もでぃふぁいど も伺う予定です!
LIGHTBULB!
LIGHTBULBは日本の靴ブランドです。義肢装具士の野口さんとビスポーク職人の外林さんがタッグを組んでやっているブランドで、「履き心地1st」を理念として活動しています。
もでぃふぁいど は先日LIGHTBULBのアンバサダーに任命いただきました!詳しいブランド紹介についてはこちらもご覧ください!
というわけで今回は告知回+αです。
受注会開催!@浅草橋!
というわけで詳細は下記リリースをぜひご覧ください。
https://note.com/lightbulb_tokyo/n/na1a5e0312fc7
……いや、記事書くのをサボったわけではなく(笑)、本気でめちゃくちゃ気合い入れて書かれているリリースなので、もでぃふぁいど が書くよりよっぽど詳細がダイレクトで伝わると思います。
それでも基本的なことに触れておくと、開催概要は以下の通りです。
・日程:7/23(日)~7/29(土) ・営業時間:平日14時-18時、 土日11時-18時 ・場所:東京都台東区浅草橋2-13-8MULTI LAB.
最寄りは浅草橋駅、徒歩3分です。
23日(日)と29日(土)は野口さんと外林さんに対応いただけるとのこと。より深くLIGHTBULBについて知りたい方はこのどちらかの日がオススメです!!
LIGHTBULBの靴!!
とはいえ奥さん、受注会やるから行っといで、と突然こんなブログで言ったって、「いや、どんな靴なのよ?」ってなるじゃないですか。
というわけで、野口さんと外林さんにLIGHTBULBの靴の写真をたくさんもらってきたので眺めたいと思います。
まずこちら。超正統派パンチドキャップトゥ!!
既製靴で言えばエドワードグリーンの202ラストのような、ビスポークシューズで言えばジョンロブロンドンのような、気取らないトゥシェイプ。
結局、こういう靴を長年履いている人間こそ良い人だと思うので、もでぃふぁいど もめっちゃ欲しいなと思っています。
全体のバランスも大変に好みです。オーセンティックでトラディショナル。ショートノーズの靴は歩行時に指先が詰まることも多いですが、LIGHTBULBは整形靴的履き心地も特徴なので、その心配は皆無!!めちゃめちゃ気になります。
シンプルな靴だけでなく、もう少し装飾が入ったアデレードもお手のものです。このバランス感、フォルムの靴は探しても意外とありません。いやこれも欲しいぞ??アデレード、お持ちの方少ないと思うのですが、コレ超欲しくなりません?
全体はこんな感じ。この朴訥とした見た目から繰り出される超絶履き心地、想像つきません。
次は最近アツいジビエレザー、猪革もこの通り。これはマジで痺れる1足です。
この革でカントリーらしいフルブローグやダービーにいかずに敢えての内羽根パンチドキャップ。キャップトゥやプレーントゥでもなく、敢えてのキャップにブローグ。ほんの少しの遊びが入ったデザインとフォルム、素材のチョイスが絶妙すぎませんか??こんなん頼めるのなら頼んじゃうよ??という方、受注会にてぜひ。
一方でカジュアルなデザインはどうかといえばこの通り。
もう履き心地が良い予感しかありません。絶妙な変形デザイン、素材のコンビ感、そしてそれを生かす丁寧な手仕事。
別の靴ですが刮目せよ!この目付け!!
履いて満足、眺めて大満足!!
というわけで、興味を惹かれた方はぜひ受注会へGo!!!
ここにきての新ライン!
そして、この受注会の目玉は新ライン(製法)の受注開始です!!
その名をダイレクトグッドイヤー製法と言います。
グッドイヤーの名の通り、掬い縫い〜仕上げまではマシンメイドですが、靴底の返りの阻害要因となるリブテープを使わない製法とのこと。
つまり、ハンドソーン製法の靴と同様に中底に切れ込みを入れ(ドブ起こし)、その切れ込みに機械でウェルトを縫い付けるというわけです。
写真もいただきました。うーん確かにめっちゃ起こしてる!!!
