真のモディファイ記事!!!(4年越し)
J.M.WESTON677ハントダービーをモディファイ!
お?まだ手元にあったんすか??という方もおられるかもしれません。コイツはいます、ハイ。
しかし買ってからすぐのレビューで書いたようにヒールにもスチールがついてるんですねこの靴。
上の記事はそれが気になるよーってな記事だったわけですが、あれから
- マンホールでタップダンスして道行く人が振り返る
- エスカレーターでカツカツして前の人が振り返る
- もちろん夜道で前の人が振り返る
- 昼でも振り返られる
などなど、様々なシチュエーションを味わった結果、登板頻度はあまり高くない1足になりつつありました。もったいねぇ。
しかし、上の記事にも書いた
- 1〜2の甲がしんどい
- 足入れは捻じ込んでいくスタイル
というのは、2ヶ月くらいで解決しました。他のウエストンの靴に比べれば修行についてはかなり良心的な気がします。
履き心地は良い。
しかし、ヒールが、ヒールが気になる。というか音。どうしても音。
ヒールにスチールついてるのは紳士靴のシーラカンスとも言われるハントダービーならでは。できるだけコレを味わってからトップピース交換……と考えていましたが、味わわなくても良い色んなシチュエーションを堪能した結果、考えが変わりました。
これ、ラバーにすれば文句なしに履きまくるのでは?
ラバーに変えました
善は急げ、あっちゅー間に返ってきたハントのヒールはこちら!!!
普通だ。普通すぎる。
しかし、普通は尊い。
飾り釘も同じように打ちますか?と提案いただき、ラッキーとばかりにお願いしました。微妙に違うのはご愛嬌というか、そもそも元は鉄釘だもんな。普通の釘は真鍮です。
このあたりユニオンワークスさんなんかに頼めば完コピだったのかもしれません。まぁ価格は異なると思います……
トップピースは削れて真っ白で釘どこ?みたいな感じだったので、あまり気にしないことにします。そもそも全面ラバーピースで検討したものの、このサイズの在庫がないのでダブテイルにしたくらいのユルさなので……。笑
そもそもウエストンはダブテイルじゃないですが、個人的になんか好きなんですよね、ダブテイル。
ハントのヒールをラバー(ダブテイル)に変えた感想!
まずもう、歩きかたから変わりました。笑
スチールヒールだと、思い切り踵から接地すると音も衝撃(=腰膝へのダメージ……笑)も結構あったので、必然的に若干歩幅小さく、すり足気味に歩いてました。
……ということに、ラバーに変えて気づくという。ハントを履いているときだけ無意識に不自然な歩きかたをしてたことに初めて気付きました。
ラバーに変えた後は思いきり歩けます。何も気にせずグングン行けます。ありがたや〜。やはり普通が尊い。
エスカレーターも前往く人も気にならない!住宅街の散歩もOK!たまにある駐車場の鉄製階段でもカンカン言わない!!!(反響するのでコレが1番音がデカい)
やはり何も気負わずいつでも履けるのは良いですね。
そもそも靴のシーラカンスとも言われるハントダービーのヒールにスチールがついているのは狩猟用という出自に端を発するのであって、コンクリートジャングルに立ち向かうためではありません。もともと未舗装路を踏破するためのブーツだったわけです。(その昔、ハンティングからそのままパーティーいけます!的なキャッチコピーだったとか。)
現代で有効に、そして友好的に履くためには多少の融通を効かせる必要はあるでしょう。できることならゴルフと同じソールにしたかったですが、純正修理では原則同じソールでの交換が前提となるようで。
まぁオールソールにしてもユニオンワークスさんがあるのできっと大丈夫!!そもそもこの靴のダブルソールは極厚なので、いったいいつオールソールに……??という感じもします。
ハントに限らずヴィンテージの靴などで、ヒールにスチールがついてたり釘が打ってあって滑る靴があれば、いっそラバーに変えてしまうのもオススメです!
今日のモディファイ!
初めてちゃんとモディファイっぽい記事書いた気がします。