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Heinrich Dinkelacker Luzern!!〜東欧の薫り〜

石畳の小径……抜けた先に広場……家々の窓辺で鉢植えの花が可愛いらしく咲き……石造りの統一された街並み……そして朝からレバーペースト。

もでぃふぁいど の語彙力ではレバーなしではハンガリーを表せませんでした。無念です。

今日はハインリッヒディンケラッカーのルツェルン フルブローグダービーをご紹介します。

同ファクトリーのラインナップの中でもマイナーなラスト(木型)なので情報探している方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これも以前中途半端に紹介したものですね。

1.ハインリッヒディンケラッカーとは!!

いつも通り行きたいのですが、、、ここ、日本語ではあんま情報出てきません。情報化社会の限界を感じます。笑

わかることは、

・ドイツのブランド、ファクトリーはハンガリーのブダペスト郊外。

・1897年創業の老舗。

・職人が手をかけて作っているので年間8,000足しか生産されていない。

くらいでしょうか。

日本においてはそこそこ謎のファクトリーです。ただ、輸入代理店さんは存在しますので、とにもかくにもモノはある。


HEINRICH DINKELACKER ハインリッヒ・ディンケラッカー Buda・シェルコードバン ノルウィージャンフルブローグ ブラック/ネイビー/オックスブラッド/ダークコニャック 非売品のシューキーパー付

なかなかアクの強い代理店さんですが、、、「アイダス・チェラウナボルタ」って、覚えさせるつもりないでしょう、この店名。笑

東欧靴であり、ドイツの靴でもあるこちら。

このあたりの靴に特徴的なのは、履き心地にフォーカスしたラストではないでしょうか。ビルケンシュトックとかのイメージに近いですかね。

「機能あってのデザイン」

「職人による工芸品」

そんなイメージがぴったりくる靴です。

ここの靴はラスト(木型)の名前でモデル名がつけられるため、同じモデル名であっても、スタイルが異なる、ということが普通に起こります。

(木型とは、革にクセをつけ、靴の形にするために使う型のことです。履き心地、見た目に直結します。)

このフルブローグも


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このプレーントゥも


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Rio(リオ)なんですね。

垂直に立ち上がるトゥやサイド、トリプルソール(!)なんかが特徴的なモデルですね。

他にもBuda(ブダ)なんかが有名です。


HEINRICH DINKELACKER ハインリッヒ・ディンケラッカー Buda・シェルコードバン ノルウィージャンフルブローグ ブラック/ネイビー/オックスブラッド/ダークコニャック 非売品のシューキーパー付

これらの靴の特徴は、、、

1.1矯正靴製作で培ったラスト!

欧米の足の弱ったエグゼクティブのための靴、をコンセプトに作られたハインリッヒディンケラッカーの靴は、いずれのラストも履き心地抜群です。曰く、「絨毯の上を歩いているよう」「靴のロールスロイス」。(靴のロールスロイスってニューバランスもそうじゃなかったか??)

それは、トリプルソールであっても、です。不思議だ。。。

1.2職人技!!ハンドソーンウェルテッド&ノルウィージャン製法!!!

ハインリッヒディンケラッカーの靴はグッドイヤーウェルト製法の原型である、手縫いを多用したハンドソーンウェルテッド製法で作られています。モデルによっては、手縫いでつけたソールの上に、更にソールを接着しているようです。めっちゃ分厚いハーフラバーの革版って感じですかね。

ノルウィージャンはこれです。水たまりに踏み込んでも、水が染みにくくなっています。

この革紐と麻の糸で強力に編み込まれたウェルトは無敵の防水性です。

いずれも高度な職人技が欠かせないため、年間に8,000足しか作ることができないと言われています。

ハンガリーって元社会主義国だから、頑張っても報われるという概念が労働者にあまりなく、生産効率がすごく悪いと聞いたことが……うわなにをするやめろ

生産性で全てを断じるのであれば、当ブログこそアレですからね。アレ。

1.3.最高の素材!!

長く、快適に履けるよう、素材も超一流の素材が使われています。

たとえばアッパーはホーウィン社のシェルコードバンやデュ・プイ社のカーフ。

ソールにはレンデンバッハ社製のオークバークソールを用いています。

オールデンではレアカラーとなる#4(OXBLOOD)ダークコニャック、ウィスキーといった色味の靴も普通に出ています。(現在、ウィスキーは手に入りにくそうですが)

っというわけで、

最高の素材を、最高のラストで、最高の職人技術で作り上げたのが、ハインリッヒディンケラッカーの靴なのです!!

直球過ぎる。

まぁ、、、形からして、好みがハッキリわかれる靴だとは思います。

イタリア靴やジョンロブ・パリなんかとは正反対の靴ですし。

で、ルツェルンです。

2.ルツェルンとは!!

今まで語ってきたような特徴があまり当てはまらないのが、このルツェルンラストです。笑

そこそこスマートな顔つきに、このモデルは素材はスエード、ソールはラバー。笑

きょうせいくつ?

こーどばん?

れんでんばっはのおーくばーくそーる?

はて、、、なんのことかのぅ、、、

だからマイナーなんですよね。笑

しかし。

それでもルツェルンは名作!!!

