これも味わいなんで。
100日後に履かれるオールデン!
誰に望まれるでも喜ばれるでもなく、バカでムダなことがしたい!!と深夜テンションで考えてしまった もでぃふぁいど 。
オールデンについて100記事書いた後に履き下ろした際にはよくわからないカタルシスとフィナーレ感でドーパミンがドバドバのはず!!!
待ってろ世界!待ってろオールデン!
コードバンの塗られかた
縁あってやってきたウィスキーサドルシューズ。
しばらく履いて、今ではこんな感じです。ちょっとホワイトバランスが違いますが、それを抜きにしてもだいぶこんがり焼けてきました。黄色っぽさはだいぶ抜けたように感じます。
で、当初の写真を見てもこのあたり、色味に差があるのもそうなのですが、
この靴、色が薄いからか刷毛で塗った跡がよく見えるのです。笑
このあたり……
拡大するとこの方向に。
シャツの生地等でハケメという単語がありますが、靴にもハケメがあるんだなぁ。
いやいや、全然わからんよ!!細かすぎだろ!!と写真を見てると思うのですが、外で履いていると結構色違うなって思うんですよ。人から見たらあまり気にならないってことかしら。
コードバンの塗りかたは社外秘とのことですが、おおよそ予想がつきそうなものです。そこに更なるノウハウがあるんでしょうけど!むしろそうであってくれ!
別にこの靴にケチをつけたいがための記事というわけではなく(笑)、薄い色のオールデンはもちろん、#8の色が抜けていった際にもこのハケ目が目立つようになってくることがあります。この靴はたまたま目立つから引き合いに出されてしまっただけです。笑
こういう部分も、今では「顔料ぶちまけて均一にすればいいじゃーん?」という世の中です。
人の手で頑張って塗って、結果ムラになっているというのはある意味非効率的なことでもあります。そもそもからしてシェルコードバンをなめすのはベジタブルタンニンなので、クロムなめしに比べて時間もかかって非効率的です。
この連載企画もそうですがバカでムダなことが好きな性分なので、「この靴は、この革は非効率なままで存在してもいいんだ」という大らかな世の中であって欲しいなぁと思いつつ、今後もこの靴と付き合っていこうと思います。
今日のモディファイ!
あまり気にしてはいないものの、ウイスキーコードバンの色を薄く保つっつーのはめちゃめちゃ難しいですね。クリームほぼ塗らなくてもこれなんで。