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アーサーグリーンウッドが語る、イギリスの革靴を履くならスコーンも食べてほしい記事

スコーンの伝道師あらわる

革靴?イギリスといえばスコーンでクリームティーだよな!

みなさんごきげんよう。オレだ、アーサー・グリーンウッドだ。

オレはデヴォン州の田舎で育ったんだが、ここでの暮らしには欠かせないものがある。それは、なんと言ってもスコーンとクリームティーだ。これ、ただの食べ物じゃないんだよ。オレにとっては、スコーンは深い意味を持っている。

だから、今日はその魅力をみなさんにぜひ伝えたいんだ。

革靴ブログ?なんのことだ?ここは昔からスコーンブログだっただろ?


おお、母さんや、コーニッシュスタイルスコーンを宣伝するしかないオレを許してくれ!!

本当のスコーン、知ってるか?

ところでスコーンって知ってるか?そう、あの……ん?パン屋なんかで売ってて?

パサパサで?

あまり美味しくない???

残念ながら、スコーンの食べかたがきちんと伝わってないのかもしれないな。

いいか?スコーンは単体で食べるもんじゃない。コイツらはたっぷりのクリームとイチゴジャムといっしょに食べることが前提になっているんだ。

そうだな、日本の食べ物で言えば……寿司に醤油をつけないようなものだろうか。好きなやつは好きだろうけどな。

だから、スコーンってパサパサするよな、美味しくないよな、って思うやつは、一度だけでいい、たっぷりクリームを塗って、さらにイチゴジャムもたっぷり落として……両方とも1食で使い切るつもりでいってくれ。厚さでいえば1cmとか塗っちまって良い。それを試してみてほしい。

醤油つけない寿司食って「和食ってまずいね」とか言われたらイヤだろ?

イギリスのメシはマズイとか言うのは、きちんとクリームティーを試してみてからにしてくれよな!

クリームティー自体は試したことがある人は多いだろうけど、オレが言いたいのは、スコーンとクリームティーってのは、ただの「おやつ」の時間じゃないってことだ。

熱々の紅茶に焼きたてのスコーン、そしてそれに添えるたっぷりのクロテッドクリームと、イチゴジャム。あの組み合わせは、まさに絶品だ。クリームの濃厚さとジャムの程よい甘さが、スコーンの味を一層引き立てるんだ。

スコーンって、デヴォンだけじゃなくてイギリス全土で食べられているけれど、特にデヴォンのスコーンには特別なものがある。デヴォンのスコーンは、サクサクした外側とふんわりとした内側、この絶妙なバランスが魅力だ。食べるたびに、デヴォンの美しい風景が思い浮かぶんだ。広がる牧草地、風に揺れる木々、そしてその中で味わうスコーンが、まさに「地元の味」って感じだな。

オレが特に好きなのは、デヴォンの「ダブルクリーム」を使ったクリームティーだ。クロテッドクリームもいいけど、デヴォンのダブルクリームはそのまろやかでリッチな味わいが、スコーンとの相性抜群なんだ。口の中でとろけるようなクリームと、甘さ控えめのジャムが、スコーンの優しい味を引き立ててくれるんだよ。

まぁしかし、日本ではなかなか手に入らないらしい。伊勢丹なんかで英国展をやってるときにはランゲージファームがオンラインに入荷したりするみたいだけどな。

デヴォン育ちとしてはシャクだが、ロダスのクロテッドクリームならその辺で手に入るし、あっちはあっさり目の味だけど、クリームティー入門にはかえってピッタリかもしれないな。


でも使うのはロダスでも、スコーンに乗せるときはクリームが先、イチゴジャムが後だ。これはオレとの約束だぜ。わざわざデヴォンから出張ってきたんだからな。今日はこれだけ覚えて帰ってもらっても良いくらいだ。

日本の友達にクロテッドクリームの乳脂肪分は62%という話をしたらドン引いていたが、まぁ、クリームティーをやるときはダイエットなんか忘れて思いっきりやるのがいい。いわゆるチートデイだな。

オレの母さんが作ったスコーンは、今でも忘れられない。焼きたてのスコーンを半分に割って、クリームをたっぷり塗り、ジャムを乗せて一口。それだけで、心が温かくなるんだ。スコーンって、オレにとってはただの食べ物じゃなくて、家族や友達と一緒に過ごす時間、その温かさを感じさせてくれる「特別な食べ物」なんだ。

でも、オレが一番大事にしているのは、スコーンとクリームティーが「一緒に過ごす時間」を作ってくれることだ。みなさん、ティータイムって聞いたことがあるだろう?それは、ただお茶を飲む時間ではない。スコーンと紅茶を楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごすことが、イギリスの文化の一部なんだ。オレたちデヴォンでは、これが当たり前だった。どんな小さな集まりでも、必ずスコーンとクリームティーが出てきたものだ。

オレが育ったデヴォンでは、スコーンとクリームティーは、ただ食べるためのものじゃなかった。家族や友達と一緒に過ごす大切な時間を象徴していたんだ。どんなに小さな集まりでも、スコーンとクリームティーがあれば、みんなの顔が笑顔になる。これが、オレたちデヴォン流のおもてなしの心だと思っている。

話は少し戻るけれど、スコーンを食べるとき、焼きたてのものが一番美味しい。オレはスコーンを作るとき、焼き上がりの香りにワクワクするんだ。あの香ばしい香りをかぎながら、まだ温かいスコーンにクロテッドクリームをたっぷり乗せ、ジャムを少しだけ載せる。そして、ゆっくりと紅茶を飲みながら、その一口を楽しむ瞬間が最高なんだよ。

だから出来合いのスコーンを買ってきたときは、かならず割ってから温めなおしてから食べような。トースターなんかで2分もあたためりゃ、もう作りたてのおいしさがよみがえるってもんよ。

さぁ、長くなってきたからそろそろまとめよう。

スコーンの魅力は、その食感や味だけでなく、それを食べる「時間」にもある。家族や友人と、または一人で静かなひとときを楽しみながら、スコーンとクリームティーを囲むことで、心が落ち着くんだ。だから、スコーンとクリームティーは、ただの食べ物以上のものだと思っている。オレの故郷デヴォンでは、スコーンとクリームティーが、どこにいても、どんな時でも、心の拠り所になっているんだよ。

みなさんも、スコーンとクリームティーをまだ試したことがないなら、ぜひ一度体験してほしい。

地元のティールームで……といっても日本にスコーンを出す店は少ないし、クリームを使い放題ということもないから、なんてったって家で好みのクリームとジャム、そして紅茶でやるのが最高だ。


あるいは自分で作ってみたっていい。

スコーンのふわっとした食感、そしてクリームのリッチな味わいは、きっとあなたを幸せな気分にしてくれるだろう。スコーンとクリームティーを囲んで過ごすひとときが、あなたの心を温かくしてくれるはずだ。

オレにとって、スコーンとクリームティーはただの食べ物ではなく、デヴォンの風景や温かい人々、家族との思い出が込められた「心の安らぎ」そのものなんだ。

ぜひみなさんも、みなさんの大切な人とクリームティーを楽しんでみてくれ。

それじゃあ日本の革靴好きのみなさん、達者でな!!

今日のモディファイ!

今日からスコーンブログになります。よろしくお願いします。

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