J.M.WESTONの新旧ツリー比較！純正ツリーで幸福感マシマシ！！

マシマシでありたい

記事ネタはコメントまで！！

本日のテーマはコメントでご要望いただいたJ.M.WESTONの新旧ツリー比較です！！

はい、物理的に可能であればご要望いただいたテーマには応えたいというか、ネタは広く募集しています。足元を去った靴のエイジング記事とかはごめんなさいですが……

J.M.WESTONの新旧ツリー！

というわけで本日のテーマに入っていきます。

J.M.WESTONのシューツリーがリニューアルされたのは、箱や袋が青くなったときと記憶しています。2020年くらいでしょうか？(結局覚えていないひと

在庫の関係で1年後に購入しても旧ツリーだったりということはあるでしょうが、まぁこのあたりで切り替えだったと思われます。

今回はJ.M.WESTONのツリーのうち、041Lという型番(41ラストの普通〜太幅)のものを比較していこうという企画です。ちなみに41ラストは180ローファーの木型で、トゥが垂直に落ちるのが特徴的です。

なお申し訳ないのですが、シューツリーのサイズが6だったり7だったりするのはご勘弁。

旧ツリー！！

まずは2015年に購入した純正シューツリーです。

新ツリーと違いすぎて見分けかたもクソもないのですが、ニス仕上げでトゥがスプリット(幅調整可)です。さらに旧バージョンだとさらに色も濃いです。

マニアックなところでは、ロゴのプレートの厚みが結構あります。ここの力の入れようは古今東西のシューツリーでも随一！エドワードグリーンとかも意外とペラいので……。

ニス仕上げというのはこういう部分からわかります。断面が素ですね。

スプリットの開き具合は上の写真にギリギリ写っている横のネジ穴からドライバーで調整できます。写真のように開いた状態で無理に靴から引き抜くと最悪ライニングが破れることもあるらしいので気をつけましょう。

サイズの印字はここ。6です。

品番はここ。041L。

41ラストの正面画像。180シグネイチャーローファーはタンにクセがついていないので、あまり上部が絞られているように見えないのですが、木型はしっかり絞られて捻れているのがわかります。マニアの方は「あ、これ履き心地良さそう」と思えるのではないでしょうか。

スペシャルオーダー専用ツリー！

かつてはスペシャルオーダー(現パーソナライズエディション)専用のネイビーのツリーがありました。

これは現行のシューツリーに近い作りで、トゥのスプリットがありません。

実はプレート部も通常品より薄めだったり。

景品表示法の問題でレギュラーのツリーと同等のものがつけられないので、専用ツリーながら、便宜上機能的には簡素なものになっていると聞いたような気がするのですが、いつどこで何故そんなことを知ったのか全く記憶にないので全て妄想かもしれません。

とはいえオーダーしたものにピッタリのサイズのものをつけてもらえるので、幅とかはそんなに神経質にならんでもいいと思っています。

サイズはここ。型番表記はありません。

しかしこうして形を見比べると041Lでしょう。あとでわかりやすい比較画像も用意しているので、スクロールして戻らなくて大丈夫です。

新ツリー！！

さて、新ツリーです。ジョンロブやEGのツリーのように素仕上げ。個人的にこれはこれで高級感があって気に入っています。シューツリーにどこまで吸湿性能を期待するのか、というのもありますが、ニス仕上げよりは湿気も吸ってくれそうです。

型番表記はここ、同じく041Lです。旧ツリーには表示がありませんでしたが、スロヴェニアで作られていることが明示されています。

サイズ表記はこちら。裏面のつま先あたり。スペシャルオーダーのツリーと同じ位置です。

ロゴ部。プレートではなく焼印に。スッキリした印象です。

右のツリーにはなんか環境を意識していそうなマークが。以前調べたのにすっかり忘れたなと自らのブログを漁ってみれば、森林保全等のために計画的に伐採された木材であることを示している、とのこと。へぇ。

ちなみに正面画像はこんな感じです。次の項で比較していきます。

新旧ツリー比較！！

ここからは新旧ツリーを並べて比較していきます！！まずは正面画像。

心なしか、

• 新ツリーはトゥ薄め
• 上部のねじれ、絞りは旧ツリーのが強め？

な感じがします。でもトゥ底部のラインを見ると、新ツリーは小指側が競り上がっているのでトータルではイーブンかと。

幅も新ツリーが広く見えますが、これは新ツリーのみサイズが7だから、というのも大いにあるでしょう。

次にカカト。改めてですけど、41ラスト形めっちゃよくないですか？キレイな球根型のヒール、しかもしっかり内側と外側で形状が違います。

比較に話を戻すと、新ツリーは全体的に肉付きの良いシルエットです。が、ゴルフやローファーにツリーを入れたとき、ツリーの上部はほぼ関係ない感じのフィット感なので、これでカカトが伸びてガバガバになる心配はないでしょう。

また、さっきから心なしか青いスペシャルオーダーのツリーは幅がスッキリしている気がするのですが、Cウィズにきちんと合わせてあるということでしょうか？スペシャルオーダー、あなどるべからず……！！したいな、パーソナライズドエディション。でもこれ以上履きたい靴増やしても履ききれないんだよな……。

というわけで当たり前の結論ですが、J.M.WESTONのシューツリーは旧ツリーだろうが新ツリーだろうが、靴にはピッタリなのでオススメです！特に41ラストの180ローファーにはラステッドツリーとして使えるので超おすすめ。ゴルフは……若干形が違いますが、トゥのポッコリ感は共通なので、市販のトゥが薄めのツリーより良いでしょう。

というか、純正ツリーなんて自己満足の世界と言ってしまえばそれまでなのですが、J.M.WESTONの靴を買うこと自体が大いに趣味に走った結果かと思いますのでシューツリーも一緒に買って帰れば幸せになれると思います。消耗品でもないので。

サイズさえわかれば中古もありかもです。もでぃふぁいど の手持ちの靴のサイズとツリーのサイズは以下の通り。ツリーは全て041L。

180 6D/6C→6(スペシャルオーダー用)
180 6.5D→7(新ツリー)
641 6.5D→6(旧ツリー)

例によってウエストンは木型毎にサイズ表記がまちまちなので、ローファーとゴルフで同じ6.5Dでもツリーのサイズが異なります。ご注意を！

(ツリーや靴の個体差もあるので、お店で実際に試しつつ最適なツリーを買って帰るのがベストだとは思います)

今日のモディファイ！

新ツリーでも旧ツリーでも純正ツリーで幸せになりましょう！！！