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F.lli Giacometti のノルベジェーゼサンダル!サンダルでノルベ……??

こういうプロダクトが好きです

F.lli Giacomettiとは!

F.lli Giacometti(フラテッリジャコメッティ)はイタリア北部ベネト州で1890年代に創業したメーカーの自社ブランドです。

様々な素材、製法を駆使した靴が特徴です。詳しくは以下の記事もどうぞ。

ノルベジェーゼサンダル!

というわけで、いつだかの記事で引っ張ったこちら、サンダルでした。コレだけみたらサンダルとは思えないシルエットです。

というわけでアッパーはこんな感じです。サンダルです。

正直に言って、最後の最後まで……というか今でも「これはクソダサのサンダルなのでは??」という疑念が拭えないのですが、サンダル履いた時点で足元のダサさとか気にしない、という結論が出つつあります。

で、先から言い続けているノルベジェーゼです。それはもう、見事なチェーンステッチがズラリと。

そもそもノルベジェーゼは登山靴の防水性を上げる製法です。しかしこのサンダルはこの通り。防水性もクソもないガラ空きスタイルで全周ノルベジェーゼです。

このプロダクトを見た瞬間、「うわぁバカなことやってる!(褒め言葉)」と電撃が走りました。しかし得てしてこういう酔狂なモデルは市場で売れ残る定め。コンセプトぶれまくってますもんね。というわけでアウトレット価格で確保となりました。

これはつまり、純粋にジャコメッティの技術力を楽しむためのプロダクトであって、半ばお布施……!!アウトレット価格のお布施ってなんだ?という気もしますが、ジャコメッティの職人さんがこれで美味いメシが食えるならそれでいいんです、もう。

しかし存外……と言ったら失礼ですが、バックルはローラーバックルになっているあたり、しっかり実用性も考えられています。ベルトの脱着時にこの筒状のパーツが回るのでベルトがバックルに擦れるダメージがかなり軽減されます。この手のものはベルトが傷みやすいので嬉しい配慮です。手持ちのモンクストラップもこうしたいくらい。

ちなみにアッパーはインカカーフ。デュプイ社製……だったでしょうか。硬めのグレインレザーで耐久性はバッチリです。

耐久性バッチリということは即ち、足をものすごい勢いでキズだらけにしていくということでもあります。流血しながらユッタニューマン履き慣らす根性はもうないな〜、と思っていた矢先、流血に次ぐ流血、屈曲すればベルトが腱をえぐり、アッパーは指先に食い込みます。こんなにツラい履き慣らしは初めてかも。

ノルベジェーゼだもんね。底厚くて返りにくいからどこかにそのシワ寄せがいきますよね。どこかにというか、素足に。

あまりにも毎回流血するので、もう靴下で履くか……というもうなんのためにサンダル買ったのかよくわからない事態に。

それにしたってこの合わせはヤバいぜ

instagramでウワサのモイスト、このサンダルにこそ必要かもしれません……。

ちなみに流血する以外フィッティングは最高で、アッパーのインカカーフは吸い付くようにピタッとフィットし、敷かれたクッション材入りインソールで歩き心地もさわやかです。

早く馴染んでくれ!!!

今日のモディファイ!

流血さえ、流血さえなんとかなれば!!ということで、のんびり履きならそうと思います……。

万人にはオススメしませんが、我こそはという修行大好きマンはぜひ。黒、スタイリッシュですね……!!


なお履き込むとこんな感じの模様。磨けばかなりイイ感じになりそうです。コレ目指して頑張るか…


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