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もでぃふぁいど が企画したモデルがついに現実に!〜LIGHTBULBアンバサダー1stモデル”Gustave”登場!

全国80億6千万人のもでぃふぁいど ファンの方、お待たせしました!!

ついにLIGHTBULBアンバサダー1stモデルがリリース!!

お待たせしました!!実はすでに先行でオーダーいただいているぶんもあったりしますが

LIGHTBULBアンバサダー1stモデル
“Gustave(ギュスターヴ)”
が5/10(土)-11(日)のオーダーイベントから正式受注開始です!!!

オーダー会の詳細は以前記事にしていますので、

今回はこのオリジナルモデル”Gustave(ギュスターヴ)”について掘り下げていきます。

モデル名:Gustave(ギュスターヴ)について

このモデルには「Gustave(ギュスターヴ)」と名付けました。
その名は、1889年のパリ万博に合わせて建てられたエッフェル塔の設計者、ギュスターヴ・エッフェルに由来します。無駄な装飾を排し、構造そのものが美として立ち上がる――彼の手がけた塔は、いまや構造美の象徴です。

2013年、パリ

今回の一足はホールカットをベースに、1枚の革の上にステッチでデザインを描いた、イミテーションキャップトゥ

ミニマルなデザインによってLIGHTBULBの端正な顔つきや造形美、類稀な歩き心地を存分に味わえるこのモデルには、どこかエッフェル塔に通じる美学があります。

そして2025年、まさに日本で開催中の大阪万博に重なるこの年に。
私自身がこれまで、旅や音楽、物語を通じて不思議と縁のあったこの名前を、LIGHTBULB初のアンバサダーモデルに贈ります。

願わくばエッフェル塔のように長く愛される1足になりますように。

一見定番のストレートチップでありながら、さりげない遊び心と構造美、機能美を備えた「Gustave」。
履くたびに感じていただけるはずです――クラシックの中に秘めたる革新を。

靴に名付けるにあたって

上が正式な説明ですが、靴に名前をいざつけるとなると悩むもんです。が、今回のGustaveはすんなり決まりました。

外林さんから「せっかくなのでモデル名をつけますか?」と聞いていただいた際にはそんなこともあろうかと、用意し終えていた名前がGustaveだったのです。

そもそも名前をつけるにあたって今回の靴を思い浮かべたとき、クラシックでありながら英国靴とは少しニュアンスの異なる雰囲気……ポイントは抑えつつ気の利いた脱力感とでも言えるような洒脱さを感じました。

この感じ……フランス。

既製靴で言えば、J.M.WESTONの300番台のモデルや、JohnLobb Paris、Crockett&Jonesのパリラストを使用したハンドグレードの靴たち……Gustaveからはそれらの名作と通じるエッセンスを感じていただけると思います。

また、多くの既製靴のモデル名には地名や人名(Philip,William,St.James……)が使われていますが、印象からフランスの人名でいくことに決めました。同様のモデルとして、ParabootにもMichaelがありますね。

じゃあ、どなたから拝借するのか……次に、もでぃふぁいど の頭にあったのはGWに行く予定の万博でした。

これから行く方のことも考えネタバレ感のない写真を載せておきますが、

逆にどこか当てていただきたい

ともかく明るいニュースをあまり聞かない昨今、それでも万博というのは最新技術や各国が威信をもって叶えたい希望や夢、未来が集まっている場所だと思ったのです。

願わくば、この靴を履いて出かけた先に希望や夢ある未来がありますように。ちょうどこのタイミングで打診してもらったのも何かの縁。

ここはパリ万博における偉大な先達の名前を拝借することにし、この靴のモデル名をGustave(ギュスターヴ)としました。

Gustave(ギュスターヴ)の詳細!

Gustaveのコンセプト〜2足目のストチ

Gustaveのコンセプトは「2足目のストレートチップ」です。

このブログを読んでくださっている方は、1足はキャップトゥをお持ちの方が多いのではないかと想像します。もでぃふぁいど もドンズバではないですが、慶事用パンチドキャップがあります。

キャップトゥは各ブランドがこぞって名作を展開するいわばレッドオーシャン。

その点、Gustaveはホールカットです。キャップトゥとはデザインや履き心地が明確に異なるのです。

はいセーフ!!

LIGHTBULBには2つ特徴があり、それは野口さんが学術的知見に基づいて作った木型による唯一無二の”歩き心地”と、外林さんによるそれをクラシックな靴に体現させる技術力です。

そんなLIGHTBULBに、もでぃふぁいど がなにかアレンジを加える……モディファイするならば、この特徴をより活かせる方向にしたいと考えました。

Gustaveのデザイン〜イミテーションキャップトゥ

おりしもLIGHTBULBではホールカットを開発中。ホールカット……ええやん……!!

でも、もでぃふぁいど は100足以上の靴を買ってきましたが、ホールカットは買ってきませんでした。かっこいいんですけどね!!

