Heinrich Dinkelacker Budaと2022年秋冬の訪れ〜またしても2年エイジング

ディンケの季節、来たる

涼しくなってきましたね

相変わらずリハビリのような記事が続きますが(笑)、物欲だなんだと考えているうちにすっかり涼しくなってきました。

皆さんご自慢のアウターが活躍するようになる時期なのでインスタなんか見ていても楽しいです。もでぃふぁいど も久々に引っ張り出してきたアウターや、最近買ったアウターを着るのが楽しみです。

ついこの間までセミが鳴いていたのになぁと思うのですが、季節が移ろうのは早いもんですね。(年々早くなっているような?)

そんな中、今年もこの時期がやってきました。重厚な靴を履きたくなります。そして今年もコードバンにブルームが見事に咲きました。

も「見て!」

嫁「カビ?」

も「違うの!ホーウィン社のシェルコードバンは油分たっぷりだから寒くなると、こうやって固化したのが白く見えるの!」

嫁「へぇ(空返事)」

も「季節の移ろいを感じるねぇ」

嫁「特に感じません」

感じますよね???

せっかくだから2年エイジングの姿を撮ってみた

この靴は2020年に手に入れたHeinrich DinkelackerのBuda Full Brogue Cです。

ハインリッヒディンケラッカーブダフルブローグC。完全に呪文ですね。

あの頃、ちょうどハインリッヒディンケラッカーはなんか色々ゴタゴタしていて、ブダペストの工場は閉鎖になるし、そうなるとBudaのBraided Welt(ツォップナート、辮髪縫い)を縫える職人さんもいなくなってしまう……畢竟、Budaのツォップナート搭載モデルは廃盤……という噂が出ている中でギリギリ入手したものです。

J.M.WESTONのロシアンカーフのゴルフなんかもそうですが、現在普通に手に入るモデルが、ある日突然廃盤!来年からのレアモデルに!みたいなケースはここ数年ちょこちょこあるので、欲しい靴の買いどきはいつだって今!!!(自分に言っています)

実際にはそこから半年後くらいでBudaのツォップナート搭載モデルは徐々に姿を消していきました。

……とか言って、久々に本国のサイト見たらサイズによってはまだあるし、しかも今セールやってて一昨年の価格くらいで買えちゃう??

新工場製(スペイン)のクオリティは中々アレで、思わず日本の正規代理店が取扱をやめちゃうレベルのようですが、ツォップナート搭載なら旧ブタペスト製で確定?

なんかツォップナートついている靴は、すべからくセールにかかっているので、そろそろ一掃したい感じでしょうか。

ちょっとその辺り最近なかなか追えていないのですが、ゴツめの靴を探していた方はいかがでしょう。スペインで練習がてらツォップナート施しているやつでクオリティがヤバいのでセールにかかっているという可能性もありますが……。(あるか?)

話がズレましたが、そんなこんなで2年経ったBudaです。うーん東欧の重戦車。

下の新品の写真と比べると貫禄が出ましたね。革靴のエイジングに対する語彙がこれしかないのかと自分でも驚愕しています。

オールデンの黒や#8のシェルコードバンは仕上げ材がのっているからか、あまりクリームを吸い込む感じではない(薄いレアカラーはもう少し浸透する)のですが、ディンケのダークコニャックも吸い込む系コードバンです。

サフィールのコードバンクリームなんかを塗ると結構すぐにベタつくので、ケアに関しては最低限でやってきました。それでもブルームが出ますし、乾燥した感じもないのでこれで良いのかなと。

もうすぐ冬ですね

シワは手持ちのコードバンの靴の中でもかなり会心の入りかたです。すき。

つい2ヶ月くらい前までは「クソ暑くてこんな重厚な靴、履く気も全くしないし、いっそ売っちまうか?」と考えていたような気もしますが、ここに来て涼しくなったら超気分なので早まらなくて良かったです。

このデコラティブでアンチックな感じは、ドイツチックでもありハンガリーチックでもあるような気がします。日本人のなんとなくのフィーリングです。コードバンですが、曇り空と石畳に映える靴というか。晴天は晴天で、ダークコニャックの色味が透けてオリーブ色になるのも好きです。つまり、良い。

