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100日後に履かれるAlden〜57日目:染料の付着のなぞ〜仕上げ剤?

#8名物、染料の付着……!!

100日後に履かれるオールデン!

いやいい加減このくだりももういいですかね。倦怠期ですよね。

これだけ言って本編に入りたいと思います。

待ってろ世界!待ってろオールデン!

染料の付着!

今日の3分間オールデンあるあるは#8コードバンのオールデンにおける染料の付着です!!

羽根の裏はもはや鉄板ですね。

もでぃふぁいど のVチップは、カカトの内側にもついてます。なんでじゃ!!

いや、別に構わないんですが(カカトは白い靴下履いたらつきそうだけど)、この染料の付着、不思議なことに#8の靴だけじゃないですか?

カーフやウイスキーなどのレアカラーでは、このような染料の付着は見たことがありません。

黒は……モンクストラップしかないのですが、特に付着はありませんでした。

また、この染料、よく見るとレースステイの穴から染み出すような形でついてるんです。つまり、何かしらの液体使われている、ということです。

一般的にどこの靴のブランドも仕上げに磨きをかけてから出荷しているかと思いますが、普通にクリームやワックスで仕上げているのでこういうことにはなりません。というか前述の通り、オールデンの他の色の靴もなっていません。

このことから、#8コードバンに限っては仕上げ工程に謎のバーガンディ色の仕上げ剤が(アバウトな感じで)塗布されている、ということが推察できます。

#8だけ工程が増えると言うのも妙なので、他の色では無色の仕上げ剤が使われているのかもしれません。

刷毛の跡がついたオールデンもあるくらいなので、何かしらの液体の仕上げ剤が、刷毛でベッと塗られているんだろうなと思います。

そしてその目的は、コードバン表面の均一化と耐水性アップ?あと色止め(色落ち防止)?となると下の写真のレザーコートのようなアクリル樹脂的仕上げ剤?

そうなればシワの白化や、初期のなんとなくのっぺりした感じ、折れたようなシワの入りかたも、説明がつきます??

このあたり真実はわからないので、全て推測にはなってしまいますが、仕上げ剤を塗るということ自体の目的は大きく外してないと思います。

そもそもコードバンはホーウィンで色がしっかり染められてからオールデンに納入されるので、オールデンで何かしら塗る、ということは「靴として必要な機能を付加するため」に仕上げ剤を塗っているはず。

靴としてアッパーの革が必要な機能って、耐水性、ついでに美観、あとは色止め?そんなもんですかねぇ。

何度も言うように真実は闇の中ですが!!

今日のモディファイ!

しかしこれはシワ入れにも影響がありそうなので、引き続き頭ん中で考えてみたいと思います。

2件のコメント

  1. いつも楽しく拝見しております。
    これって多分仕上げ剤だと私も認識してます。以前ハワイのレザーソウルの周年販売された限定モデルで、パンチドキャップトゥのモカコードバン カラー8フィニッシュという靴がありました。
    カラー8に施している仕上げ剤があるんだと勝手に推察しています(笑)

    1. bobkztさま

      コメントありがとうございます!!
      たしかに3年くらい前にそんなモデルが出てましたね!!!すっかり忘れていました。
      記事中にも追記させていただきますね!!

      あれ?もしや、最近忘れていましたが、それこそが現地にいたのにみすみす買い逃したパンチドキャップトゥ?……ウッ……頭が……!!

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