ついでにRENDO8451SPへのこだわりを聞いていって欲しい記事

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誰かこの自己満足に付き合って!!!

RENDOとは!!

RENDOは2013年から始まった日本の革靴ブランドです。RENDO=連動をキーワードに、浅草の熟練職人が集う工場にて吉見氏の指揮のもと作られる靴は、フィット感抜群!!そして何より美しい!!

詳しくはこちらの記事に譲ります。結構譲りまくるので、もし検索から来られた方はよろしければどうぞ。

RENDO8451SP!

というわけでやってまいりましたRENDO8451SP!!木型845のキャップトゥの型番が1、オーダーなのでSP。という感じでしょうか。

自分への備忘も兼ねて、どんな意図で仕様を決めていったのか残しておきたいと思います。

これを読まれる方の今後のオーダーの参考になる部分が1つでも2つでもあれば幸いです!!

なぜキャップトゥ?

つくづく、なぜビスポーク品ってキャップトゥやパンチドキャップトゥ等、ドレッシーなものが多いのかな?とは思っていたのですが、今回なんとなくその理由がわかった気がします。

今回のオーダーの自由度はもはやビスポーク級だったので、擬似的に体験できたというか。

ビスポークじゃないとできない仕様って、靴をドレッシーに見せるディテールが多いんですよね。

靴のウエスト部を絞るベヴェルドウェストや、

縫い目を廃したシームレスヒール

ヒールのリフトをテーパードさせるピッチドヒール

なんかがパッと頭に浮かびますが、これってドレッシーな靴に似合うディテールですよね。

もでぃふぁいど はセミブローグが大好きですが、ビスポークしたとして敢えてセミブローグにこのディテールたちは採用しないかなぁ、という気がします。セミブローグにそのドレッシーさを求めていないというか。ドレッシーにするなら最初からクォーターブローグ、もしくはキャップトゥやプレーントゥにするわ、みたいな。

というわけで、今回はさまざまなディテールを入れるのが楽しいキャップトゥにしました。

また、ここぞという1足でもあるキャップトゥはなんとなく日本のブランドのものにしたいな、というのもあります。これまで海外製の靴ばっか紹介してて靴棚にも事実溢れているので今さらアレですが。笑

木型845!

RENDOには2E相当のウィズをもつ770と、Cウィズ相当の845という木型があります。(他にもあるはずです!)

オーダーの際、履き比べてどちらも甲乙つけがたいフィット感だったのですが、最近は踏まず部分(アーチ)をよりフィットさせた靴がいいなと漠然と思っていたのでUK8の845にしました。もでぃふぁいど は普段UK7Eとか履いてる人間です。

足長の割にアーチが長い(=指が短い)という懸念があるので、足長だけ見るとUK7ですが、アーチ部分はそれ以上のサイズの長さがあるのでは??と思ったらやめられない止まらない。

オーダーの記事のとおり、履き込んだ状態のサンプルを履けたのもこれを大きく後押ししました。

結果伸びやか!

足の内側への倒れ込みを防ぐパーツを搭載してもらったこともあり、踏まず含めてフィット感は抜群です!!!

ハーフムーン!(スカラップ)

ここからは意匠です。

ハーフムーン(スカラップ)はレースステイの根元、閂留めを隠す意匠。

クラシックな靴に散見される意匠ですが、コストダウンの波で最近採用は稀です。

もでぃふぁいど は、この奥ゆかしさというか、特に役に立つわけでもないんだけどしっかりハーフムーンがついている、というのが好きです。

靴道の最序盤で買ったロイドフットウェアMシリーズのセミブローグ(チーニー製)についてたもんだから、以後ハーフムーンがないと生きていけない体になってしまいました。

ついてない靴もたくさん持ってますが…

これからもオーダーするときは必ずこれも一緒にオーダーしていくんだと思います。

ダブルステッチ!