それこそJ.M.WESTONの靴はリブテープ使わないグッドイヤーなので、返りのフィーリングは近いかもしれません。
そして、掬い縫い〜仕上げまでファクトリーメイド、ということは?ということで聞いてみたところ、木型への吊り込みはダイレクトグッドイヤーでも手吊り込みとのこと。
なぜなら、
いずれのオーダーも手で吊り込む点に関しては、やはり私たちが1番大切にしたいフィッティングの部分(木型のポテンシャルを余すことなくアッパーと中底に反映する事)を第一に考えたゆえです
と、外林さんに教えていただきました。さすが、フィッティング1stの理念にブレがありません。
さらに何が嬉しいかって価格も見逃せません。一部をマシンメイドにすることによってだいぶ抑えられています。
LIGHTBULBでは3種類の方法で靴を作ることができますが、MTOではダイレクトグッドイヤーを選択することで価格をかなり抑えることが可能です。
具体的には下記な感じ。
1. MTO(Made to Order)
LIGHTBULBの特徴であるトータルコンタクトラストをベースにしたパターンオーダー。
ゲージ靴のご用意がございます。
・ダイレクトグッドイヤー110,000円〜
・フルハンド210,000円〜
※いずれもオリジナルシューツリー込
2. MTM(Made to Measure)
トータルコンタクトラストをベースに、顧客のリモート足診断の結果に合わせたモディファイドラストを削り靴を誂えます。計測〜仮合わせ〜納品まで完全なリモートでのオーダーが可能です。
・ダイレクトグッドイヤー210,000円〜
・フルハンド250,000円〜
※いずれもオリジナルシューツリー込(2024年3月に価格改定が入りました。)
3. FULL-HAND BESPOKE
トータルコンタクトラストをベースに、リモート足診断の結果と顧客の希望に合わせてラストを一から削り靴を誂えます。
計測〜仮合わせ〜納品まで完全なリモートでのオーダーが可能です。
・フルハンドのみ400,000円〜
※オリジナルシューツリー込
つまりMTOでダイレクトグッドイヤーならツリー込み11万円〜。
いやコレは破格では!?
昨今パターンオーダーしてツリー込み11万に収まるブランドってかなーり少なくなってきました。
LIGHTBULB、気になってたけどいきなりMTMやビスポークはハードル高いなぁ〜と考えていた、もでぃふぁいど のような人間にはうってつけのお試しラインですね!!
個人的には、自分の足のタコやらカカトの小ささが気になるのでMTM(木型調整有り)を選びたいところですが、こちらもフルハンドが25万〜に対してダイレクトグッドイヤーならシューツリー込15万〜。
木型調整有りで、シューツリー込みのオーダーで15万!?
もうコレでしょ!!!最近の舶来高級革靴、15万でシューツリーつけられるところだいぶ少ないですよ!!オーダーなんて言ったらなおさら。自分だけのためにモディファイされた木型、最高では??(追記:上記の通り2024年3月に価格改定が入りました)
一世一代、ゴリゴリのドレスシューズを作るなら、しっかりクビレたウエストをフルハンドで追求したいところですが、ダブルウェルト(360°グッドイヤー)を採用するようなダービーシューズなどのカジュアルな靴は、このダイレクトグッドイヤーラインでバッチリ決まっちゃう気がします。
というかさっきからさりげなくダイレクトグッドイヤーのプレーントゥギブソンを載せていますが、このフォルム、やはり履き心地の良さに期待が高まるフォルムです。
ま、コレでバッチリハマって、あっという間にFULL-HAND BESPOKEまでやってしまう未来も見えていますが……。笑
だってフルハンドはこれで
こうですよ?ひゃあ〜整ってる!!
というわけで、もでぃふぁいど も期間中、ゲージ靴履きに行ってきます!ここまで書いておいて履き心地に言及できず申し訳ない!!でも期待はすごい!!
個人的に新たなブランドとの出会いということで、大変ワクワクしております。また靴履いたら書きますよ!!
今日のモディファイ!
皆さんと「あれ、すごいっすよね……!!」的な話がしたいなぁ〜(チラッチラッ
スカイツリーとか浅草観光がてら、とりあえず見てみるだけ、行ってみるだけでもぜひ。(財布の無事は保証しません)
hanaishiです。
素敵なご案内、ありがとうございます!
15万円でシューツリー込み/木型調整あり(削るんですよね !?)なんて、ほんと破格です!
靴のスタイルはPRTIMESの記事にある以下の5種類に限られるんでしょうかね …。
・Plain Derby(Gibson)
・Punched Cap Toe Oxford
・Long vamp Oxford
・Adelaide Oxford
・Full Brogue Oxford
この価格なら、靴のスタイルが限定されるのは仕方ないと思いますが。
できればサドルシューズ(サドルの前後に穴飾りがない、英国っぽいプレーンなタイプ)が作ってもらえるのなら、ぜひ!と思ってしまいました。ちょっと前までサイドエラスティックがあったらと言っていたのに、お恥ずかしい限りです。
先日ロイド銀座店で、店長さんと旧マスターロイドのキングストンというモデルの話になり、懐かしく思い出してしまいまして。
ほんとに、とても素敵なスタイル/作りで、履き心地を高めていこうというのには、頭が下がります。
hanaishiさま
こちらこそご覧になっていただきありがとうございます。少しでもLIGHTBULBの魅力が伝わっていれば嬉しいです。(私も体験するのはこれからですが!笑)
木型調整とデザインについて外林さんに伺ったので転載します!
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MTMの木型修正についてですが、まず基本はMTO木型を土台に足の計測からボールガースと踵幅の数値を基にして前後のボリューム調整が入ります。
イメージとしては一般的なメーカーの様にwidthを靴全体で一律に変更するのではなく、
前足部と後足部に分けてwidth変更する様なものです。
左右足それぞれに新しく木型をおこすので増減どちらも対応可です。
そこから必要な方(外反母趾や明らかに全体の流れから部分的な修正)は部分的な盛りが必要な場合は追加オプションが必要になる感じです。
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というわけで、大まかに左右前半後半で幅を決め、必要であればオプションで盛る感じですかね!
