがありますが、ダイナイトに比べてしなやかで、いい履き心地でした。お勧めです!
hanaishiさま
コメントありがとうございます!!
革靴に関するエピソードは出どころ不明なものが多い中、今回のようなエピソードがきちんと残っているのは素晴らしいことと、私も思います!
私は雨男でケチで面倒くさがりなので、結局雨の日には濡れてもケアがカンタンかつ頑丈な靴ばかり履いてしまいます。笑
なので必然オックスフォードもそういう靴があると気兼ねないのだろうな……と。
Wensumは以前から気になっていたのですが、グリーンにもあるんですね!しかもダイナイトより履き心地良いとは!!
なかなか感想が見当たらないので躊躇していたのですが、俄然興味が増しました。St.Jamesにするかは(財布事情から)さておき、ダイナイトやリッジウェイ以外の選択肢を探っていきたいです!!貴重な情報ありがとうございます!!
もでぃふぁいどさん、こんにちは。
現在エドワードグリーンはR1ソールを出しているので、Wensum Soleは扱っていないかもしれませんが、G&Gでは今取り扱っているようなので,試してみる価値はアリだと思います。
20年弱前だったと思いますが、当時Wensum Soleがオーダー可能で、サイドエラスティックシューズのKibworthというモデルのソールで、カジュアル中心でしたが、スーツでも履いていました。
エドワードグリーンの靴もリッジウェイでも最初からかえりがいいですが、Wensumはしなやかで踵がついてこないなんてことは、まったくありませんでした。
※過去形なのはお察しください(笑) かなり良かったのですが、アッパーの色味が最近の好みに合わなくなってきて、手放しました。
ガジアーノ&ガーリングでもたしかサイドエラスティックがありましたよね。それにWensum Soleを合わせるのもいいんじゃないかと思います。
またまたオヤジの戯言、失礼しました!
hanaishiさま
情報ありがとうございます!
私もKibworth狙っていた時期がありました。笑
レースステイ(紐ないですが)周りのブローグのラインがたまらんなと……。
しかしwensumソールはサイドエラスティックでも問題ない返りなんですね!ゴム底にしてカカト抜けたらどうしよう、というのはサイドエラスティック選ぶ際の懸念だったので情報とてもありがたいです。
今持ってるGGのレイジーマンをもう少し履いたら、Wensumにオールソールするのがいい気がしてきました……。
その前に例年2月の全てのモデルでMTOフィー無料キャンペーンでサクッとやられてしまうかもしれませんが……。笑
もでぃふぁいどさん、こんにちは。
大変失礼しました! 過去記事を拝見しましたが、Barclayをお持ちだったんですね。
素敵なスペシャルオーダーが加えられていて、見事な逸品ですね!
これにWensum Soleを合わせるのは、とても良いのでは、と思います。
以前、GGに雨の日用のラバーソールの靴をMTO依頼した際、アッパーにはハッチグレインより、通常のカーフを推奨されたことがありますので、Wensum Soleに替えることで、雨の日にも使える、より素敵なBarclayにできるのではないでしょうか。
ちなみに、私がGGにMTOした雨の日用の靴のアッパーは、どうしても試したかったハッチグレインですが(笑)
何度も失礼しました!
hanaishiさま
いえいえ、こちらこそ色々勉強させていただきありがとうございます!
雨の日用の靴にハッチグレインより普通のカーフ……!その心、大変気になります。
雨の日も履けるレイジーマンになれば、履く頻度は大変多くなりそうです。GGのレザーソールはドレッシーで薄いので雨の日はやっぱり躊躇われるんですよね……。
しかし、hanaishiさまもGGのMTOを抑えられているのは、同じ穴のなんとやらというか、やはり同じ穴なのだなと思わずクスっときてしまいました。
EG,GG,ウエストン……きっと他にも素敵なオーダーをされてきたことと思います。
私も同じ状況だったらハッチグレインを初志貫徹することでしょう。欲しいもんは欲しいということで。笑
ぜひぜひ今後とも色々勉強させてください!よろしくお願いいたします!