最近つらつらと考えていたことです。皆さんはいかがでしょう?
1.ブランドが好き?
嫌いか?と言われれば嫌いではないです。むしろ好きなのかもしれません。
ただ、ブランドのネームバリューにはそこまで価値を感じていないというか……もでぃふぁいど の場合、ハイブランド(GUCCIやHERMES等)の靴には食指が伸びません。
何故だろうと考えたとき、ステータスを求めていないからではないかと思うのです。
既成靴が車や時計と違うのは……ちょっと無茶すれば誰でも買えると思うんです。10万くらいなら……。十分厳しいですが。笑
そういう意味で個人的にはステータスチックなものとは思っていません。ただ色々履いて磨きたい靴バカなんだなぁと思います。
そのブランドが持つフィッティングや木型、製法のノウハウに敬意をもってお金を払っている感じでしょうか。
また革の質も、高級ブランドであれば担保されます。キメが細かいとやっぱり磨いていても光をきれいに反射するので磨き甲斐があります。(意図的であれ経験則であれ)すぐに裂けてクラックが入るような革を使うこともないでしょう。
そういう意味では、無名ブランドであっても、革の質が良く、フィッティングも良く、丁寧に作られていて修理がしやすい、そんな靴があれば、もでぃふぁいど は喜んで履きます。
2.その一方で何故ブランド靴になってしまうのか。
2.1靴は外見じゃ分からないことだらけ!
ここが1番大きいのではないかと思います。
靴について調べるのはなかなか大変なんですよね。
靴になってしまえば、中身はわからないです。修理でバラす職人さんじゃないと作りの丁寧さなんかはわからないところでもあります。
革の質も、磨き方次第でカバーすることができます。(ワックスで埋めちゃうとか、写真の加工とか)
そして長く履いてみないと、靴の本当の頑丈さは分かりません。
ひとえに靴は外見からでは、本当の価値がわからない。結果的に、情報が多くブランドイメージが確立されている高級靴ブランドを選んでしまうわけです。
2.2有名ブランドの有名な木型の靴を履いてみたい!
「土踏まずの突き上げ感がすごい!!このフィット感は唯一無二!!全然疲れない!!」
とか言われたら、オールデンのモディファイドラスト、一度は履いてみたくなるじゃないですか。笑
「踏まずのフィット感とカカトのホールド感は随一!!なのに楽!!!でもドレッシー!!!」
とか言われたら、エドワードグリーンの202ラスト履きたくなるじゃないですか。笑
一度しかない人生だ、経験するだけならタダ!とか言ってうっかり履くと、優先購入リストに載ってしまうわけです。金策を練り始めてしまうわけです。
個人店に比べて試着できる場所が多いのも一因かと思います。
こう思うと、いかにプロモーションに踊らされているのか、という気もしますが……。笑
逆に言えば!
無名な靴であっても、試着が容易にできるようにし、しっかり商品の品質や作りをPRすることが大事なのではないでしょうか。
おかげさまでこのブログでさえ、月2万PVとか行くのですから、職人さんがいろんなブランドの靴をばらしてみた!とかブログ更新しつつ、「ウチが作るのも負けないよ!」みたいな感じで更新していけば、売り上げガンガンとれるのではないでしょうか?
良いものを作っていても、それをしっかりアピールしなくてはなかなか売れない世の中です……。食っていくのには大事なことです。
全国の職人さんのサイズサンプルを一堂に集め……試着して良いものがあれば、そこでオーダーを受けられるようにする……。木型は既製になってしまいますけれども9分や9分半、10分仕立てで。
そんな感じでオーダー会場兼ギャラリーとか作ったら、結構いけそうな感じしません?Makuakeでクラウドファンディングでも始めようかしら。
今日のモディファイ!!!
もでぃふぁいど はインスタよりご連絡いただければいつでもモニターやる用意がありますのでお声かけください!!!ついでに転職活動も始めたのでどなたか昼寝付き高給子供の送り迎え可な感じ(靴磨きサービス付)で雇ってください!!!
まぁでも、良いもんは良いんだよなぁ。改元だしめでたいし、パーっと最高峰を手に入れるのも一興です。