レースステイ横の飾りステッチはダブルにしてもらいました。

スワンネックももちろん検討しましたが、今回は見送り。理由は後述。

ドレッシーなキャップトゥの中にもちょっと質実剛健なディテールを混ぜて実用靴としてのアピールを潜ませてみました。潜みすぎているかもしれません。

「チッ」

当時チッにやたら拘っていたのでチッもオーダー。「チッ」(©︎ユニオンワークスさん)とは、ベヴェルドウエストを施した際にできるウエストとヒールの段差です。

あっさり実現

で、これ、オーダーした際は「わーい」と思っていたのですが、(多分)ディーン・ガーリング氏からの返信も省みるに、

この「チッ」自体に大した意味はなく(少なくとも個別の仕様として認識されていない)、ベヴェルドウェスト採用して革底を巻き上げて縫ったらヒール部分の接合部に段差できちゃうよね、くらいのものではないかという気がしてきました。たまたま結果的にそうなっちゃっただけ的な。

よりエレガントに作ろうとするならVASSのようにベヴェルドウェストを採用しながらも段差を解消するのではないかと。

やっぱキレイねアンタ

つまりベヴェルドウェストじゃない靴で「チッ」だけ施してもらっても、これは過程(革底の巻き上げ)を伴わない空虚な意匠になってしまうのでは???という気がしてきたのです。こんなん「ごっこ」や。パチモンやないか。

でもできあがりがものすごく美しいのでどうでもいいや、ってなっちゃいました。

恐るべしRENDO。

これ以上何を求めようか?

飾り釘!

ヒールの飾り釘をお願いしました。例のおかわりし放題の釘です。

(実はオーダーした際の意図とは打たれ方が違ったのですが伝えかたが悪かった気もしますし)

おかわりし放題ですし、すんげーキレイな底面になったのでこれまた結果オーライです。

むしろコレでよかった

仕事でも恋愛でもなんでもそうですが、相手にきちんと伝わっていることを確認しなくちゃならないですね。ビスポークでもこういうことはよくあるんだろうな……。

でも、靴かぶれのもでぃふぁいど のセンスより、吉見氏のセンスで打ってもらえたので結果的にコレでよかったです。たぶん次回以降おまかせで打ってもらっちゃう気がします。笑

半カラス仕上げ!

ソールは半カラスにしてもらいました。真っ黒なカラス仕上げと悩んだのですが、今回は完成品の美しさを見て半カラスで良かったとしみじみ思います。

これは完全に好みですね。カラス仕上げもキレイなんですけど、削れれば地の色が出てきてしまうので今回は半カラスに。あまり他意のない選択です。

ジェントルマンズコーナー!

ジェントルマンズコーナーとは、ここが削られていることでスラックスの裾に引っ掛けることをなくす……という意匠ですが、効果の程は正直謎。「ないよりはあったほうが良い靴って感じがするよね」くらいのノリでチーニーのサイトにも書いてありましたし。

オーダー時の経過のとおり、当初はそこまで考えてなかったような、というのが正直なところです。笑

オーダーのコンセプト!

コンセプトとか言うとエラそうなのですが、当時何を思っていたかというと……

こだわり満載の普通の靴を作りたい!

ということです。

普通で地味と言えば、まぁ、、、

今回オーダーした仕様は以上の通りですが、実はこれ以上に「選ばない仕様を決めていた」のでした。オーダーの際は言う必要がないので出てきませんでしたが。笑

今回「選ばないと決めていた仕様」は以下の通り。

  • スワンネック
  • シームレスヒール
  • ピッチドヒール
  • ベヴェルドウェスト

いずれも高級靴の代名詞というか、特定のブランドやモデルを想起しやすいディテールです。

今回せっかくこだわりのオーダーなので、「スワンネック……エドワードグリーンぽいですね!」みたいなのはどうなのかなぁと。別にチェルシーやフィリップの代わりを作るわけではなく、RENDOをRENDOとして作るためというか。

その一方で、自己満足個性を出すために底周りを中心にたくさん要望を叶えていただきました。これも、靴にハマって色々知った今だからこそできたオーダーだったかなと靴バカは振り返ります。

