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ヴィンテージシューズを買う前に鑑みておきたいポイントもろもろ〜誰か背中を押してくれ

欲しい、欲しいんだが買わない買えない……!

欲しい欲しいぜヴィンテージシューズ

革靴の定価が上がるにつれて、注目度が増しているヴィンテージシューズ。

Instagramなんか見ていても、旧チャーチ、旧ロブ、フローシャイムあたりの登場頻度が上がったような。感覚ですけど。

インスタ投稿サボって久しいなぁ……タグつけるのが面倒で……つけなくてもいいのでは??

欲しいんだからまぁ、買えば良いわけですが、もでぃふぁいど は手を出せません。No散財。その誓いをヴィンテージシューズへの見解の一つとして、ここに置いておこうと思います。

なお、前提として靴は履いてナンボ、という価値観の下なので、飾っておく用途に限定するなら何も気にせず買いたいです。お金があれば。

ヴィンテージシューズの良いところ!

安い!

最初にコレが来る時点でお察しではありますが、まぁでも、絶対的な安さは魅力的です。

EDWARD GREENだって、10万アンダーで手に入ります。どうせ靴が多過ぎて履けないなら飾る用でもいいのかもしんない。


チャーチだって、いつのまにかシャノン20万越えですけど、旧チャーチの相場はそれよりずっとお安いです。

新品じゃあ(いまさら)到底買う気になれない!という靴でも、ヴィンテージ(もしくは中古)ならだいぶ懐に優しい。高嶺の花と思ってたのに、突然ふと優しくされちゃったら、そんなん運命だと思っちゃいますよね。

作りが良い!!

あと、よく言われるのはこちら。特に大量生産が志向される前の既成靴は、ステッチが細かいとか、仕上げが素晴らしいなどなど、コストに糸目をつけずひたすら最高を目指した、というようなプロダクトがあります。

正直、70年代以前の靴は所有したことがないので、実例を挙げることはできないんですが……

まぁでも各所で言われてるからたぶんそうなんでしょう。(ぶん投げ

アッパーの質感が良い!!

一方、傍目で見ていて、そして実際80年代産の靴を所有した経験から、明らかに感じるのはこちら。

アッパーの革のきめ細かい質感です。

もうほんとにクリーム塗るだけですぐに光ります。表面のテクスチャが滑らかなのでワックスも最低限でピカピカに!!

この点は明らかに最近の靴と異なります。言うなれば、現行のジョンロブレベルの革質の靴が6-7万くらいでもゴロゴロあったり。

アッパーの質感を求めるなら、一般的に「良い革」とされるものを味わうなら、ヴィンテージシューズは選択肢に入ってくるでしょう。

ヴィンテージシューズの懸念点

しかし、個人的には良いところばかりではないと思うヴィンテージシューズ。手を出せないことの懸念は以下の通り。まぁ古いものだから仕方ない、で済ませられる人はいいのでしょうけど……

ソール剥がれ!(接着剤&糸の劣化!

たとえば、ヴィンテージのジョンロブ、コテージラインで、オリジナルのソールが残っています!!なんて場合でも、まぁ、剥がれるんですわコレ。

ちょっとここで例に挙げるのは申し訳ないですけど、首藤氏も同じ目に遭っていて笑ってしまいました。DMで「この靴お買い得じゃないです!?!?」とか2人で盛り上がってたのに。笑

まぁ、剥がれたら接着して貰えばいいんですけど……

問題になるのは「また剥がれるんじゃね?」という懸念です。

旅に履いていけるくらいのタフさを求めているのに、いつソールが剥がれるとも知れないとなると、やっぱり履いていけないです。

結果、William Norwegianは近所履きに……うーん……。

というわけで、接着ラバーソール系のヴィンテージシューズは、修理費用と履くにあたっても心構えを見積もってから買うのが良さげです。

一方で、レザーソールなど、しっかり縫われていれば大丈夫では!?!?と思うんですけど、こちらはこちらで、屈曲した瞬間糸が切れてソールベロンチョ、みたいな話も聞くので、ソール周りの修理は織り込んで買うのがいいかもです。
個人的に糸切れたことはないですが、タフに履こうという魂胆がある場合は立ち止まって考えてみるのも一計かと。出し縫いはともかく、すくい縫いが切れたらリウェルトなのでそこそこ辛そう。もでぃふぁいど なら多分泣きます。

コルク固まってる!

