20足買ってきたやつがたどり着いた買いかたとは?
100日後に履かれるオールデン!
誰に望まれるでも喜ばれるでもなく、バカでムダなことがしたい!!と深夜テンションで考えてしまった もでぃふぁいど 。
オールデンについて100記事書いた後に履き下ろした際にはよくわからないカタルシスとフィナーレ感でドーパミンがドバドバのはず!!!
待ってろ世界!待ってろオールデン!!
オールデンを買おう!
2022年現在、新品のオールデンを買う方法は大きく分けて以下2つです。(中古はまたの機会に)
- 国内正規品を買う
- 海外のショップから買う(個人輸入)
国内正規品を買う(実店舗編)
国内のオールデンが売っているショップからオールデンを買う方法です。最も一般的な方法です。(楽天やAmazonには並行輸入品もあります)
ただし、オールデンは正規品も保証などないですし、たとえ並行輸入品でも純正修理は可能です。もちろんリペア店でも変わらず修理を受けてもらえますので差は価格のみと考えて良いでしょう。
あとは若干の差ではありますが、国内で流通しているモデルの方が検品が厳しめ、つまり品質が良い傾向にあります。まぁそれでも他の靴よりアバウトな品質ですけれども。
国内で買うにあたって実店舗で買えるのは、
- 国内輸入代理店であるラコタハウス(青山、丸の内、大阪)
- 各セレクトショップ
- なとりや(新潟)、菅原靴店(東京)などの靴屋
あたりでしょうか。なんせフィッティングが特に気持ちいいオールデンなので、試着して買えるのは大きいです。同サイズ、同モデルでも意外とフィッティングが違ったりします。自分に合う最高のオールデンを吟味できるゼータク。
都合オールデンは10足以上買ってきましたが、あると思います。(数えたら20足でした……マジかよ)
また、先に述べたようにオールデンは他の高級革靴ブランドと比べると色ムラや染料の付着は当たり前、それ以上の問題が平気であるので、自分の買うモデルをしっかりと吟味することは大事です。通販だと選べないですからね……。
2022年時点では個人的に最もオススメなオールデンの買いかたは実店舗で買うことです。
国内正規店で買う(通販編)
こんな時代ですので、先に挙げた実店舗では全て通販もしています。
サイズの相談や、気になる点を写真であらかじめ送ってもらう、なんてやりとりもメールや電話ベースで可能かと。(したことないのですみません……)
とはいえ、実際のフィット感含めこのあたり気にするのであれば、きちんと実店舗で実物を見るのが良いでしょう。交通費もバカにならないですが、買い直すよりは安いはず。ここまで気にするのはマニアだけかもですが……
オールデンってアバウトな品質なのはわかっているし、サイズだってだいたい合っていれば気持ちいいから良いんだよ!!一期一会の実用靴バンザイ!!
という場合は、通販も楽で最高です。待っていればオールデンが届く。人生においてこんな楽しみな待ち時間は他になかなかありません。よね??
一応、楽天やAmazonにも取り扱いがあるにはあるのですが……定価より高いこともありますので、そこは気をつけましょう。また、国内正規品は標準幅であるDウィズがほぼ全てですが、楽天やAmazonではEウィズだったりもしますので表記をよく見ましょう。
でも、、ポイントを使えたり貯めたりできるので、結果的にお得になるようなケースもあるかもしれません。また、過去にはレアカラーの流れ物が売られたケースもありますので定期的にチェックする価値もあるのかもしれません。
海外のショップから買う(個人輸入)
もうひとつの大きな選択肢は個人輸入です。
個人輸入と言うと難しく感じますが、実際には海外のお店のサイトで注文するだけなので意外と簡単です。関税も、着払いのような形で配達員さんに払うか、コンビニで払えるタイプの光熱水道費みたいな請求書が後からくるだけなので難しい申告などは不要です。
英語で表示されている以外は国内のショップで通販するのと大して変わらない……のですが、米国から買う場合、米国のオールデンを扱うショップは基本的に日本に送れないという縛りがあるので他の靴に比べると少し面倒です。
直接送れないので転送サービス(OPAS等)で米国内の住所を取得し、その住所めがけてショップから発送してもらい、到着後に手続きをして日本に転送してもらう必要があります。
転送サービスというとややこしいですが、早い話が米国内の私書箱のようなもんですね。
逆にヨーロッパその他のショップから買う場合は、直接日本に送ればいいので簡単です。Country(国名)とZip Code(郵便番号)、あと電話番号だけは必ず正しく入力しましょう。
なんでここまでして海外から買うかと言えば、
- 海外限定のモデルを買うため
- 安く買うため
のどちらかです。
海外……というかそのショップ別注のモデルを買いたいというような場合は、もうそこから買うしかありません。そりゃそうだ。
もうひとつ、安く買うという点ですが、これはアメリカのショップから買う場合のみですね。
EU圏内から購入すると、たいてい関税込みで国内正規価格とあまり変わらない額になるイメージです。
一方で、米国から買う場合は、輸入代理店のマージンがないので割安です。ただ、先の通り転送サービスの利用が必須になるので、結局そこで手数料がかかります。
そこに関税も合わせると……国内の定価より2万円安く上がればラッキー、てな具合でした。昨年までは。
2022年6月現在の1ドル=130円前後というレートでは全く安くあがる気がしません。7月のオールデン国内価格改定後はどうなるか、という感じです。
番外編:BUYMA
バイマで買うっつーのもひとつ手です。
これは個人輸入を代理でやってくれる方にお願いするようなもんなので、転送サービス不要で現地のオールデンを購入することが可能です。結構楽できるのでは?
