3月から温めた企画があのような結果になりトクホくんロスなもでぃふぁいど です。(3月には扇風機が売ってなかっただけとも)
趣味とコスパ
もでぃふぁいど は浮気性好奇心が旺盛なので、これまで様々な趣味にハマってきました。
エレキギターとエフェクター(音を変える装置)……(アナログ/ディスクリート派です)
万年筆とインク………(濃淡出るインクは最高)
レンジファインダーカメラとレンズ……(シャッター音と巻き上げの感触の虜…もう手元にはないですが)
そして革靴。
いわゆる「沼」と言われるハマればどこまででも極められる趣味たちです。触れたことある方はそれぞれニヤリとしてしまうところもあったのではないでしょうか?
趣味に対して投資していくとき、よく話題となるのが、
①徐々にステップアップしていく ②最初から良いものを買う
どちらが結局コスパが良いの??
と、言う点です。
この手のものにどハマりしてしまうもでぃふぁいど なんかは、革靴ではジャランスリワヤに始まり、
数年後「俺には格が足りねぇ、縁がねぇ」とのたまっていたエドワードグリーンが何足か足元にある状況。
ホント人の言うことって当てにならないですね。嫁にもよく言われます。
これが「ステップアップ式」ですね。
その一方で、J.M.WESTONの641ゴルフや
Alden54321は
初期にエイヤと買って全く後悔することもなく現在も足下にあります。こちらは、「最初で最後」パターンですね。
結局、どちらがコスパが良かったのか。
答えは「最初で最後」パターン!!当たり前ですね。色々買うお金があるなら、最高の1足を買うべきだと思います。
ギターでの失敗
ちなみにギターは「最初で最後」の局面で失敗した趣味でした。
エレキギターはついているピックアップ(≒マイク)の種類で音色の6-7割くらいが決まるんです。
つまりどのピックアップを積んだギターを選ぶか、というのが好みの音を出すために重要な選択なのですが……
もでぃふぁいど は当時聞いていたバンドがこぞって使っていたギブソンのレスポールスペシャルをバイト代注ぎ込んでエイヤっと買ったんです。(ギブソンどうなったんでしょう…)
ただ、2-3年経つとどうやら自分の好みの音はストラトキャスターだったと気付くんです。(SRVが衝撃的でした)
Fender USA Stevie Ray Vaughan Stratocaster 【rpt5】
時、既に遅し。(結局ジャンク品に好みのパーツを積んでストラトは作りました)
そして今手元にあるのは出力高めのシングルピックアップを積んだG&Lのテレキャスター。
G&L USA Series ASAT Classic – Butterscotch Blonde
何が何やらですね。
何故こんなに迷走したのか。つまるところ、何が足りなかったのか。
それは、「最初で最後」の相棒を選ぶためのリテラシーでした。
靴を極めるためのリテラシー
話を靴に戻しましょう。ここまで、
・「最初で最後パターン」がコスパは良い ・最初で最後の相棒を選ぶためにリテラシーが必要
ということがわかりました。
さて、革靴におけるリテラシーとは?
サイズ感
エイヤっと良いものを買っても、最終的に緩くなってしまったり、いくら履いてもキツくて履けない靴じゃしょうがないです。
最初で最後の靴を選ぶためには、このくらいの靴が馴染むとこのくらいのフィット感になる、というリテラシーが必要です。
手っ取り早いのはJ.M.WESTONの店舗で641ゴルフや180ローファーをサイズ合わせてもらって買うことだと思います。
ああ、こんなにキツイ靴がジャストフィットになるのかと。なかなか1人で通販で買って〜というのを繰り返しているとこのフィット感にたどり着くのは無理な気がします。それくらい初期キツいな、と思いました。(特にスニーカーから乗り換える場合)
デザインに対する理解
自分が普段履く上でどのような意味を持たせて履く靴なのか。
他人から見ればどちらも「黒い靴」なのでファッション、TPO、仕事靴としてはOK。そんな場面でも、靴にハマり始めると服装との合わせ方や履いていく場面がやたら気になるようになります。(もでぃふぁいど はまだまだですが)
「どんなときに履きたい靴なのか」というイメージをしっかり持つこと。
そのデザインはどのような出自を持ち、結果としてどのようなテイスト(カントリー、ドレス等)を得ているのか。
運命を感じた1足について良く調べ、自分のライフスタイルとのマッチングを図ることが大事です。
例えば、革靴の最高峰、ジョンロブのフィリップ2。
ジョンロブ JOHN LOBB フィリップ2 Philip II ドレスシューズ オックスフォード メンズ【送料無料】
普段な私服勤務、なんて方はあまり履く機会がないかもしれません。結婚式やパーティーにお呼ばれしたときくらいでしょうか。(もちろん磨きたいとか、飾っておくだけでも満足とか、結婚式に履いていくためだけに買う、というのであればそれはバッチリです。)
ただ履く機会がない靴って、靴棚の整理をしていくときに真っ先に放流候補に挙がってしまうんですよね……。
やっばり、なるべく履く機会はあるにこしたことはないな、と思います。
革靴道には救いも!
でも革靴道には救いがあります。
それは「靴は何足か持つことが前提」のものであるからです。
(ローテーションを回して長持ちさせるのが大事ですので)
つまり、最初で最後の1足に絞る必要がない、という点です。
(その点ギターはプロでもなければ何本も現場で持ち替えるのが現実的でないので、コレ!という1本が必要な趣味だったと言えます)
とりあえず仕事に履いていける靴、という括りから選んだ「最初で最後」ならそんなに外すこともないのでは?と今は考えています。
結論
結局、言いたいことは1つです。
ボーナス出たなら本当に欲しいものを買いましょう!!!
靴って意匠権が基本ないらしいので、似たデザインの靴ってたくさんあります。
でも履き心地まではどうしても完全にトレースできないんです。木型は各ブランド固有の資産です。
やっぱりあちらの方が履き心地良いのかなぁ?となる選択なら、最初から本命にいってしまいましょう!!!
今日のモディファイ!!!
まぁズブズブと少しづつ沼にハマって行くのも楽しいんですけどね!!!(※全て一個人の考えです)