休日に履きたい靴が多くて困る、もでぃふぁいど です。ドーヴァーも履きたいし、いやでも、ご紹介できていない新入りも履きたいし、、、、
いや待てよ、、、休日を増やせばいいのでは、、、?
うーん、増えろ休日!増えろ〜!
今日はエドワードグリーンのユタカーフのエイジングやケアが気になる方に向けて。
このシリーズではそれぞれの靴のモデルに対し、エイジングのポイント、そして最適なケアを探っていきたいと思います。そしてそれを続けたエイジング結果がこれだ!というお話です。
もでぃふぁいど のドーヴァーに対する、ほとばしる愛情については、お時間あればこちらを見ていただくとして、笑
早速エイジングの考察に入っていきましょう。
1.EDWARD GREEN Doverのエイジングの方向性!
ドーヴァーと言えばUチップ、アンプラグドオーバーレイ、エプロンフロントダービー、ノルウィージャンシューズ等色々な呼び名のあるスタイルの靴ですね。
フランスではハンティングシューズ、イギリスではカントリーシューズとして採用されていた意匠の靴です。
これをスマートでドレッシーに仕上げたのがドーヴァーという靴です。
カントリーだけどドレッシー。
が、もでぃふぁいど のドーヴァーはグレインレザーでゴールドという明るい赤茶…もはやオレンジに近い……カラーなので、再びカントリー側に全力で振りなおしているモデルです。笑
若干ドレッシーなカントリーシューズって感じですかね。
さて、そしてエドワードグリーンに特有の素材、ユタカーフは、デルプレというオイルを入れた超絶高品質カーフに型押ししたものです。
グリーンの公式サイトを見ても、
「柔らかな表面を持ち、クリームで靴を育てたい人はこれ!」みたいなことが言われています。
そう、この革、ワックスを使うことは推奨されていないのです。
表面が柔らかいので、ワックスを厚塗りするとそれがヒビ割れたときに革表面にささり傷がつく、みたいなことらしいのですが……。
じゃあ少しくらい良いじゃない?という気もします。笑
まぁワックスでピカピカにしたければ、普通のカーフ選べば良いですね。
また、オイルが多く入った革と言っても、しなやかさを出すためであって、耐水性はあまり期待しないほうがいいかもしれません。
そして、色味ですが、普通のカーフより控えめにアンティークフィニッシュがされています。つま先とかかとのサイドが色が濃く仕上げられています。
ここはできるだけ現状維持かな~。
っということでエイジングの方向性を定めました。
①カントリーシューズとしてタフに履けるよう、耐水性を伸ばす。
②ワックスは使わない(使えない)
③色味は基本キープ。
2. 50種以上試した結果!選びだされた精鋭たち!!
画像クリック先で購入できますので、ご入り用の方はどうぞ。
(1) サフィールノワール クレム1925コニャック
(2)コロンブスアーティストパレットダークブラウン
(手持ちにあるので使っていますが、クレム1925のタバコブラウンでも良いと思います)
汎用アイテム
・ほこり落とし用馬毛ブラシ
・磨き用馬毛ブラシ(上のもの2本で大丈夫です)
・ペネトレイトブラシ
・山羊毛ブラシ
・グローブシャイン
・ネル生地
3.実際のケア方法!!!
というわけで実際のケアの様子がこちら。今回のケア目的はほぼつま先の補色です。
3.1馬毛ブラシでホコリを落とす
サササーっとブラッシングします。
3.2クレム1925コニャックを塗る!
ペネトレイトブラシで塗っていきます。多すぎるよりは少ないほうが良いので、気持ち少なめにつけていきます。結構一気にクリームが浸透しやすく、染みっぽくなりがちなのでやっぱり少なめです。
5分後、ほこりを落とすのとは別の馬毛ブラシでブラッシングし、そのあと軽く空拭きします。表面が柔らかいので、豚毛ブラシはオススメできないです。
もでぃふぁいど はウイスキーコードバン用の馬毛ブラシと兼用してます。(最近買いました)
(3.3アーティストパレット(濃いクリーム)を塗る)
濃いもの、とはいいますが、この靴の色でダークブラウンくらいで良いと思います。が、クレム1925のコニャックでじゅうぶんケアできているので、まだ出動の機会がありません。
3.4乾拭き
布で軽く拭いたのち、ヤギ毛ブラシ→グローブシャインの順で軽くブラッシング/乾拭きします。
っというわけで
完成!!!
エドワードグリーン ドーヴァーユタカーフ1年エイジング!!!
正直1年しか経っていないんでそこまで変わっていない、、、
そうでもないか?
マットな革でしたが、じんわりツヤが出てきました。うーん、良い感じ。
というかすごく良い感触なんで、革だけでも買って触っていただきたい。笑
ツイードに合わせて良し、ジーパンに合わせて良し。ああ。履いて出かけたい。。。
いや待って?欲しいなこれ??
余談~オイルドレザーには油性クリームが相性良し?
ユタカーフはオイルドレザーなので、油分多めの革です。ということから、やはりケアはサフィールのクレム1925に限りますね。なんせ、油性なのでそのあたりはバッチリです。
コロンブスのアーティストパレットも良いですが、販路が限られていてオススメしづらいんですよねぇ。
今日のモディファイ!!!
やっぱりオイルドレザーにはサフィールノワールのクレム1925!耐水性アップでさらに信頼できる相棒に!!クリームオンリーが推奨されるユタカーフならなおさら!ツヤも出やすいクレム1925でユタカーフのエイジングを究めよう!!!!!うーん今後が楽しみ!!!
以下、今回使ったものです。
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