注意点は、送料と関税をどちらが持つか、ここのチェックはマストです。
まぁ考えてみりゃわかることですが、ここで個人輸入代行してくれる方も慈善事業でやっているわけじゃないんで「関税や送料込みで国内定価より若干お得」というラインで価格設定するはずなんですよね。
最悪、関税や送料払ったら国内定価より高くつく、というケースも想定されます。(実際そういう価格の出品も見たことがあります……)
それを考えると、バイマで買うことで爆裂にお得になることは基本ない、という認識で個人的には手を出していないところです。
自分でショップから買うほうがなんとなくワクワクする、というのが大きいかもしれませんが……
今日のモディファイ!
というわけで、お好みのオールデンの買いかたで入手しましょう。今のイチオシは実店舗で購入することです。
………こういう記事が書きたかったんだっけな?違くない?書きたかったのは……もっと……自由で……もっと実直な……
今日のモディファイ+!
20足オールデンを買った男の思うこと
いや、思うに、毎回「これぞ運命の1足!!!」と思って買うのに、なんでこんなに、買って手放してまた買って、それが積もり積もって20足なの????おかしくない????????
やっぱり思うのが通販はアカンて。中古もヤバい。旅行やセールの「せっかく来たから」もヤバい。レザーソウルさんでテンション上がっちゃって本命じゃないオールデン買っちゃうのあるあるじゃないです???
そして、もうこれはめちゃめちゃぶっちゃけてしまうと、他人から見たとき、オールデンのVチップを履いているのか、プレーントゥなのか、チャッカなのかって、そこまで気にならんのですよ。というか遠目にはわかんない。インスタで全身コーデあげている方を見てみればわかりますが……
また、Vチップを履くときと、プレーントゥを履くときでボトムスを変えるべきかと言われると、もでぃふぁいど は必要ないかなと。他人目線で考えるとどれも同じなので……。
つまり何が言いたいかって、人が必要なオールデンってそんなに多くないんですよ!!
おぼえて帰ってください、
人はそんなにオールデンを必要としていない。
紐靴とローファーくらいあれば良いんです。
むしろ他人目線でわかるのは素材……というか色。
なので#8とブラックのコードバンと、雨用にスエードやグレインレザー、機会に恵まれればレアカラーも確保して……
まぁ5足くらいは許容範囲ですよね。
それが多いと思うか少ないと思うかは皆さんの背負うカルマ次第ですが、一般的感覚に照らすと……
いや知らんそんなこと。ここは健全な革靴ブログであり、この記事のこんなところまで読むかたは同じ沼に住む同士だろうし、みんなどんどんオールデンを買おう!!
まぁしかし、それにしたって余計な回り道はしなくても良いと思います。
テンションだけで買ってサイズが合わない、届いてみたらイメージと違った、、、
そういうやつを防ぐには、やっぱり実物を見て買うのが良いのではないかと。
海外ショップの別注モデルはオシャレで特徴的なモデルも多く、かっちょいいモデル名までついちゃってるとズキューーーーンしがちなのですが、まぁ人から見たらそんなに違うのかな、それならば手に入る範囲で最高に自分に合う1足を手に入れる、少なくとも同じラストのマイサイズの靴は国内にもある。そういう選択肢もアリだったんだなぁと思っておるところです。
思っておるというか、もうやっちまったのですが。
皆さんのオールデンライフに幸あれ!!!
〜1日目、了
カナダ在住の者です。いつも楽しくブログを拝読しています。
近所に一軒オールデンの正規店があるのですが、そこではショップ別注品は日本に送れます。別注品の場合、日本の正規店のしがらみがないような気がするのですが、アメリカは別注品であっても直接日本には送れないのでしょうか?
カナダはアメリカのブランドやバイバーグなどの国産品を買う場合は恵まれた環境なのですが、ヨーロッパの靴は非常に手に入れづらいです。革靴は実店舗購入が原則ですから、どこにいてもなかなか難しいですね。
井上様
コメント&超貴重な情報をありがとうございます!!
カナダから……ありがとうございます!バイバーグを始めとしてワークブーツが手に入れやすいのは非常に羨ましいです!
そしてカナダのショップの別注品は……直送可能!?今後、ぜひ参考にさせていただきます。笑
アメリカのショップには「日本には送れません」と堂々と書いてあったりする他、「転送サービスは知ってるよね?」的な案内が来るケースもあるので、やはりNGかと……米国はBrogueやカーメルを筆頭に別注モデル豊富なのでできたら嬉しいのですが…………
今までバンバン海外からも通販していましたが、おっしゃる通り、最近はその難しさを実感しています。この記事もそうですが、最近は実店舗で試着しての購入に限るなぁと考えています。