カッコいいんですけど、靴がカッコ良すぎて履く人が負ける!!!靴のプロポーションが良く出る故に、気負ってしまって履けない……!!自分がイタリアンなファッションが似合う伊達男であったならあるいは……!!

しかし自分をモディファイするのはいろいろ大変なので、靴をモディファイすることに。

また、オリジナルモデルを企画するなら有名なモデルのフォロワーにしたくないな、という意図もありました。

ドーヴァー風の靴を作っても、結局ホンモノのドーヴァー欲しいのよ。臨時ボーナス出たら中古でもなんでも買っちゃうじゃん?(経験談)

そこでホールカットにシームを施してイミテーションキャップトゥとしました。

これなら気負わずにストチ気分で履けますし、でも実はホールカットですし、有名な既製靴も存在しません。オールクリア!!

また、一見普通のキャップトゥながら、実はホールカットというのは靴に大変興味を示す方々からすると、究極の自己満足が得られる靴ですよね。べつに誰にエバりたいわけでもないが、自分が満足できる最高のものを手に入れたい、そんな方にもおすすめです。

クワイエットラグジュアリーと言い換えても良いですが、流行り物のそういう概念よりギュスターヴはたぶんよっぽど長く活躍し、愛用いただけるはずです。

そんなわけで、このギュスターヴ、もでぃふぁいど 自身が欲しいのはもちろん、このブログの読者にも刺さると良いなぁと本気で考えて企画したモデルなのであります。

しかし気軽に「ホールカットにステッチでストチにしましょ」「いいですね」となったばかりに、後に外林さんは大変に苦労することになるのです……!!

ギュスターヴ誕生の苦悩

まず結果的に、この靴、ふつうのグッドイヤーウェルテッドの靴に比べて、さらに言えば通常のホールカットよりも手間がかかる仕様になりました。

ホールカットというのは、職人が1枚の革の伸びを予測して見極め、クリッキング(切り出し)し、革が余らないよう力加減を調整しつつ木型に吊り込んでいきます。(機械でやっているとこもあるかもですが、手吊り込みには敵わない領域かと)

これが1ペアの靴になるの想像できます??

この時点で普通のデザインの靴より手が込んでいるのですが、今回は1枚革にステッチがある状態での吊り込みです。

試作では通常のホールカットの感覚で吊り込むと、ステッチのラインが歪んでしまうことがわかりました。トゥにはより大きなテンションがかかるためキャップ部分が弧を描いてしまうのです。

ホールカットはとにかくキレイに木型に沿うように吊り込めれば良いのですが、このイミテーションキャップトゥはさらにデザインに破綻が出ないように吊り込むという制約条件が加わったのです。

1枚1枚異なる革の伸びや方向を予測して切り出し、ステッチを施し、都度力加減を変えながらデザインが成立するように吊り込んでいく……

そんなことできんのか!?!?と内心思っていましたが、外林さん、できちゃいました。これが、ふつうにストレートチップに見えるのって実はスゴイ技術の賜物なのです……!!

詳しくはどこまで言っていいのかわからんので伏せますが、吊り込みの回数を増やすなど、工数をかけることで成り立たせています。

つまり簡単に言うと、気合と根性でなんとかしています。

圧倒的……!!感謝……!!

この踏まず部の吊り込みの美しさ……見て??

ちなみにレースステイ付近に変にシワが出ないように補強を入れるなど、ホールカットならではの問題にも見えない部分で丁寧に対処してもらっています。

ギュスターヴの仕様もろもろ

そんなギュスターヴですが、仕事であればどこにでも履いていけるよう、比較的ドレスに振った仕様にしました。

だって2足目のストレートチップと言いつつ、履き心地良いからこっち履いちゃお、と1足目を食いにいく想定までしているのですが、ドレッシーじゃなきゃ履けないシーンが出てきちゃいます。

キツすぎないさりげない角度のキューバンヒールや

ハンドウェルトによる攻めたウエストにカラス仕上げ&ヒドゥンチャネル。もちろんレザーソール。というか出し縫いミシンでここまでウエスト攻められんの!?!?いやこれ、ホントほっそいですよ。

アッパーレザーが基本黒を想定しているのもそんなのが影響しています。ワインハイマーの黒は定番感もありますが、仕上げもキツくないので磨き込むことでツヤが増すエイジングを楽しめる良い革です。なぜ定番なのかって、モノが良いからよ。

一方で、あんまり美しすぎると履かずに飾っておきたくなる気持ちもわかります。ただ、個人的にLIGHTBULBの靴は履いてナンボの歩き心地です。

よって、ギュスターヴはドレッシーさ一辺倒ではなく、チャーチのコンサルやJ.M.WESTON300のような質実剛健さ、道具としての性格も持たせようと考えました。

なのでヒールはシームレスではなく、普通に縫い割り&ドッグテールに。試作では縫い割りをずらしたりもしましたが、ギュスターヴには奇をてらわないこれが1番でした。幅やドッグテールの大きさも試作で調整しています。

ブーツ由来のディテール、スワンネック。言わずもがなEGが有名ですが、無骨な由来と曲線の優雅さが同居している好きなディテールです。こちらも角度を調節するなど、こだわってます!