しっかりハインリッヒディンケラッカーの靴だった!!!

2.1ルツェルンラスト!

この手の話って確かめようがないのですが、、、

「本国では人気No.1」とのことです。笑

履き心地が良い靴はそこそこ探求してきた、もでぃふぁいど ですが、、、

ルツェルン、これはなんか新感覚です。これが靴のロールスロイス??

「じゅうたんの上を歩くような」というのは確かに、わかります。

足入れした感じはとにかく優しいの一言につきます。(スエードなのもあると思いますが)

おおっ!?ってなる優しさ。

ウェストンのようなピッタリさでもなければ、

オールデンのモディファイドラストのようにメリハリの利いたフィッティングでもなく、

チャーチの103のようにカカトが食いつくわけでもなく、

エドワードグリーンのような吸い付くフィッティングでもない。

しかし、ルツェルンは足を余すことなく柔らかくつつみこみ、どこを当てて固定してるんだ?と聞かれれば、

ぜんぶ、、、です、、、

ってなる感じです。

東欧靴、恐るべし。

カカトも結構浅いんですけどね。不思議と抜けません。不思議っす。。。

安定感すごい

幅はハインリッヒディンケラッカー自体EEウィズという話もありますが、別にブカブカな感じはしないです。あとでサイズ感のところで述べますが。

2.2ノルウィージャン製法

文句なしにかっこよいです。

スエードだし、きっちり防水スプレーして雨の日に履こうと思います。

2.3なんだこのスエードの質は!?(褒め言葉)

スエードの質ってあまり気にしていなかったのですけれども。

このキメの細かさはなんだ!?!?

言っちゃなんですが、今まで狙っていた、オールデンのスエードのモデルや、クロケット&ジョーンズのスエードのメインライン(キャベンディッシュ)、チャーチのスエードチャッカ(ライダー)とは別次元のキメの細かさです。

足入れした感じも柔らかソフト、、、、、、

ニューバランスの出番が激減しそうな優しさです。。。

2.4ライトラバーソール

このルツェルンはライトラバーソールのモデルです。

軽いかどうかはわからんですが、、、ハインリッヒディンケラッカーは独自のラバーソールを結構出してますね。

碑文か。笑

めっちゃ書いてある。笑

でも滑りづらく、返りも良い、優秀なソールだと思います。

で、不思議なのは、前半分ラバーなのに、ヒールは

普通のクォーター仕様。なんでや。

機能に関係ないですが、飾り釘が綺麗ですね。よく打ったもんだ。

他の特徴と相まって、雨の日に気兼ねなく履けるのは良いことです。

旅に出るには最高の1足かなぁ。

2.5ブローギング!

ブローグと言えばチャーチやトリッカーズという向きもありますが、

これはこれで、なかなか。。。

手が込んでいてグッドです。

3.ルツェルンのサイズ感!

ハインリッヒディンケラッカーの靴はEE(2E)ウィズという話もありますが、、、少なくともルツェルンは幅こそブカブカな感じはしません。

もでぃふぁいど は左25.2cm、右25.4cm、一の甲薄め、三の甲少し高め、という足ですが、サイズは7を履いています。

が?ちょっとでかいような……。

代理店のサイトを見ると、少し大きめの作りのようで、通常のUKよりハーフサイズ小さいものが適正サイズ、とされていますが、、、(25.5=UK6.5となっています)

ハンドソーンウェルテッド製法であれば、グッドイヤーみたいに沈まないはず、というのもあります。(構造上、コルクを入れる必要がないのです)

ちなみにその他履いている靴(ラスト)のサイズは

オールデン

・バリー US8D(ジャスト~ちょいゆる)

・モディファイド US7.5D(ジャスト?)

チャーチ

・173 70F(ジャスト)

・103 70F(最高)

エドワードグリーン

・32E 7.5(ジャスト~ちょいゆる)

・32D 7.5(タイト)

・202D 7.0(タイト目)

J.M.WESTON

・(ローファー) 左6C(少しタイト〜ジャスト)右6D(ジャスト!!) 

・31(ゴルフ) 6/D(6.5D)(最高!!)

パラブーツ

・シャンボード 7(緩め甲閉じ)

・ウィリアム 7(緩め~ストラップ締めきってジャスト)

クロケット&ジョーンズ

・375 7E(ジャスト~ちょいゆる)

シェットランドフォックス

・ケンジントン 7(ジャスト!)

サンダース

・WELFIT 7F

ニューバランス

・SL1 US8D~8.5D

っとこんな感じです。モディファイドラストとパラブーツは人によってフィットの仕方がまちまちなのであんまり参考にしないほうがいいかもしれません。。。

4.なんとなく比べてみた

立ち位置としては、オールデンのアバディーンラストに近いかな、と思うので比べてみました。矯正靴を作っていたファクトリーのドレッシーなモデル、というところですね。

おや?

意外と似てるな、と思っただけです。笑

今日のモディファイ!!!

マイスターの国よりやってきた東欧靴恐るべし!!!コードバンモデルも欲しくなる!!…….欲しければ?買えば?いいのでは???お????

やっぱりスエードにはとりあえずジェイソンマークで防水かなぁ。気化式じゃないんで、使いやすいっす。


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