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雨靴を考えるにあたって革靴の本場ロンドンの気候をまじめに調べてみた!

ああ、憧れのロンドン。

ロンドンの気候を調べたい!

なんか今年けっこう雨多くないですか?もう梅雨か?ただの雨男なのか??

これは以前の悲劇

そうなると考えたいのは雨用の靴。いずれにせよ梅雨は来るし秋雨も来ます。そもそも、雨が多いと言われる英国において発達してきた雨用革靴を考察するにあたっては、英国と日本の気候の違いも考えねばなるまい。ならば重い腰を上げて調べてみよう!!!

と大袈裟に書きましたが、実際イギリスはどうなん?くらいのもんです。そして初めに触れておかねばならぬのは、もでぃふぁいど はロンドン行ったことがありません!!行ったことがある方からのコメント、お待ちしております。笑

さて、革靴と言えばルーツはイギリス。イギリスと言えばロンドン。ロンドンと言えば霧の街。雨が多いかの地では、マッキントッシュやバブアーを始めとした雨に強い服も発明され、さぞ雨が多い国なのだと思っていました。

そんな国で生まれたブローグシューズやスエードを用いた靴、ダイナイトソールは雨用靴の基本として知られていますが、実際どうなの?日本にも合うのそれは?

というのを改めて考えてみます。写真はシボ革ブローグダイナイトソールという模範です。

Church’s Grafton

東京の降水量はロンドンの2.5倍!!!!

もう早速衝撃的な数値きました!笑

年間降水量を見るとロンドンは600mm程度、東京は1,500mm程度です。

東京はロンドンの2.5倍の降水量なわけです。

月間の降水量で見てみるとロンドンは40mm〜60mmくらい。降水量40mmは東京の冬と同じくらいです。

全然降ってなくね????

年間での雨天日数を見ると、ロンドンと東京では同等。雨天の日数が同じで、降水量が2.5倍ということは単純に考えて1日あたりの降水量が2.5倍と言うこと。

イギリスの方が言う「雨」と日本人が言う「雨」のイメージは、ロンドンは小雨や霧雨、東京はボタボタと雨粒が降ってくる雨と言う点でだいぶ違いそうです。

なるほど霧雨なら紳士は傘を差しません。むしろ差しても濡れます。スエードシューズ+防水スプレーで余裕。ブローグあれば乾きも早い。バブアーなりマッキントッシュなり着ていれば全く問題なし!ダイナイトソールも滑りづらい!

ちなみにイタリア(ローマ降水量:850mm)やフランス(パリ:650mm)と比べてもイギリスの降水量は少ないようです。

同じ雨用革靴で良いのか!?

となると、ねぇ。日本でスエードシューズやブローグシューズを雨用として運用するのはやや無理があるのではないか?という気がします。バブアーにしたってそうかもしれないですね。(マッキントッシュはゴム引きならひとまず染みてはこないでしょう)

スエードシューズにたっぷり防水スプレー振っておいたのに、つま先に雨が染みて色が変わってくる経験は誰しも(?)あるのではないでしょうか。もっともっとスプレーを重ねれば良いのかもしれませんが、それでも長時間出かけようという気にはなりづらいです。車とかなら良いかもしれませんが。

つま先がね。ピチョッてするのよね

これまでスエードシューズで雨の中往けばつま先は変色し、ブローグを履いてはカビたりなんだりという目に遭ってきましたが、今回あらためてロンドンの降雨量なんかを調べて納得しました。日本とは環境が違いすぎる!!!

となるとアッパーは、やはりポリッシュド系の樹脂塗ったレザーが安心です。ひとまずアッパーから染みてくるということは経験上ありません。(ウェルトからは多少染みてきますが……)

というわけでとっても尻すぼみな感じで恐縮ですが、日本の雨は強いということが分かりましたので雨用靴ならガラスレザー/ポリッシュレザーがオススメです。

なんたって気づけばシャノンの定価も16万超えちゃっています。円安傾向から並行輸入品も価格が上がっていくことでしょう。この夏がチャンスですよ!!!!!

今日のモディファイ!

年がら年中ありとあらゆるチャンスが回ってきますし、それをモノにしちゃうから沼なんですよねぇ

2件のコメント

  1. お世話になっております。
    ロンドン在住3年目ですが、10月から3月は本当にぐずついている印象です。
    滝のような雨はめったに降りませんが、傘を差さなければならない程度の雨は多いと月20日以上あります。しかも突然降るときが多く傘が手放せません。

    加えて冬は体感で8時日の出4時日の入りとなり、在宅勤務をしていると1週間連続で太陽を見ない日も…
    夏は逆に9時日の入りなので、そのギャップに苦しむ日本人も多いです。

    私自身堅めの職種ですが、ラフな格好をされている方がほとんどです。紳士の国とはなんやら。
    私は好きでスーツネクタイ革靴バッチリしていきますが、たぶん浮いていますね… スーツは着合わせ等正解がありますし、長く着られるので色々合理的なんですけどね。

    1. Kさま
      大変勉強になりました!貴重な経験談、ありがとうございます……!!

      そもそも皆さん、やっぱり傘さされるんですね。笑
      そして短い日照時間は、現地に冬から駐在始める日本人は結構滅入る……というようなお話も聞いていましたが、お話聞くとたしかに……

      そして紳士の国、崩壊してるんですね!!しかもお堅めの職場で!!
      世界的にカジュアル化も進み、いつかはスーツも日本における和服のような扱いになっちゃうんですかねぇ……。私はそれでもセットアップに革靴とか合わせたいと思いますが!笑

      またぜひ色々なお話を教えていただけましたら幸いです。ありがとうございました!!

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