「知ってて採用しない/敢えて選ばない」というのは、「選ばない」ということを選択したということ。

目に見える仕様はもちろん、採用しなかったことに意思を込めました。

これを引き算の美学とか侘び寂びとか、慎み深く驕らないデザインとか言うと、それっぽい感じがします。

キャップトゥって主役が別にいる催しに履いていく、主役を引き立てるための靴、そしてそのためのデザインということでひとつ、いかがでしょう。

というわけで、手元に来た8451SPはお願いした以上にたくさんの要望が詰まった靴でもあります。

……という要望をこの価格で叶えてくれるRENDOマジで恐るべし。オーダーの醍醐味を存分に味わえます。

皆様もボーナスで年末にいかがでしょう?そろそろ靴欲しくなってきましたよね??飾っておいても最高だと思いますよ???

もでぃふぁいど のボーナスがどうなるかは目を瞑り続けています……

今日のモディファイ!

次はサイドゴアブーツ……いやセミブローグ……悩んでいる時間が1番楽しくもあり、ツライところでもありますよね。

8件のコメント

  1. 相変わらず靴愛溢れていますね!素晴らしいです

    一方、自分も先日ビンテージ?(95年製)のロブを手に入れたばかりなのに、YOHEI FUKUDAさんコラボの180ウエストンを予約してしまいました 苦笑

    左右でサイズ違いがオーダーできるのですが、もでぃふぁいどさんは今回は見送りですか??

    1. てろてろお様

      ありがとうございます!!
      ビンテージロブ良いですね!革もさぞきめ細やかなものだろうと推測します、、、

      さて、例の180ですが、余裕があれば全ての色揃えて飾って毎日撫でたいくらいなのですが余裕が全然ありません。笑

      ムラ染めのネイビーのローファーならあるし……いやでもグリーン良いな、履き口のブローグも本当にたまらんな、でも余裕ないな……

      というところでウロウロしています。笑
      こうしているうちに売り切れちゃうんでしょうね……

    2. はい、ビンテージロブはグレインレザーなのにバックスカーフかよ?!というレベルにテカっております…

      たしかにもでぃふぁいどさんは例のスーパーブルー180ありますもんね〜

      そーゆー意味では不要かもですね!

      …ちなみにトリプルソールゴルフも発売されましたね(ボソっ…

    3. てろてらお様

      古いグレインレザーは本当に光りますよね!持っていないですが!!

      最近のウエストンのなんでもパラブーツ風ノルウィージャンウェルトつけてみたり、トリプルソールにしてみたりする流れは何なんでしょうね……笑

    4. そーなんですよ 笑

      言うておきながら、自分はゴルフトリプルS否定派です 苦笑

      590はアッパーがシュッとしてるからバランスがとても絶妙に感じるんですが、ただでさえ餃子靴と揶揄されるゴルフだと

      巨大餃子感

      を爽やかなニンニク臭と共に感じてしまいます…

      でも評判は良いみたいですし、好き好きですが、、

      でもゴルフはあのリッジウェイの歩きやすさも魅力なのになんだかなぁ、という感じですね…

      何でもかんでもトリプルsのサイヤール手抜き感と共に…

      もっと。新しい定番靴を打ち出して欲しいもんです

      求めてるのは

      ・チョコチョコ落書きしたり
      ・何でもかんでもトリプルsにしたり

      じゃないんですよ…笑

      そんなのするくらいなら376と310残せよ、と怒りすら…笑

    5. ぺろぺろお様

      本国ではクラシックラインはそんなに売れ筋でない、みたいな話は聞くのですが、最近のノルウィージャン&トリプルソール化で響いてるんでしょうかね?

      376と310残して欲しいのは本当それですね。笑

    6. おそらく、スーツ離れは海外でも同様なのでしょうね

      もはや何も考えずにスーツに合わせられるウエストンといえば300くらいしか思い浮かばないです。。

      が、300買うならもでぃふぁいどさんのRENDOの方が欲しいです 笑

    7. ぺらぺらお様
      最高の褒め言葉ありがとうございます!
      300や310は常に頭の隅にあるのですが、手持ちの他のラインナップからして被るので買えなくなってしまった靴たちです。笑

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