新年から(ニッチすぎる記事で)飛ばしていきますよ。
ボロボロワックス!!
新年明けたので、いざ靴磨き!!と思うも、昨年来ワックスがボロボロなのを思い出しました。
これ、使おうとすると細かいカケラが布からポロリ落ちて床を汚したり、そもそも靴に塗る際にダマになったりと結構使いにくいというか、ぶっちゃけぶん投げたいくらいアレですよね。でも捨てるのはまだ早い!
ワックスを開封してから長らく経って溶剤や水分が飛んじゃうと、こんな感じで割れ始めてしまいます。
プロの磨き屋さんではワックス塗布の際に乾く時間を短縮するために、ワックスをあらかじめ敢えて乾かしておき「ドライワックス」として使うこともありますが、たぶんこのまま使うわけじゃないはず。
というわけで、今回はこの乾燥してボロボロのワックスを復活させてドライワックスとして活用してみたいと思います!!!
ちなみにブツはサフィールノワールのワックスです。あまりブログ界隈でも愛用者がいないというか、何故もでぃふぁいど もコレを買ったのかあまり記憶にありません。
いざ復活の工程!
方法は簡単です。
- ドライヤーで温める
- こねる
超絶簡単ですね。
が、簡単だからこそ油断しました。笑
ワックスめっちゃ吹っ飛ぶ!!!!
風力は最小にしたものの見事に細かいカケラが大量に飛んだ上、嫁に目撃されたために念入りに床を拭く羽目になりました。
・風力最小は当たり前 ・万が一にも飛ばないように布等の上で ・ドライヤーは必ず真上からあてる ・遠めからスタート(今回は70cmくらい)
ドライヤーの機種にもよると思うのですが、必ず真上から、座った状態で手を伸ばせる限り伸ばした位置から始めましょう。
だいたい1分弱やってみて見た目はこんな感じに。なんとなくカドがとれて柔らかそうな感じ。
ちょうどチョコレートを溶かしたときみたいな感じです。なんなら美味……というのは置いておいて、こねます。
何でこねるか悩んだのですが、なんとなく食事に使うスプーンは使う気になれなかったので、布ごしに指で。ワイルドに行きます。
結果、べっちょり。
ちょっともったいない気もしますが、まぁよかろ。靴に塗ったら簡単に厚塗りにできちゃいます。(厚塗りダメゼッタイ!)
肝心のワックスはこんな感じに。1分弱であればそんなに熱は感じませんでしたがじゅうぶんこねることができました。こねるというか、押し固めるというか。
念のため火傷に注意しましょう。
で、このまましばらく置いておいて、冷えて完全に固まったら完成です。
早速真ん中の部分を使ってみました。見た目は溶けっぱなしのようですが、たしかに固まっています。使った部分はいつものワックスの見た目ですね。
で、使ってみた感想ですが、
なんとすんごく使いやすい!!
今までサフィールノワールのこのワックス缶はなかなか光らない難しいワックスという印象でしたが、復活させてみる(ドライワックスにしてみる)と、すぐいい感じに光るワックスに化けました。
ワックスが割れてしまっている方は試す価値があると思います。
このワックスは珍しく青系の黒なのでお気に入りです。色味比較はこちらをどうぞ。
今日のモディファイ!
磨いた靴は?
そういうネタも次回以降出てきますよ……
おー割れたワックスもドライヤーで溶かしてこねればいいのか!
サフィールのワックスは柔らかすぎるのでそのまま使うと多少技術が必要になりますよね。
面倒なので蓋開けて溶剤とばして鏡面磨きしやすい用にしようとしたら、そのまま放置してカピカピになってしまったワックスがあるので試してみます!
通りすがりのチワワさま
ありがとうございます!
きっと使いやすくなるかと思いますので、かけらに注意しつつ試してみてください!
サフィールは青缶も持ってますが、そっちはもはや全然光らず液体を塗り込んでる感がすごいです。笑