アンバサダーで良かった……!!
LIGHTBULBのノルベジェーゼプレーントゥ!
つい先日のオーダー会にいらしていただいた方は、サンプルのこちらを覚えておいでかもしれません。
展示用サンプルとは言うものの、実はサイズが近い方には履いていただいたりもしていましたが(笑)、やっぱりノルベって最高じゃないですか??
外林さんは「そんなに皆さんお好きなんですか!?」とおっしゃっていましたが、その場に居合わせたお客様(と もでぃふぁいど)は「大好き」即答でした。「だって、ねぇ?」と目を見合わせちゃう感じ。
先日instagramのストーリーで戯れにアンケートを取りましたが、結果は……
あと先考えずに3秒で選択肢を作ったので見た目がイマイチですが(笑)、
ノルベ好き55票vsノルベ普通25票で、皆さんのノルベ好き具合が証明されました!!!
いや、これ、あくまでひとつのオプションなんですよ。69%が好きなオプションて何??すごない??
靴好きの7割が頼みたいノルベジェーゼ。もちろんアップチャージはかかりますが、それでもLIGHTBULBでは他のブランドに比したらかなり手が届きやすい価格でローンチされそうな雰囲気があったりなかったりします。この価格で手縫いノルベ選択できちゃうの!?的な。
そんなノルベジェーゼプレーントゥについて、今回はテスターとして履かせてもらっているのでレビューしていきたいと思います!!
役得役得ゥゥ!!
ノルベジェーゼってなんだ?
そもそもノルベジェーゼ製法ってなんだ?という話ですが、早い話が登山靴などに用いられるタフにモディファイされた変形ハンドソーンウェルテッド製法です。
通常のハンドソーンウェルテッド製法は、中底とウェルトを手縫いで縫い付け(すくい縫い)、ウェルトとアウトソールを縫い付ける(出し縫い)という製法です。
これにより、ソール交換時にはソールとウェルトの縫い(出し縫い)を切るだけでアウトソールの交換が可能なため、アッパーへのダメージを抑えつつ長く履くことができます。
一方で、ノルベジェーゼの構造はこちら。(J.M.WESTONじゃなくてもこの感じ。)こちらは、中底とアッパー手縫いで縫い付けます。
その後、アッパー↔︎ミッドソールとミッドソール↔︎アウトソールでそれぞれ出し縫いをかけると。
ハンドソーンとの違いは、ミッドソールを挟んでいるので底からの浸水に強いこと。ということで、クラシックな登山靴やスキーブーツによく用いられていた製法です。
こちらもアウトソールは出し縫いさえ切れば交換可能なので、ハンドソーンウェルテッド製法の靴と同じく、修理をしつつ長く履けます。
似た製法にノルウィージャンウェルテッド(リバースウェルト)製法がありますが、こちらはノルベジェーゼの手縫いによるすくい縫いを、機械で再現したものです。また顕著な違いとして、ウェルトをL字状に折ってアッパーと中底と縫い付けています。
つまりLIGHTBULBのノルベは手縫いのオプション!
ということで、LIGHTBULBのオプションとなるノルベは、すくい縫いを手縫いでノルベにするというオプションです!!
バンザイ!!ノルベジェーゼは靴がタフになるのはもちろん、見た目も特徴的なのでオーダーの幅も広がります。なんなら開発中のオリジナルモデルなんて、ダイレクトグッドもノルベも両方欲しいですもん。いや、ノルベはまた別デザインで作るか??うーん!!
皆さんも妄想が捗っちゃうんじゃないですかね??
ノルベでもLIGHTBULBらしき歩き心地は健在!!
さて、ノルベジェーゼ製法の靴の特徴といえば、タフな分、履き心地が硬いものになりがちです。
では歩き心地がウリのLIGHTBULBでノルベジェーゼにするとどうなるのか……??
たしかに、履き始めはこれまでのダイレクトグッドのLIGHTBULBより硬さを感じました。が、靴擦れする様な硬さじゃありません。初日1km→からの翌日8kmで靴擦れゼロ!!
なんなら4年そこそこ履いてきた某ノルベのダービーよりも1歩目から歩き心地が良いのはどーしたもんか。
比較のために交互に1日づつ履いたのですが、なんだかんだと例の既製靴最高峰価格のやつはまだカカトが痛くなったりするんですよ。カカト硬くないと履けない。まぁそんなところも可愛いと言えなくもない……か??
ハ◯トは置いておいて、LIGHTBULBノルベは着用2日で9km歩行し、そこからさらに10kmくらい履いた今、完全に馴染みました!!
LIGHTBULBの靴って、そもそも返りとか気にならないんですよ。
ふだん靴を履いていて返りが気になるのって、歩行時にカカトが付いてこなくて靴擦れができるとか、そういうタイミングです。
LIGHTBULBは木型の工夫によって、足のローリングとともに踏み込んだときにカカトがスッと自然に上がるので、靴が返ってなくてもカカトがついてくるんですよね。不思議なんですけど。
こんな感じなのでカカトの大きさとか関係なく歩行したら抜けにくいんじゃないかなぁと思います。試着時に直立でカカト上げるのと、感覚が異なるっぽいです。
なんならこのソールの厚みで20km歩いてこのトゥの削れ具合なのが、返りというか、ローリングのしやすさをよく表していると思います!!
いろいろ言いましたが
とにかく見た目が最高なんじゃあ!!!
黒のヌバックということもあってなんとなく抜け感もあるので、素足風に履いてもなんかイタリアのちょいワルオヤジ(古)みたいな感じでイケてる気がします。使いやすいぞ!?黒のヌバック!!!!
まぁ、子どもや満員電車で踏まれると一瞬で白くなるので、そういう目にあわない貴族の靴ダァ!!とも思いますが。笑
でもこの見た目、そして履き心地には代えられない!!!
あとは、地味にダブルウェルト(ヒールまでウェルトがある仕様)なのも、歩く靴にはありがたいです。クッション性と安定性が向上するんですよね。
見た目良し、履き心地良し。靴としてパーフェクトでは???サンプルとしてお貸しいただいている靴ですが、ふつーにスタメン入りです。隙あらば履きまくっています。(ハーフサイズ小さいので、自分のサイズで作り直すまであるかもしれません)
もでぃふぁいど が履いてみた感じOKであれば本オプション入り、ということでしたが、この記事をもってOKじゃないですかね!OKでしかない。切望します。
ノルベ、最高です!
今日のモディファイ!
こりゃあ次のオーダー会で皆さんがどんなLIGHTBULBをオーダーされるのか……いまから楽しみです!!!