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クォーターブローグ3英傑!!既成靴クォーターブローグ3大モデルまとめ!!

クォーターブローグ、、、いかにすべきか、、、煩悩の真っ只中のもでぃふぁいど です。

今日はクォーターブローグで悩まれている方に向けて。一緒に悩みましょう。笑

クォーターブローグとは!!!

改めて見てみましょう。

セミブローグでなら個人的にはウエストン310で決まりなんですけどねぇ。

クォーターブローグ3英傑!!!

改めて選択肢それぞれを見ていきましょう。

あ、これはあくまでも靴マニア的な選択肢ですので、今回この他は基本ないです、、、。

靴に関しては木型のノウハウや長い社歴も含めて見たい気分なので、、、

1.ジョンロブ フィリップ2!!

2.エドワードグリーン バークレー!!

3.クロケット&ジョーンズ ベルグレイブ3!!!

1.ジョンロブ フィリップ2!!!

これはもうアレですね。絶対王者。既製靴の王様です。


ジョンロブ フィリップ2 ブラック JOHN LOBB PHILIP2 ドレスシューズ メンズ[josal]

恐れ多くも王様について語らせていただけるのであれば。

ジョンロブフィリップ2のいいところ!

1.革製品としての質が最高

エルメス傘下であるジョンロブは世界で最も良い革を仕入れることができます。良くなめされ、丈夫でしなやかで、傷などがない、革です。

それを惜しみなく、贅沢に、大きなパーツとして切り出し、靴に使用しています。

また、その仕立ても、手間暇かけて最高の技術で行われます。

一分の狂いもないステッチ…

縫い目をかかとに作らないシームレスヒール…

ビスポーク譲りのヴェヴェルドウエストと呼ばれる靴の踏まず部分の仕上げ…

ソールの芸術的なカラス仕上げ…

ディテールを挙げ出せばキリがありません。

最高の素材で、最高の職人が丁寧に作る。

フィリップ2はわかりやすく、愚直なまでにひたすらに高品質を追い求めた靴であると言えます。

だからこそ既製靴の王様なのです。

全ての靴マニアたちの憧れであり到達点なのではないか…

もでぃふぁいど は半ば本気でそう思っています。

2.トータルバランスが最高

デザインです。フィリップの木型は長らく8695番と呼ばれるクラシックな木型でしたが、近年ではラスト7000が使われるようになりました。

ラスト7000は現代に適した、程よくスタイリッシュながらクラシカルな雰囲気を残した木型です。

具体的に言えば、少しつま先(ノーズ)を伸ばしています。

あんまりクラシックでつま先が短い靴は意外と現代的な細身のスーツに合わせづらいところがあります。

足が小さく見えてアンバランスに見えてしまうのですね。

その点ラスト7000のフィリップ2は程よくスタイリッシュなのです。

伝統に囚われすぎることなく、しかし尊重しながら、現代において最高の靴を作る。

ジョンロブの哲学を最も表す1足だと思います。

ジョンロブ フィリップ2のよくないところ!

(いや、良くないところなんてないんです。最高の靴ですから、、、)

1.絶対的な値段

その価格、、25万。

(でもリンクを張っているようなネット上だとかなり安くなります)

いやもう。本当に最高なんですよ?

この値段するのもわかります。納得です。むしろ一生何が何でも履くでしょうから、コストパフォーマンスは高いでしょう。

ただ、絶対的に(もでぃふぁいど にとっては)高すぎです。

この値段出すなら、他の靴買って、更にコートかスーツ作るか、、、いや財布も欲しいし、、、うーん。。。

2.エドワードグリーン バークレー!!

エドワードグリーン バークレーのいいところ!

1.秀逸なラスト


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グリーンの特徴として、モデル名が同じでも、木型違いのパターンがあります。

バークレーであれば基本となる202ラストと82ラストです。

不朽の名作202ラストはひたすらに快適!!見た目はクラシックながらも履き心地は現代的でコンフォータブルなフィット感です。

その特徴は土踏まずのフィット感とカカトのホールド感!!!

つまり、足の前半分はフリー!そして痛覚の鈍い後ろ半分でしっかり固定!!!

非常に理に適った木型なのです。


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82ラストはその202ラストをモディファイ!!したものです!!

現代的なスタイルに合わせつま先(ノーズ)を数mm伸ばし、足の前半分のフィット感を向上させました。

そのため、足に吸い付く感じは82ラストの方があります。


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現代的なスタイル、という意味ではフィリップやこの後出てくるベルグレイブに共通するものです。

しかしここに、202と82、クラッシックなスタイルと現代的なスタイルの両方を選択肢として残しているのはエドワードグリーンだけ!!!

2.芸術的なアンティーク仕上げ(茶靴の場合)

茶靴であれば、アンティーク仕上げの美しさもエドワードグリーンを語る上で欠かせないものです。


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このつま先やカカトにむけて焦がしたようなグラデーションを施したのは英国靴の中ではエドワードグリーンが先駆けだとか、、、もともとはイタリアの技法なのです。

もともと靴墨、というように黒いクリームやワックスしかない時代は、茶靴にも黒いワックスを塗っていた時代がありました。

まさにその頃の仕上げ。アンティークです。

3.丁寧な製法

エドワードグリーンの靴は旧式の機械を用いて、通常のグッドイヤーウェルト製法より手間暇かけて丁寧に作られています。

時間をかけて丁寧に木型に革を馴染ませた靴は、張力が一定になるため、履き込んでも型崩れしにくい靴になります。

このあたりはフィリップもそうですが、さすが頭一つ抜けた値段設定のブランドだなぁと思わされるところです。

エドワードグリーン バークレーの良くないところ!

