ボールペンの4C規格ついて書いていたら思いついてしまった、もでぃふぁいど です。
全てのオールデンラバーへ捧ぐ。
皆さん、4C分析してますか?してませんよね?
もでぃふぁいど も、全然やってません笑。
4C分析とは!
4C分析とはざっくりいうと、マーケティングにおいて以下の4つの顧客側からの視点で自社の製品・サービスの特徴なんかを考えてみよー、といった分析です。
・Customer Value(顧客にとっての価値)
・Cost to the Customer(顧客の負担)
・Convenience(入手の容易性)
・Communication(コミュニケーション)
4C分析と似たものに4P分析があります。
これはざっくりいうと、マーケティングにおいて以下の4つの企業側からの視点で自社の製品・サービスの特徴なんかを考えてみよー、といった分析です。
・Product(製品)
・Price(価格)
・Promotion(販売促進)
・Place(販売ルート)
以前はこの4Pでの分析が主流でしたが「企業からの視点で押し売りしててもダメだよね」って話になり、顧客の立場に立って4C分析やってみよーという流れが生まれたのです。
まぁ、実際に商品やサービスを買うのはお客様なわけだから、そちらの立場になって考えようよ、というのは理にかなっています。
さて、靴の話です。
これは最高級の革を使っていて、履き心地もよくて、見た目もクラシック、最高だぜ、という靴があったとします。
実際、紳士靴界隈はそういう文句であふれています。
これって全部、企業側からの視点なんですよね。
最高の革を使っているから何がいいの?
履き心地が悪くても歩けるわ!
見た目がクラシック?だからなんだ??
つまり、これらを4CにおけるCustomer Value(顧客にとっての価値)に変換せねばならぬ時代に来ているのです。たぶん。
というわけでこの新しい切り口をもってALDENの魅力について語ることに挑んでみようというわけです。
というのは建前で、もういきなりモディファイドラストで歩いてみたとか、アバディーンラストのススメ!なんて記事をあげるからには自分の言葉でオールデンの魅力を語っておきたいと思った、というのが本音です。
ALDEN(オールデン)とは!!!
オールデンは1884年、マサチューセッツ州のミドルボロウでチャールズ・H・オールデンが創業した靴ブランド。
当初はカスタムでブーツを作っていたとか。
1970年にはターロウ一族にブランドが引き継がれ、以後4代にわたって家族経営でやってきました。
今や米国の靴ブランドの雄です。
ブルックスブラザーズへ既成靴のOEM供給や、高品質のコードバンをなめすことができる世界でも数少ないタンナー、ホーウィン社の経営危機を救ったりと様々なエピソードは今でも語り草となっています。
もでぃふぁいど が考えるALDENの魅力!!!
1.貴重なコードバンが使用された靴が多い
→強いツヤの維持によるメンテの楽さ!!!
コードバンとは農耕馬の腎部に存在するコードバン層をなめしたものです。世界広しと言えど、この革をになめすことができるタンナーは片手で数えるほどしか存在せず、貴重な革であると言えます。
確かに、コードバンを使った靴は一般的な牛革であるカーフやキップを使った靴より高価です。
その特徴はなんといっても強いツヤです。磨いたコードバンのツヤの虜になっちまった野郎どもは非常に多くいます。(あまり聞かないですが淑女もいることでしょう)
これはコードバンの構造に由来するのですが、この革はスエード(裏革)のように、毛羽立っている表面をガラスやメノウのローラーで猛烈にこすることで寝かせ、平らにすることでこのツヤが出ています。
つまり、表皮にあたるギン面が存在しないのです。また、強度も牛革の2-3倍なんてのもよく言われていることです。
これがどうワレワレ、消費者にとって良いかというと、
①ギン面がないことによって革の表面がひび割れることがない
丈夫なのは靴としていいことです。
そしてあまり言われないことですが、
②もとからツヤが強く、ブラッシングだけでもそれなりに維持できるためメンテが楽
というのもあります。
なんだかんだ毎日靴を磨いている時間もないので、帰ってすぐブラッシングさえしていれば見栄が張れる靴というのは、とてもありがたいことです。
子供がいると毎日楽しいですが靴にはちょっと申し訳ないというか、なかなか毎日かまってやれんもんで、、、
ちなみに、雨に弱い、なんてのもよく言われることですが、もでぃふぁいど はあまりそうは思いません。あくまでも個人的にですが!!詳しくはこちら!
2.豊富なラスト
→誰の足にでも合わせやすい、歩きやすい、外回りなんかに最適!!!
オールデンは豊富なラストを持ち、その歩きやすさには定評のあるものばかりです。
どのくらい豊富かというと…ざっと、、、バリー、モディファイド、アバディーン、バン、379X、プラザ、レイドン、トゥルーバランス、トム、レキシントン、トゥルートレッド、グラント、、、(ここまで自力)、あとはカプリー、トレモント、ハンプトンなどなど。。。
呪文ではありません。
この中でも、例えば、よく特徴的なラストとして取り上げられるモディファイドラストなんていうのはまさに履きやすさ、合わせやすさで注目されます。
仕事どころか休日に8kg強の子供を抱えたまま9km歩いたって大丈夫!!!
いいよね、オールデン。なんだかんだ、靴は外を歩くために履くものです。とりあえず、靴としては長く歩けるに越したことはない。例えば、仕事中でも交通機関にトラブルがあれば長い時間歩かねばならぬときが急に来るかもしれない。
「とりあえず、オールデン。」これは全サラリーマンにおける安パイでしょう。
とにかく実用的な紳士靴と言えばオールデンということで。
と、いうわけで顧客価値から考えてみたオールデン考はここで一旦筆をおきたいと思います。
今日のモディファイ!
オールデンは実はメンテも楽!履き心地も楽!!なアクティブな方にぴったりの靴!!!歩いてナンボの営業サラリーマンのあなたにはオールデン!!
どれを買うか悩んだらまずは990。往年の傑作!!!
オールデン ALDEN 990 PLANE TOE BLUCHER プレーントゥ ブラッチャー コードバン ダーク バーガンディー CORDVAN DARK BURGUNDY ドレスシューズ
休日もジャケパンもいける2210NST!!かっこいいなぁ……!
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