靴の縫い目と防水性(アッパー編)〜やはりプレーントゥが最強か？？

でももう梅雨明けました？

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靴のアッパーと防水性

これで梅雨明けてないんですかね？あちいのなんのって。

でも雨が降る日はガッツリ降ることでしょう。だいたい天気予報は夏の間中、「晴れときどき曇り、ところによっては夕方から雷を伴う大雨」ってな具合で「いつ夕立にあっても泣かないでね」みたいな感じです。でも靴好きは泣くんだな。夏の水不足を救うのは夕立に遭った靴好きの涙であると古来より言われています。

となると革靴好きとして晴れ靴を履きたい、という気持ちはありつつ気になるのは「いったいどんな雨靴を履くべきか？」ということ。今日はアッパーの防水性について改めて考えたことをつらつらと書いていきます。

というわけで脈絡なく出てくるのは、昨年入手したブルックスブラザーズのコードバンアンラインドローファー。

アンラインドなのでコードバンの内側ってどのくらいケアすればいいのか、ほぼ未知数です。でもカピカピに乾いてるよりは、多少潤いでもあった方がよかろ、とリッチモイスチャーを塗っていたそのとき。

ふと靴の内側を見てみると、縫い目にそってバッチリ染料が染みています。笑

アンラインドなのでライニングがないぶん、染みた箇所は丸わかり……というか、どう見ても縫い目に沿って染みています。いやもう、派手にやったねぇ……。

オールデンの#8コードバンの靴は何かしらの仕上げ剤がぶっかけられているっぽい、というのは以前言及しました。

100日後に履かれるAlden〜57日目:染料の付着のなぞ〜仕上げ剤？

で、その仕上げ剤が糸に染み込んで、内側を染めたと。

となると、雨に当たった際も同様では？？？

つまり、雨は糸に染み込んで縫い目に沿って靴の内部を濡らすと。

あーやっぱり、縫い目って防水性を損なうのだなと。

そう考えてみると、プレーントゥサイドエラスティックのParaboot Photonはホントに理にかなっています。

ワックスたっぷりのリスレザー製なのでそもそも水に強いのはもちろん、アッパーに縫い目がないので水が染みにくいです。

実際、けっこう大雨の日に長靴代わりに履くこともありますが、靴の中まで濡れてしまったことはまだありません。

脱ぎ履きも楽なので、雨の日用に1足持っておくと重宝する1足です。

とりあえずコレ履いておけば間違いがない、という1足を確保しておきたい方には超オススメです。だってまだ旧定価だから！！！6.5や8の方、ぜひ。

これさえあれば「脱ぎ履きが予想され、かつ雨が降るかもしれない」みたいな長期の旅行なんかはマジでバッチリです。ジャケパンなら履けるので仕事もOKな勤め先も多いことでしょう。

まだ秋冬物を買う気は起きないけど、外さないモノを何か買っておきたい方にオススメ！！

一家に一足(以上)、パラブーツ！！