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Gießbach (ギースバッハ)、ギルド系アトリエ、Rolis Rosenmüller(ロリス・ローゼンミュラー)を世界一簡単に説明する記事!!

世界一(たぶん)

はじめに〜登場人物紹介

今回靴を買いました!!

ギルド系アトリエ、という言葉で通じる方には通じるかと思いますが、正直、脳みそゆるゆるな もでぃふぁいど には何が何やらサッパリ。

なので今回レビューを進めていくにあたり、まずは登場人物(ブランドや団体)の整理をば。

なお、当然のことながら公式ページには全て詳しく書かれているので、もでぃふぁいど なりに噛み砕いたモノが載っかると思っていただきたいです。

https://giessbach-schuhgilde.com

Gießbach (ギースバッハ)

ギースバッハは、ミュンヘンを拠点とする、優れた靴を共有するための集いである。定期的に会場を貸し切り、展覧会を開催している。参加者は、ギルド系アトリエの作り手および履き手である。

(中略)

ギースバッハは、一言で表現するなら、高級靴の愛好家による人的マーケットプレイスである。

https://giessbach-schuhgilde.com/journal/giessbach/

まず、ギースバッハという靴愛好家(作る人、履く人)の集まりが、遥かドイツのミュンヘンにあります。代表はエルマー・ブロン氏。もでぃふぁいど はドイツのビール(ヴァイスドゥンケル)がめっちゃ好き。

ここまでOKでしょうか?

Gießbach Schuhgilde

ギースバッハの日本支部とでも言うべきか、オンラインスタジオとして立ち上がったのがGießbach “Schuhgilde”です。

当スタジオでは、風見光軌が代表を務め、椎名亘がアドバイザーを務める。

https://giessbach-schuhgilde.com/journal/giessbach/

こちらは、今回私が購入した際にもご対応いただいた風見さん(しかもこのブログの読者でもいらっしゃる!)が代表を務めてらっしゃいます。

椎名さんについては、言わずもがな、ヤフオク革靴巡回民であれば一度は出品ページをご覧になったことがあることでしょう。もでぃふぁいど は参戦は諦めていましたが毎回垂涎モノの出品でした。笑

ともかく、今回の靴はこのオンラインスタジオ(≒ギースバッハ日本支部)であるこちらから購入しました。

https://giessbach-schuhgilde.com

じゃあ、どこの靴を?という話が続きます。

ギルド系アトリエについて

先から出ているギルド系アトリエという単語ですが、要するに靴工房と読み換えていただいてOKです。

あとでまた触れますが、基本的には誰でもオーダーできるような靴工房ではありません。出資者やギースバッハのような特定コミュニティに属する人のオーダーのみを受け付ける、というような靴工房です。

プロジェクトLSG

このプロジェクトは、ギルド系アトリエの靴をより多くの方に届ける、というものです。

なので、まず、めちゃめちゃ大雑把な枠組みとして、

  • オンラインスタジオ「Gießbach Schuhgilde」は
  • 本来一般の人間がオーダーできないギルド系アトリエの靴を
  • 紹介、販売する

という構図があります。

その背景として、コロナ禍や出資/構成メンバーの高齢化など色々挙げられていましたが「良いものをみんなと共有したい」という想いがいちばんの原動力としてあります。

このブログと同じですね。

え?

Rolis Rosenmüller(ロリス・ローゼンミュラー)

さて、そろそろ固有名詞が大渋滞してきました。

上記でより多くの方にギルド系アトリエの作品を届ける、というプロジェクトのために企画された専用ブランドがRolis Rosenmüller(ロリス・ローゼンミュラー)です。

ギレスベルガー、アウリールクラネルト、ウロスガリエが共同で企画開発し、ギレスベルガーがそれを形にする。

https://giessbach-schuhgilde.com/project/

ロリス・ローゼンミュラーの靴は、ギースバッハに参加している3つのギルド系アトリエが企画し、実際にはギレスベルガーというアトリエが作っている、という構図になります。

ギレスベルガーがどんなアトリエ(靴工房)かと言えば、下記の公式サイトの説明を読むのが一番です。

https://giessbach-schuhgilde.com/journal/gillesberger/

めちゃめちゃ簡潔にざっくりまとめると、

英国のビスポークシューズを極めた職人、ギレスベルガー氏が「美しさ・タフさ・履き心地の快適さ」を兼ね備える東欧靴の知見をもとに「最高の靴」を追求、製作しているアトリエである

という感じでしょうか。

真に最高峰の靴なら、あらゆる時に、あらゆる場所で、積極的に履かれるべきだと考えた。

https://giessbach-schuhgilde.com/journal/gillesberger/

アンソニークレバリーのキャップトゥを後生大事に抱えたままの もでぃふぁいど には耳が痛いぜ!!

いったん整理!

  • 靴愛好家の集まりであるギースバッハのオンラインスタジオ「Gießbach Schuhgilde」は
  • 一般にはオーダーできないギルド系アトリエ3つ(ギレスベルガー、アウリールクラネルト、ウロスガリエ)が企画し、ギレスベルガーが生産した、Rolis Rosenmüller(ロリス・ローゼンミュラー)というブランドの靴を
  • 紹介、販売する「プロジェクトLSG」という取り組みを行っている

ということです。OKでしょうか?

ここまでちょっとカタカナが多すぎて、反動で三陽山長を買っちゃいそうな方は「コイツなんか珍しそうな靴買ったんだな」でOKです!!

Gießbach Schuhgildeの何がすごいのか?

