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履き心地で選ぶならCROCKETT&JONES CAVENDISHⅢ!!ウエストン180との比較も!!

ローファーって脱ぎ履きしやすいしサイコーだよな…と、この週末再確認した、もでぃふぁいど です。

今日は2足目のローファーを探している、もしくは履き慣らしであんまりツラい目にはあいたくないなぁ、という方に向けて。

前提:何故穴馬?〜ローファーの定石

まず、始めに言わねばならぬこととして、ローファーには絶対王者がいます。

J.M.Weston 180 signature loaferです。

大なり小なり異論はあれど、まぁでも、そうかもな、と思っていただける方も多いのではないでしょうか。

理由は3つ。

・最高の素材
・最高のフィッティング
・最高のクラシックスタイル

J.M.Westonのスペシャルオーダーの結果やいかに!!?

さて、そんなJ.M.Weston 180 signature loaferですが弱点もあります。

履き慣らすのがめっっちゃしんどい。

ローファーは、レースアップシューズ(紐で結ぶ靴)と比べるとフィッティングの微調整が効きません。レースアップシューズなら足がむくめば紐を緩めればいいし、緩くなれば紐で羽根が閉じ切るまでそれなりに締められます。

しかしローファーは紐がないため、微調整ができません。よってキツめに甲をホールドし、サドルと呼ばれる甲のベルトの革が伸びて馴染めばナイスフィッティング!という設計になっていることが多いです。

その際たるものが180signature loaferでしょう。甲だけでなく、足の指の付け根であるボールジョイントも同様の考えでキツめに作られているため、革が伸びて馴染むまでは「万力締め」とまで揶揄される修行級の履き慣らしを経なければなりません。

…と、いうのがローファーの定石なのですが、今回そこに一石を投じるダークホースをご紹介します。

それがこの、

CROCKETT&JONES CAVENDISHⅢ Whiskey CORDVAN!!(クロケットアンドジョーンズ キャベンディッシュ 3 ウィスキーコードバン!!)

whiskeyとwhiskyの綴りがありますが、このコードバンのタンナーはホーウィン社、つまりアメリカンですのでwhiskeyを採用してみました。

そもそもキャベンディッシュ ?カヴェンディッシュ?そこは永遠に謎です。

CROCKETT&JONESとは!

CROCKETT&JONESは、1879年、イギリスのノーザンプトンという靴メーカーの聖地でチャールズ・ジョーンズ氏と、その義理の兄弟ジェームス・クロケット氏が創業した、靴メーカーです。
140年に迫ろうかという社歴の中で、様々なブランドにOEM製品を供給してきたノウハウを生かし、現在は「木型を最も多く持つ」靴メーカーとして自社ブランドを確立しています。
現在も家族経営が貫かれており、4代目社長のジョナサン・ジョーンズ氏が「10年履いても趣味が良いと言われる靴を作り続ける」と言うようにクラシックながらも現代に通用するスタイルの靴を追求し続けています。

簡単に言うと、

・クラシックながらもほどほどにスマートでカッコいい!

というバランス感覚に一つ抜きん出たブランドだと言えます。

古いデザインの靴は、つま先が短くポッテリとした靴が多いです。それはそれで大変に魅力的なのですが、足が短く見えるという大変なアレもはらんでいます。

その点、クロケットジョーンズの靴は誰から見てもスマートでカッコいい。そして靴好きにも「おっ」と一目置かれる素材の良さ、クラシックなスタイルを併せ持っているのです。

今日はその中でもタッセルローファーの雄、キャベンディッシュを見ていきたいと思います。

CAVENDISH Ⅲ(キャベンディッシュ スリー)とは!!

クロケットジョーンズのモデル名とラストについて

クロケットアンドジョーンズは靴のスタイルごとに、またレギュラーラインと、上位ラインとなるハンドグレードごとにモデル名が変わります。

基本のラストの場合はモデル名のみ、ラストが違うバリエーションはモデル名末尾の数字で表します。

例えば、キャップトゥのハンドグレードなら、AUDLEY(オードリー)です。レギュラーラインのキャップトゥはCONNAUGHT (コノート)。(他にもKENTケント等あります。)

同社の看板モデルとなるAUDLEYにはラスト違いのバリエーションがいくつかあり、

AUDLEY(ラスト337)
AUDLEY2(ラスト350)
AUDLEY3(ラスト367)
AUDLEY4(ラスト369)
AUDLEY5(ラスト373)

もしかすると他にもあるのかもしれませんが、よく5兄弟として伊勢丹なんかで一斉お披露目されています。
何も知らない人から見たら全部同じだろ!!となるこの5兄弟も、履き心地は誰にでもわかるくらい違います。この辺りはさすが、「世界一木型を持っているファクトリー」の面目躍如といった感じです。

さて前置きが長くなりましたがCAVENDISH Ⅲです。

CAVENDISHはレギュラーラインのタッセルローファーのモデル名です。

とりあえずタッセルローファー挙げて、と言われれば元祖であるオールデンの次くらいに挙がるくらいの知名度です。

キャベンディッシュ3ということは基本となるキャベンディッシュ、キャベンディッシュ2と来て、キャベンディッシュ3があります。

ラストはそれぞれ、

キャベンディッシュ(ラスト325)

キャベンディッシュ2(ラスト325?)
あんまり売ってないので謎です、、、

キャベンディッシュ3(ラスト375)

というようになっています。

キャベンディッシュ2、なんだったかなぁ。今となっては全然情報が出てこない笑。

ともかく、もでぃふぁいど がおススメしたいのはキャベンディッシュの「3」です!!