とはいえ靴ブロガーとして、ブルームそのままもどうなん?とツッコまれそうなので、馬毛ブラシでブラッシングしてみました。

改めてのシワ。好き。

工芸品的美しさ……とか言ってないで履きます、今年は。

とはいえこのツォップナート、下記の日本のメーカー、sawn SHOE MAKERさんなんかでもめっちゃカッコいいので、これ狙いで無理に個人輸入することもないのかもしれません。instagramはちょっと古いですが、Rendoとのコラボです。カッコよすぎません?

https://sewnshoemaker.com

いやいやそんなこと言ったらそもそもツォップナート積んでる靴が絶対必要か?とも思うのですが、重衣料が増えてくる時期になるとこういう靴が恋しくなるんですよ。

今日のモディファイ!

皆さんのお気に入りの秋冬靴もぜひ教えてください!

ブーツが……ブーツのラインナップが弱いんだよなぁ……(靴棚を眺めながら

7件のコメント

  1. なおき と申します。
    2度目の投稿です。

    Heinrich Dinkelackerカッコイイですね。

    ぜひ買いたいのですが、先日ストラスブルゴでエドワード・グリーンのドーバーを
    買ってしまったばかりなので、さすがに買えません。

    でも・・・マイサイズのUK5が売りに出されたら購入してしまうかも。

    ブログを拝見して気になったのが、ブルームです。
    馬毛ブラシのブラッシングで消えるものなのでしょうか?
    ブルーム未経験のため、ご教授下さい。

    1. なおきさま

      いつもありがとうございます!以前はディンケのセール情報のご提供をありがとうございました!

      ドーバー、良いですね!!昨今の円安基調を見ていると、あの価格感で買えるのは本当に今だけでは?という気がしてしまいます。

      ブルームについてはオールデンのコードバンと同じです。馬毛ブラシでなんとかなります。気になれば豚毛を使えば取れないということは100%ないでしょう。(最終手段としてドライヤーで温めて戻す、という手もあります。再発しますが…笑)

      このBudaのブルームはかなりガンコでなかなか取りされていないところもあるのですが、これは私のズボラ故と捉えていただけたらと思います。笑

  2. もでぃふぁいどさんのブログを非常に楽しみにしているので、更新頻度が高いと嬉しいです。

    ドーバーは財布には全然優しくありませんでしたが、履き心地は最高で、買って本当に良かったです。
    初日は、靴擦れ・嚙みつきを恐れていましたが、全くの杞憂でした。
    価格帯の近い英国靴の履き慣らしに非常に苦労しているので、違いに驚きました。

    オールデンにブルームが出たら、全力ブラッシングで対応します。

  3. ディンケ、いらなくなったら是非サイズが同じと思われる私にお売りください。笑

    先日の100日企画最終日近辺から仕事がバタバタしすぎてようやく落ち着いたんですが、休日にぼちぼち革靴を履いて出かけるのが楽しい時期になりましたね。

    ディンケは最近某Instagramの広告で職人が引き継いで生産を開始した、みたいなのが流れてくるんですが…なんか名前を忘れました…。ほんまかいなと思っているところです。。

    1. さとぅさま

      コメントありがとうございます!
      Budaの嫁ぎ先はいざというときも安心ということで承知しました。笑

      秋雨も落ち着きましたね。コードバンもようやく安心して履けるようになった気がしています。

      ブダペストに残った職人さんたちがブランド立ち上げる、というウワサは聞いたことがあるので、もしかするともしかするかもしれませんね!!(追えていないのが正直なところですが、、、

  4. 始めてコメントさせていただきます。

    ディンケの職人さんたちは、
    新しく立ち上がったラズロ(ヴァーシュではない)というブランドに行ったようです。

    1. tompomさま

      コメントありがとうございます!
      Laszlo Budapestがそれだったのですね。情報ありがとうございます!!
      本国公式サイトを見たことがあり、価格が€400前後だったので「本当にここか?」と半信半疑だったのですが、ようやく確信を得ることができました。笑
      日本の代理店のページを見ると、ツォップナートなどはまさにそのままですね!!

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