デザインについては、MTO/MTMはサンプルから選ぶ形だそうです。今後増やしていく予定とのことでしたので、サドルは需要少なそうだけど確実にオーダーしたい方もいるはず、ということで推しておきました!笑
現在でこそサドルはアメリカンなイメージですが、出自はたしか英国ですもんね。ロイドさん、さすがのラインナップです。
実現は保証できませんが、その暁にはぜひ!
足診断も含むということで、一般のお店よりかなり詳しく見ていただけるので、もしよろしければ「もでぃふぁいど!を見た!」を合言葉にいらっしゃってみてください!
もでぃふぁいどさん、どうもありがとうございます!
早速、外林さんにご確認いただけ(外林さんからも早速レスしていただけたようで)、お二人のご対応を本当に嬉しく思います。誠にありがとうございます。
MTM、とても興味がそそられます!
私は EG では 5C で大体満足していますが、やはり足の左右差はあって(左足は右に比べて 4mm 短いものの、甲は右より 3mm 高い)、たまに気になるときがありますので、試してみたくなりました。
あ、そもそも UK5 のラストがご用意されているのか …、ちょっと心配ですが。仮に UK5 で MTM できても、サドルシューズはオーダーできないので、もう最低 40 万以上が必要ですね(もう作る気満々です(笑))。
ただ、実は以前お伝えしたように、2回の入院予定のうちの2回目が、7月27〜29日でした …。
入院予定のこと忘れてしまうくらい、普段は生活に支障がないのです(普通に出勤して仕事しています)が、先ほど我に返りました(笑)
入院前に受注会に行くことも考えたのですが、2泊3日の入院とはいえ、中日に内科的な手術がありますので、無事に退院できて、健康体に近い状態になってから、LIGHTBULB での注文を前向きに考えたいと思います。
いろいろとご確認いただいてお手間をとらせておいて、本当に申し訳ありません。
何度もごめんなさい。最後に1点だけ確認させてください。
受注会以外では、LIGHTBULBさんではご注文は受け付けていないのでしょうか …。
hanaishiさん
コメントありがとうございます!
申し訳ないなんてとんでもないです。ご検討いただけている、というコメントをいただけて、私もとても心強いです。ぜひ体調を万全にしていただいて、理想のサドルシューズも実現しちゃってください!笑
ご質問については、外林さんからコメントいただいているので、そちら引用する形でお答えさせていただきますね。
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・ゲージ靴のサイズ展開
今回はまず23.5~27.0のご用意となり、普段のお召しがUK5であれば24.0相当だと思いますので上下サイズ含めてお試し頂けると思います。
ただwidthがCとの事で今回のMTO木型の設計数値では少々ゆとりを感じるかもしれません(私もC〜D相当の細足気味でMTO木型は少しゆとりがあります)
もちろん計測や足の状況を確認しないと断言はできませんが、コメント内容でご自身でも足の左右差を感じておられる様子なのでMTMで調整が入った方がベターかもしれません。
・オーダーのタイミング(リモートならいつでも可でしょうか?)
はい!今回はリアルイベントとして受注会を行いますが、オーダー自体は個別でいつでも可能です。
なのでお気持ちはこの上なく嬉しく思っていますが、今回の受注会はご無理なさらずにまずはお身体の快復に専念頂いければと思います!
次回の受注会も企画しておりますし、事前にご連絡頂き浅草橋でよろしければ個別でのオーダーのご相談にも対応できます。
サドルシューズについては今のところご用意出来ていない点は非常に申し訳なく思っています。
今後のパターン展開やオーダーの仕組みも随時アップデートしていくと思いますので、楽しみにして頂けると幸いです。
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とのことでした!
もでぃふぁいどさん、外林さん、ご丁寧なご対応、そして温かいお心遣い、本当にありがとうございます。
LIGHTBULBさんの靴のスタイルや靴づくりへの姿勢で、ファンになっていたのですが、お二人のご対応でより一層好きになりました。
オーダー自体はリモートでいつでも可能であるとともに、浅草橋で個別に相談もできるとのこと、安心しました。
# エドワードグリーンの UK5 は他ブランドよりやや小さいかもしれません。私の足は実寸で(右)23.5 cmでした …。
# ただ 23.5 cmのゲージ靴があるということで、ちょっと安心しました。
現在、サドルシューズがMTMで対応できないのは残念です。
エドワードグリーンでは古くはロイドフットウェアやポールセン・スコーン、比較的最近では(アメリカですが)ポール・スチュアートなどから、サドルシューズの別注を受けていたようで、サドルシューズのファンはそこそこいるんじゃないか、と思っています。とてつもなく勝手な言い分、すみません(笑)
今後の展開にとてもとても期待しております。
私は、今月末の入院で健康体に近い身体に戻して、仕事はデスクワークですので頭をさらに活性化させて、お金をしっかり稼いでいきたいと思います(笑)
ほんとにありがとうございました!