あとは地味に効いたのが、コルクが乾いて固まっているので履き心地が硬いところ。

まぁ、10年も履かずに置いておけば、コルクがカチカチに乾いてしまうのはなんとなく想像がつくかと思います。

ヴィンテージのワインだって保管状態が悪ければコルクが乾いて縮んで中身が漏れたり、カチカチボロボロだったりしますし。

加えて革靴は、セカンドハンド品の場合、前の履き主の足形で固まっていると、履き心地はなかなか変わりません。

デッドストックだったとしても、自分の足形に沈むことがあるだろうか?コルクが沈む沈まないはおいておいても、やっぱり新品の靴と比べるとクッション感がないというか、硬い。なので疲れるイメージがあります。

これも、いっそオールソールしてコルク入れ替えまでやればだいぶ違う気もするのですが……中底も乾いていることが多いので、どのくらい馴染むか……。

アッパーの状態わからん

ソールの剥がれやコルクの劣化は交換で替えが効くんでいいですけど、1番怖いのはアッパーの状態です。

たしかに、質感は良い。ツヤもすぐ出ます。ただ、屈曲した瞬間にパリ……とクラックする可能性はどうしても排除できないというか……

だからこそ、買った直後に入念にケアしてから履くんですけど、それでもクラックするときはクラックする気がするんです。

だって、喩えが適切かわからないですけど、裂きイカにいくら靴クリーム塗っても、なんなら風呂に浸けておいても、元のイカには戻らないというか。

一晩浸けた裂きイカでも、引っ張ったらブチブチって千切れそうじゃないです?そのイメージ。

革の中ではコラーゲン繊維が絡み合ってしなやかさが保たれているのですが、それが10年も放置されれば、パサパサになっていそう、というのは想像ができます。

幸い、今まで中古靴を買ってきてアッパー割れたことはないんですけど、デッドストックやミントコンディションのものは果たして……と恐る恐る見ています。

たとえ履かれていなくても、きっちりケアされてきたのがわかる個体ならいいんですけどね… !!

木型はクラシック

これはやや個人的な悩みですが、ヴィンテージシューズの木型は必然クラシックです。クラシックというのは、英国靴であればショートノーズで幅狭甲高、みたいな。

チャーチ73ラストもジョンロブ8695ラストもなんならマスターロイドも甲に合わせると捨て寸が足りないんですよ。

それしかない時代は我慢して履くもの、革靴はこういうもの、という認識だったかもですが、現代の革靴は当然クラシックな木型を改善する形で作られているので、やっぱり履きやすいです。

ヴィンテージ的な形に憧れはあれど、やっぱり履いて歩くとなると、現代の靴はしっかり設計されています。

ダテに長いわけじゃない

革靴、履いてナンボ派からすると、どんなにカッコ良くても履いて痛みが出る靴はやっぱり厳しい。

少なくとも、旅行や出張では敬遠しちゃいます。

となると、なんで買った?いつ履く?状態に。

これ、ずっと繰り返しているんですけどね。

現代的な革靴はたしかに流行りの影響もあって、ややロングノーズかもしれないですけど、やっぱり必要な捨て寸はしっかり取られている靴の方が足の健康のためには良い、コレは間違いなさそうです。

……と色々述べてきましたが、やっぱり買わない理由をなんとか探しているように見えますか???

ヴィンテージシューズ識者の皆々様、このあたりどう乗り越えて買っているのか、ぜひ、、、

今日のモディファイ!

いやぁ、見た目クラシックな靴、木型、足に合わないんですけど好きなんですよねぇ。ヴィンテージシューズに囲まれて暮らしたら最高だろうな!!!置き場がないですけど!!靴のついでに豪邸といっしょに譲ってくれる方、お待ちしています。

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