めちゃめちゃ簡単に例えるなら、食べログに載らない一見さんお断りの銘店に誰でもいけちゃう、と言う感じでしょうか。しかもお値段も明朗、まぁ高級な食事すればこんなもんだよね、という価格で。

インターネットに載らない店なぞあるのか?というのはバリバリwin95世代、マインドは「教えて検索」な もでぃふぁいど も疑いたくなりますが、これは実体験として有ります。

もでぃふぁいど は京都のカフェで意気投合した初対面のシャッチョさんに、先斗町の舞妓さんOGがやっている一見さんお断りの店にそのまま連れてってもらったことがありました。いま思い返せばすごい夜だ。

というわけで、たしかにそういう世界は存在してもおかしくないと思う……のですが。

いやしかし、もうこれは風見さんも見ていることを承知で忖度なしで書いちゃいますが、昨年初めてGießbach Schuhgildeのページを見たときの第一印象は、「陰謀論じみている」でした。(礼讃ばかりしていると胡散臭いのでホントに言葉を選ばず本音をぶっ放すの図)

いやだって、

世界には資産家が趣味100%でお金を出し合って運営している靴工房があってー

その工房は自社専用のプライベートタンナーまで持っていてー

コスト度外視で理想の靴だけを作り続けている

その靴は一般人の目に触れることもなく、

ネットの海に情報が出るでもなく、

世界の片隅で限られた人間にのみ靴を供給し続けている……

今回はなんと、その靴を皆さんだけにネット販売します!!

……いや正直な話、当時はカード決済してほんとに靴送られてくるかな?と結構考えましたよ!!(今回めちゃめちゃ丁寧に送られてきました、間違いなく大丈夫です。)

でも話のレベルとしては、

  • ワクチン打ったら磁石が腕にくっつく
  • 水素が入った水はなんかイイ
  • ホントに良い靴は資産家の間でのみ流通している
  • 五穀米は健康的

と並んでいても違和感はないです。個人的に。

しかし、ワクチンは打つし、同じ水なら二酸化炭素とエチルアルコールが入っているほうが好きですし、五穀米は食物繊維その他諸々の栄養が白米より豊富なので実際身体に良いです。良いはず。

まぁ色々事情はあると思うのですが「HPに写真がほぼ靴しかない」というのが構えちゃう要因でもあるでしょうか?

たとえば、エドワードグリーンのドーヴァーは限られた職人のみが量産に耐える技術を持つスキンステッチが〜、という話があって、調べればエドワードグリーンの工場や、職人さんのお名前に写真、インタビューまで出てくるわけです。こりゃ信憑性あるわなと。

が、今回の件に関してはそもそもネットに載っていない、ということが明言されているので、情報収集のしようが問い合わせ以外にない、という状況です。調べてもほとんど何も出てきません。

11/8追記:代表の風見さんからコメントいただきました。(全文は下部で見られます。)

実は、サイトのコンテンツを編集している私自身も「この感じだと陰謀論くさいな…」と感じていました。ですが、コロナ禍で現地に行けなかったのもあり、それを払拭できずにローンチしました。

※写真がないのは蓋を開けてみればなんてことない、「コロナ禍だったから」というとても単純な理由でした。笑

というわけなので、もでぃふぁいど はロリス・ローゼンミュラーについては、実際に自分の目と足で試してみるしかない、という結論に至りました。

結論に至りました、とかいって、ただ履いてみたかっただけじゃんね!!!

欲望を抑えられない靴バカのサガよ。

こういうのは靴を買うハードルが異常に低い人間からホイホイされちゃうもんです。そういう人間のレビューによって、皆さんが安心して散財できるなら言うことなし。

果たして革靴100足履いてきた男は、ロリス・ローゼンミュラーを開けて見て触って履いて何を思うのか!?

2023年11月5日現在の販売状況について

ちなみに2023年11月5日時点で、Gießbach Schuhgildeでのロリス・ローゼンミュラーの販売は販売体制の見直しのため一時停止中です。

11月中には再開?というアナウンスも出ていますので、詳しくはブランドの公式Instagramをチェック!!

今日のモディファイ!

いざ、開封&レビューは次回へ続く!!(11/11(土)朝8:00に更新します!いま書いてますのでしばしお待ちを!)

2件のコメント

  1. 早速拝見させていただきました!

    実は、サイトのコンテンツを編集している私自身も「この感じだと陰謀論くさいな…」と感じていました。ですが、コロナ禍で現地に行けなかったのもあり、それを払拭できずにローンチしました。

    履き手の皆さんが、インスタグラムで実使用のお写真&レビューを上げてくれたおかげで、幾分かは払拭できましたが、まだ陰謀論感を与えるものだと思っています。(特にインスタ外の方々にとっては)

    私自身も皆さんも感じていることをドンピシャで突いていただいて、とても気持ち良いですね。

    素晴らしい記事です。

    インスタの外でも “陰謀論くささ” を払拭することが今後の課題の一つです。それを改めて実感できました。

    素晴らしい記事、ありがとうございます

    1. 風見様

      早速のコメントありがとうございます!
      前提として、今日の記事も明日の記事も、貴ブランドを皆さんに広めたい、迷っている方がいれば背中を押したい、という趣旨で書いています。

      ここ2週間くらいですが履かせていただいて、少なくとも私は今後もたくさん履いていきたいと思える靴だったためです。

      今後、現地の写真なんかもあがり始めたら、ブランドの世界観がより伝わりそうですね。私も楽しみにお待ちしております!!

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