意外と晴れ間も多い今年ですが……
1.雨に「強い」とは!
こちらは初期の記事ですが、今もそこそこアクセスがあります。良い靴を買って、次の悩みと言えば「雨でも履ける良い靴が欲しい」。定番ですよね。
この記事では、まとめると
・足が濡れない ・濡れた路面で滑らない ・簡単に見た目が復活する
この3要件を満たす靴こそが雨に「強い」革靴、としたのでした。
2.やっぱりガラスレザーは強い
この条件から考えるとガラスレザーは強いです。
しかし、こと靴好きとなると忌避したくなるのがガラスレザー。
簡単に言うと、表面を樹脂でコーティングした革です。
コーティングによって水を通さないので足は濡れない。そもそも革に雨が染みないので復活もカンタン。(固く絞った布で拭けばおしまいです)
そんな便利なガラスレザーが靴好きに避けられてしまうのは、
割れやすい(クラック)という噂 シワが大雑把 低品質な革 磨き甲斐がない
こんなあたりが大体の理由です。
しかし世の中にはそんな革靴ラヴァーを唸らせるガラスレザーも存在するのです。
Church’s (チャーチ)のポリッシュドバインダーカーフや
Sandersのポリッシュドカーフです。
これらは、上質でしなやかな革に薄ーくコーティングを施したものなので、割れづらく、シワも繊細です。
そもそも樹脂コーティングを厚くするのは低品質な革表面の傷などを隠すためでもあります。結果、樹脂が経年で割れてしまう。最初から上質な革であれば耐水性アップのためだけにコーティングを薄く施すことができるので、割れにくく、シワも繊細になるのです。
シューツリーで形崩れを防ぎ、シワが深くならないようにするのも大事です。
滑らないソール
滑らないソールと言えば、ラバーソウル。
Beatles ビートルズ / Rubber Soul (2014年リマスター盤 / モノラル / 180グラム重量盤レコード) 【LP】
(ハワイの名店レザーソウル/Leather Soulはこれを文字ってますよね?店名見た瞬間感動したもんです。)
まぁいいや。
滑らないと言えば、ラバーソールですね。
ラバーソールにも色々種類はありますが、実は耐久性、滑りづらさともに優れているのはハーフラバーなのではないかと。
革底にあとから修理屋さんで貼ってもらうやつです。
なんせ、ソール(模様・溝)のパターンが細かいので滑りづらい。
ダイナイトなんて大雑把もいいところです。笑
ヤモリやイモリが垂直なガラスにも張り付くことができるのは、指先にとても細かいパターン(模様・溝)をもっているからです。それに倣えば、パターンは細かいほど滑りづらいはず。
また耐久性という面で削れづらさに他のラバーソールと大きな差があるとは思いませんが、ハーフラバーはひたすら張り替えていくことができるので、修理が安価ですみます。
結論!!
というわけで、もでぃふぁいど!のオススメとしては、
ポリッシュドカーフかつ革底+ハーフラバー
が最強の雨靴だと決定しました!!!
さらに防御力を高めたい方は、ブーツにするとなお良しです。(短靴だと履き口から大雨の際は雨が入ってくることがあります。)
今日のモディファイ!!!
こう見るとトリッカーズ安いし強いしすごいな……。履き心地ではやっぱりシャノンが好きですが!