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革靴の個体差〜あるいは年代での変化について【J.M.WESTON180の場合】

特にシリーズ化の予定なし!!

J.M.WESTONの180を比較!

J.M.WESTONの180シグニチャーローファーと言えば、色ち買い必至の危ない靴。

例によって、もでぃふぁいど も2足持っています。たまにはインスタも貼っておこう。

しげしげと眺めていたら、ぼちぼち違いがあるこの2足。

ネイビーのものは2016年12月にオーダーしたもの。

タンブラウンのものは昨年アウトレットでゲットしたもの。

この間に、箱が青く変わったあたりで仕様の変更がありました。

たとえばわかりやすいのはヒールのラバーの形。新しいモデルはこの形です。アゴのとこのギザギザの意匠も前のモデルにはありません。コストダウンじゃない仕様変更、ステキ。

削れちまった後ですが、比べるとこう。化粧釘の潰れかたも違いますが、変わったんでしょうか。

これは個体差?

さて、ここからは個体差かな?仕様変更かな?わからないな?という部分です。

まずソールのウエストのクビレ。右側が6.5D、左6.0Dなので、サイズが大きい右側の方が太そうなものですが、実際にはスラッとほっそり、さらにグラマラスにくびれています。

ちょっと垢抜けないのがウエストンぽさかと思っていたのに、思わぬ一面にドキリとさせられてしまいました。いやだって、ハントもハーフハントも、「クビレ?ハァ???どこ見てんの??」と言わんばかりの逞しさじゃないですか。

たくましいソール

まぁでもこれは、ソールを切り出す型が変わったのかも。

今回この記事を書くきっかけになったのはこちら。

コバの張り出しが全然違う!!ということ。

なんならネイビーの方は地獄の修行を経てアッパーはそこそこ伸びているはずなのに、それでもこのコバの張り出し。

これは……最後、ソールの仕上げの時にどれだけ削り込むかは職人さんのセンス次第な気がします。○mm残せ!とかマニュアル化されているのでしょうか?

というわけで、仕様変更だけでなく、機械を扱う職人さん次第で靴の出来って変わってくる、つまり個体差って良くも悪くもあるよなぁ、というのを改めて感じたのでした。

ウエストンぽく垢抜けないネイビーのソール周りの雰囲気も好きですし、キッチリ上品にキメてきたタンブラウンの仕様もまた好きです。

うーん、もう1足作ったらどんな雰囲気になるんでしょう。しかし先立つモノがない。そもそも何を作るのかも全然決まらない!!1年くらいのんびり考えましょうかね……とかやってると、やっぱり決まらないので、「今の気分を残しておく」という感覚でエイヤで作りたい。でも先立つモノがない。

皆さんの180のコバの張り出し具合はいかがでしょうか。

今日のモディファイ!

ついてに「こんなん作ったら楽しそう」という180のアイデアも募集します。作る保証はありませんが!!!

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