ウェルトも細めのオプションを採用したり、ステッチの各部本数も指定したり……こだわれるところに全てこだわったんじゃないでしょうか!!にもかかわらず、アンダーステイテッドな、わかる人にだけわかる魅力があるのがギュスターヴの特徴です。

さらに、もでぃふぁいど アンバサダーモデル限定インソックが!?

あとは、写真はまだ間に合ってないのですが、ここまでご紹介した仕様でオーダーいただくと、「LIGHTBULB+mod.」のオリジナルインソック仕様になります!!!!

もでぃふぁいど 初、
公式アイテムですよ……!!

もちろんLIGHTBULBはオーダーブランドなのでギュスターヴは各自お好みでアレンジいただけるのですが、もでぃふぁいど の考えた仕様……というか、もでぃふぁいど が履く仕様ドンズバの場合にこのインソックがつきます。

さすがにピンクのレザーに極厚ラバーソール(と言う組み合わせは現状ないですが)とかだと、さすがにもでぃふぁいど が考案しました!と言いづらく……。笑

+mod.部分もですね、エレキギターの機材のモディファイに端を発することなど考慮して、往年の電子楽器や機材に使用されたドイツの工業系フォントを使用するなどこだわってます。

ありがちな×にしないで+にしたのも、少しでも良くしたいという意思、あくまでモディファイなので足し算引き算にこだわりたかっただのなんだの……話し出すとキリがないなこれ!!

ともかく

もでぃふぁいど ファンは踏み絵と思ってオーダーしてくださいね〜!

ねぇ、だって、ねぇ?ブログ書いてただけなのにここまでのことになっちゃったのは、これまで6年以上読んでくださった皆さんの責任ですよ??

調子に乗らせた方にも責任がある(暴論)。

冗談はともかく、アンバサダーとしての立場など全て抜きで、100以上の革靴を履いてきた もでぃふぁいど が本気で履きたいと思えるデザイン、歩き心地の靴であることを保証します!

ストチ1足目ならギュスターヴ!ストチ2足目以降でもギュスターヴ!!

ちなみに気になる価格ですが、ここまでこだわりのディテール、ホールカット以上の工数を要する特注仕様、手吊り&9分仕立て、とんでもねえ歩き心地(褒め言葉)……さぞお高いんでしょう?と思いきや……

18万円(税抜)

(2025年5月現在)

です!グリーンやロブはもちろん、コードバンのオールデンよりお求めやすい価格じゃあないですか!!!

9分仕立てで、ホールカットなので革をゼータクに使ってて、その他にも外林さんの手がめちゃめちゃかかってて、試作もがんばって、、、

そんなことある!?

税込で20万切るのよ。そんなことある?

しかも?お披露目に際して?更なるキャンペーンが……!?!?

イデ・オムプレゼントキャンペーン実施!!

さいきん巷を騒がせている超絶ソックス、イデ・オムですが、

このたび諸澄さんのご厚意で

ギュスターヴをオーダーいただいた方には、幻のコットンGiza45で作られたお好きな色のロングホーズをプレゼント!!!

4,400円相当の超絶ソックスですよ!!!(現金)

奥さん!!!今だけ!!!!いいのこれ!?!?!?

もでぃふぁいど はダークブラウンのものを愛用しています。

「だからプレゼントはダーブラ一択!あえてドレッシーなギュスターヴ(黒靴)に合わせてカジュアルダウンもオシャレだろう、定番の黒やネイビーが欲しければ自分で金を出して買ってくれ!!」と案を出しましたが、LIGHTBULBをはじめ皆さん心優しい方ばかりだったので、今回はお好きな色を選んでいただけることになりました。もでぃふぁいど 以外の皆さんの優しさに感謝してください。

(もちろん もでぃふぁいど ファンの皆さんはお揃いでダークブラウンですよね!実際ネイビーのスーツには合わせやすいのでとても良いですよ!)

なんだか大盤振る舞いなお披露目になりそうです……!!

というわけで、

今週末、5/10(土)はぜひ浅草橋マルチラボへ!もでぃふぁいど も朝から晩まで現地で待ってます!きてね!!

もちろん11日(日)もやっていますので、ご都合つかないかたはぜひ日曜に!もでぃふぁいど はいませんが、そのぶん落ち着いてオーダーいただけることでしょう!

エッフェル塔は当初賛否両論でしたが、今ではパリになくてはならないものとなりました。

ギュスターヴも皆さんのワードローブにおけるマスターピースになりますように……!!

今日のモディファイ!

きっとボーナスでなんとかなるって。未来の自分を信じろ!

いやぁ、靴好きの集まりでギュスターヴ履いた人同士が「それってもしかして……」みたいな感じで話題の1つになってくれたりすると、明るい未来って感じがしますね!!ぜひ!!

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