履き心地が全然違いますので、よく1とか2はセールにかかったりしますが購入の際によく注意しましょう。3はあんまりセールにかかるの見ない気がします。

さて、キャベンディッシュ3に採用されているラスト375は325を日本人にあうよう改良したものです。具体的には土踏まずを絞り、カカトを小さくしたことでフィッティングの向上を図った、とのことです。

このモデファイは効果テキメンでした。

180と比較した履き心地

J.M.Weston180の再登場です。

履き慣らした180は全方面から心地よい締め付けがあり、「第二の皮ふ」なんて言われるのも納得の一体感。確かにそこを目指したのであろう、ローファーのお手本となるフィッティング/ラストです。

一方キャベンディッシュ3のラスト375が目指したのはメリハリのあるフィッティングでしょう。

適度だけど全くツラくはない締め付けのボールジョイントと甲。

土踏まずを心地良く支えてくれるウエスト。

そして脱ぎ履きしやすいが脱げることはない絶妙なホールド感のカカト!!!

特にウエストからカカトにかけての靴の後ろ部分、ここがキャベンディッシュ3のフィッティング最大のポイントです。

そう、つまりこのラスト375は、

靴の前半分で無理に締め付けなくても、カカトさえついてくれば気持ちよく歩けるよね、というローファー界にイノベーションを起こしたラスト

なのです!!!!

事実、もでふぁいど はこの靴を履き慣らししていません。

初めからすごく気持ちの良いフィッティングで長時間着用できました。全然ツライことはありません。

その後沈み込みや伸びがあって若干緩くはなりましたが、足が靴の中で動くようなこともなく。

カカトも変わらずついてくるので全く問題ありません。

なんなら、手持ちの靴の中でもっとも気軽に素早く履ける靴かもしれません。


あんまり長くなってしまったので、ウィスキーコードバンについてはまたの機会にしようと思います。

以上、キャベンディッシュ3のレビューでした。

サイズ感は7でちょうど。
もでぃふぁいど の他の手持ちの靴のサイズは、
J.M.Weston 180 6D
J.M.Weston GOLF 6.5D
Alden バリー8D
Aldenモディファイド7.5-8D
その他英国靴は7です。
実測は左25.2cm、右25.4cm。
ご参考までにどうぞ。

毎回楽しく書かせてもらっていますが、誰かのためになれば幸いです。

今日のモディファイ!

キャベンディッシュ3に用いられたラスト375はローファー界にイノベーションをもたらした新世代日本人向けラスト!!
履きならしがしんどい!楽な履き心地でナンボなアメリカンなあなたに超絶フィッティングをご提供してくれるのはキャベンディッシュ「3」!!!!


クロケット&ジョーンズ【Crockett&Jones】CAVENDISH3(ウイスキー) シェルコードバン レザーソール タッセルローファー 馬革 メンズ

クロケットといえば名店Frameさん。もでぃふぁいど はこちらのショップで購入しました。丁寧迅速でさすが正規取扱店さんです。クロケットのシェルコードバンは超絶クオリティです。次回磨く時はもっと光らせようかな。

ちなみにケアはクレム1925のコニャックです。

クレム1925 コニャック 75ml 【 シューケア 栄養 補色 保革 ツヤ出し スムースレザー クリーム 】 サフィール ノワール ( Saphir Noir )

バーガンディもいいなぁ。。。ラスト325、クラシカルです。

クロケット&ジョーンズ タッセルローファー CAVENDISH CORDVAN キャベンディッシュ コードバン


クロケット&ジョーンズ【Crockett&Jones】CAVENDISH3(ブラック)カーフ レザーソール タッセルローファー 牛革 メンズ

正直色違いで黒カーフ買って会社にジャケパンで履いて行きたい。そのくらい最高です。


クロケット&ジョーンズ【Crockett&Jones】CAVENDISH3(スナフ) スエード レザーソール タッセルローファー 牛革 メンズ

スエードおおおお。スエード靴、縁がなくて実は手元にありません。第一候補なんです。サイズがあれば。。。。。シンデレラボーイの方、どうぞ。


クロケット&ジョーンズ【Crockett&Jones】CAVENDISH3(ダークブラウン) スエード レザーソール タッセルローファー 牛革 メンズ

ダークブラウンも悩む。。。スエードはちょっと安いのも魅力的です。

もう一足欲しいなあ。。。。スエードか、黒か、、、、

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