意外と見かけない?ダークオークアンティークのエイジングについてです。
アンティークカーフ?
ダークオークアンティークカーフは、エドワードグリーンは特徴的な素材のひとつです。
他のブランドで言うダークブラウンにあたる色味ですが、このようにつま先と踵部分だけ濃い色に染められたアンティークフィニッシュが特徴です。
黒靴ばかりだった英国靴界に衝撃をもたらしたこのカーフ。
美しい、しかし派手すぎないという絶妙なパティーヌの中に、故ジョンフルスティック氏のイタリアンな感性と英国靴文化への尊敬が活きています。
現在ではエドワードグリーンの黒いカーフ以外には広く採用されるフィニッシュです。ダークオーク以外に、ネイビー、バーガンディ、チェスナットあたりが有名でしょうか。
エイジング比較!
で、これが年月を重ねるとどうなるのか。ちょうど新品のダークオークアンティークと、○年モノのダークオークアンティークがありますので比較してみました。
エイジングの要素はいつだったかまとめたことがありましたが、
全体的にクリームが入ってツヤが上がり、
甲部分のシワあたりの色が若干抜け、
トゥ部分に濃いめのワックスを乗せているのでツヤが上がり色味が深まった
あたり感じられますでしょうか。
○年モノとしていますが、カドガンは中古入手なので着用期間ははっきりせず……。
またダークオークアンティークカーフは、常に最高の品質を追求する、というエドワードグリーンの理念に基づいて革の仕入先が変わることもあるようですので、一概にこうなると言えないのですが、ご参考になれば幸いです。
ちなみにこんなケア用品を使っています。
全体:クレム1925 ニュートラル(無色)
トゥとカカト:ビーズワックスポリッシュ ダークブラウン
今日のモディファイ!!!
ホントはこの記事が先にあがるはずだったんですけどね、操作ミスで無に帰したのでこの順番になりました。
そろそろ更新頻度戻していきますよー!!