1.値段!

まぁ、この靴もここが引っかかります。

17まんえん弱。

思わず我に返って「靴だぞ?」と言い聞かせなくてはならない気のする値段です。ここに純正シューツリーが、2万するのだから、うむ。

なんなら、あと5万貯めてジョンロブにしちゃえば?みたいな悪魔のささやきが聞こえてくるのです。

コンフォートな履き心地のために202ラストのものを選べば特色はでるのですが、、、

今度はこの値段出してこの形?もうちょいスタイリッシュな靴でもええんじゃない??

と、なるような、、、もちろん、良い靴なんですけどね。

ただ、近年ものすごい勢いで値上げしてんのはどーかと思いますよ!!

3.クロケット&ジョーンズ ベルグレイブ3!!!

クロケット&ジョーンズ ベルグレイブ3のいいところ!

1.良質な部材選び


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ベルグレイブはクロケットの中でもハンドグレードと呼ばれる上級ラインの靴です。

丹念に時間をかけなめされ、減りにくいオークバークソール、、、

上質なアッパーレザー、、、

アッパーレザーのごとく輝きを放つあのライニングレザー、、、

惜しみなく良い素材を使い、より手間暇をかけて丁寧に作られたラインなのです。

もちろんジョンロブと比べてしまうと、、、というのはあるのですが、必要十分を優に超えるクオリティの部材で作られているのは確かです。


2.日本人向け木型の採用

ベルグレイブは無印と3があります。

ベルグレイブは337ラスト。通称パリラストです。クロケット&ジョーンズがパリへ支店を出した際に開発されたという、、、

程よくノーズを伸ばした現代的なシルエットのラストです。(とは言っても世の中に溢れるデタラメな靴の中ではかなりクラシックの範囲内です)

対してベルグレイブ3は367ラスト。

これは日本人に向けて土踏まずを絞り、かかとを小さくしたラストです。

ってどっかで聞いたことあるな、そういうラスト、、、

なんだかんだ、快適に履ける靴、というのは日常使いする上で非常に重要なのではないかと思います。

3.値段

またまた、、、、

そう、前の2足に比べればベルグレイブは圧倒的に安いです。笑

10万円弱しますから、一般的にはじゅーぶん高い靴なんですけどね!

まぁでも、バークレーをシューツリー込みで買うなら、クロケット2足買えちゃうじゃん!みたいのは靴バカ永遠の悩みですね、、、。

クロケット&ジョーンズ ベルグレイブ3のよくないところ!

1.値段に対する品質に不安、、、

なんてこと言うのよ、、、

でも、このブランドの謎の必殺技、メス仕上げはマジでなんなん??ともでぃふぁいど は思います。

このウェルトの切れ込みの中にステッチを隠してスタイリッシュに!という技法、、、というか、そういうミシンを使う、というだけなんですけどね。

ソール交換の際の命綱、ウェルトにわざわざダメージを与えるという、、、

そしてまたこれが、意外とアバウトなんだな。笑

ウェルトの外周に寄ってみたり、内側にフラついてみたり、、、笑

あんまりオールデンをバカにできないと思います、、、

この値段払って、ねぇ、ってオールデンより安いんだから、しょーがねーだろ、という気もしつつ、、、

2.ブランド力の若干の低さ、、、

おいおい言いたい放題だな、、、

良いブランド、ファクトリーであることは分かるのですが、ソツなくこなすというイメージのせいか、何が特徴なの?このブランドは?という感じが、します。

「木型を世界一持っているファクトリー」なんて言われますけど、1足の靴を作るのに使える木型は1種類なんで、、、

うおお!!この一足で決まりや!!!と鼻息荒げて買うには、ちょっと物足りないというか、、、

10万もするんだから本来満足せねばならないものなんだけどね、、、ジェームズボンドも履いてるんだしさ。

現れる真打ち……?

っと3足を改めて見てきました。

験担ぎで買うなら、気合いを入れて買いたい。

しかし、、、ジョンロブは気楽に履いていける気がしない。。。

グリーンはなんか値段が先行してブランドイメージが上がりすぎている気がする、、、

クロケットは気合い入れて買うのにもの足りない、、、

うーん。言いたい放題わがままだな、、、、

おや?

その手が、、、

そんな手が???

あるのか???

もでぃふぁいど の脳裏に閃く一案、、、

果たしてどーなる?クォーターブローグ!!!!

ちなみに、もう動き出しているのですが、回答に10-14日ほどかかるとのことでのんびり待っているところです。

今日のモディファイ!!

クォーターブローグ3英傑ーーー。しかし、それでも満足できないワガママ靴バカ野郎に訪れる天啓!!!どーなるクォーターブローグ!!!あけましておめでクォーターブローグなるか???

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