手に入れた?いや足に入れた?
HUNTERアウトレットin木更津アウトレット!
GW中に勢い余って当日更新していた木更津アウトレットでSHOESHINE AND BARな記事。
このとき密かに戦利品を手に……足に入れ……くどいですね??ともかくご紹介です。
HUNTERアウトレット開店!
ここしばらくHUNTERのアウトレットはジャズドリームナガシマスパーランドにしかなかったわけです。スパーランド最高ですよね。ラブ。
が、長靴を求めていくには東の民にはコスパが悪い、、、
と思っていたら木更津の三井アウトレットパークにもHUNTERがオープンしちゃいました。個人的に決して近くはないけど助かる〜〜〜。
モノによって30-50%オフ、さらにキャンペーンでそこから2割引という大盤振る舞い。早くも梅雨入りか?という昨今、超オススメです。
HUNTERとは?
HUNTER(ハンター)は創業1856年のイギリスのブランド。王家御用達の証であるロイヤルワラントも2つ所持しています(エリザベス2世とエジンバラ公)。
そもそも1856年以前から工場自体はエジンバラに存在しており、アメリカのヘンリー・リー・ノリス氏がそのラバーブーツ工場を買い取ってノース・ブリティッシュ・ラバー・カンパニー(North British Rubber Company)という今日のハンターの礎となるブランドを始めたのが1856年とのこと。日本で言えば黒船が来航して3年後くらいです。そんな時代からラバーブーツを作っていたとは……。
その後、第一次世界大戦、第二次世界大戦で英国陸軍から指名されてラバーブーツを供給したことで、ハンターのウェリントンブーツは名実ともにラバーブーツの代表となりました。あまりに便利だったので軍役が終わっても作業用の靴として使い続ける人が多く、それで一気に広まったのだとか。
その後ロイヤルワラントを獲得したり、近年では英国グランストンベリーのロックフェスにセレブがこぞって履いてきたりということで現在も長靴と言えばハンター!という地位を確立しています。
ちなみに2013年から2022年現在までクリエイティブディレクターはアラスデア・ウィリス氏が務めています。ポールマッカートニーの娘さんでデザイナーであるステラ・マッカートニー氏の旦那さんです。
まぁこのあたりの情報は個人的にはどうでも良くて、ハンターがここまで有名になったのはその履き心地とタフさという機能性によるモノだと思っています。
さすが革靴の本場、英国だけあって靴の形はしっかり足なりになっており、長靴から連想する履き心地を軽く超えてきます。
作り方を下の動画で見ると、革靴の作りかたと似ているところや違うところがわかって面白いです。まるで革から切り出すようにラバーからパーツを切り出している(カッティング)様子や、鉄製の靴形(ラスト)にラバーのパーツを添わせながら貼り付けていく様子が見て取れます。
ソールも成形していそうですがアッパーとは別パーツ?アッパーとソールをくっつけるところは全く写ってないので、高い防水性を維持しつつアッパーとソールを接着するところは門外不出の工程なのかもしれませんね!(見たかった、、、)
モカシン風HUNTER
というわけで今回買ったのはコレ!変わり種なので5割引からさらに20%オフ!!ええハイ、値段から選びましたとも。
だって1万円でだいぶお釣りも来て、なんか今年早くも梅雨入りしそうですし、活躍頻度すごそうじゃないです????
そもそも在宅勤務でも保育園の送り迎えとか行くのにわざわざ革靴履く必要ないのでは!?!?
と思った瞬間には試着しており、履き心地良いなと思ったら会計していました。1万ならなんとかなるだろう、、、
ハンターと言えば!な、この形に憧れもありましたが今回もう実用性だけで選ぶと決めました。そんなにドレッシーである必要もないなと。ビーンブーツと同等でええやん。
モカ……縫ってない!!
モカ縫いあるとステッチから水染みるよなぁと思ってよく見れば、なんと縫ってません。笑
拡大するとこう。
それとも縫ってからゴムでシーリング?と言われてもわからない精巧さです。
ともかく濡れなくて履き心地良ければなんでも良いということで、メジャーではないデザインですが気にせず買いました。
リバースウェルト……縫ってない!!
リバースウェルト/ストームウェルト風……1番近いのはオールデン990のようなプリスティッチドウェルトでしょうか。
近いとか言っておいてアレですが、もちろんイミテーションです。笑
ウェルトを介してソールを縫っているわけではないので、グッドイヤーウェルテッド製法のようにソールの張り替え交換などはできません。
安心ラバーソール!
先ほどの動画でも作っていたラバーソール!溝、凹凸ともに必要十分な深さ/量が確保されており、大雨の中で履いても滑る気配はありませんでした。頼りになる〜
先も見たようにオールソールはできません。トップリフト(カカト部分)はまるっと交換できるようです。
その他修理としては踵の減りにゴムをあてたり、前半分にハーフラバーで修理が可能であるようです。そもそもそこまで履き込まないので修理に持ち込まれることが少ない、という記述もありましたが……。笑
実はエラスティック部も安心!
サイドゴアブーツはいくつか持っていますが、結局サイドゴア(横のゴム部分)から水染みてくるじゃん!!というのが悩みのタネでした。そこまでしっかり覆うパンツを履けば良いのですが、それでもいつのまにか濡れてくるんですよねぇ。
で、ハンターもそうなんでしょ?と思ったらちゃんとエラスティック部の裏までラバーに覆われとる!!!!
これすごい大事です。買う決め手になりました。どうせ濡れる靴はもうええのよ。
やっぱりこのロゴ!!
で、やっぱりヒールのロゴ。
別にどうとも思っていなかったのですが、なんか気分良いです。笑
そうたとえアウトレット品でも!!!たまにチラリとカカト見てウフフってしてます。
HUNTERの履き心地!
これも意外だったのですが、履き心地はフワッフワです。わかる方がどれだけいるのか?という感じですが、New Balanceのインソール入れたParabootくらいフワフワです。良い。
アッパーのゴムが硬いということもなく、ちゃんと屈曲します。噛まれることもなく、シャフトがある(=足首までホールドしている)のでカカトもついてきます。
馴染むとかないので初めから1日フル稼働するわけですが、特に靴擦れもありませんでした。くるぶしも圧迫感のみで靴擦れにはなりませんでした。足が鍛えられているからという可能性もありますが。
HUNTERは試着必須!マジで!!
さて、ハンターのサイズ感……といきたいところですが、ハンターは試着必須です!!モデルによって結構サイズ感が違います。
また、革靴と違って伸びない(馴染まない)という特徴もあるのでゆったり目のサイズが吉です。
サイズ展開もハーフサイズの展開がありません。例えばUK7→8→9という展開になり、7.5や8.5はデカめを買おう!という判断になります。デカけりゃインソール入れる、くらいの大らかな感覚で買うのが良いでしょう。
もでぃふぁいど が買ったのはUK8=EU42=US9のモデル。店員さん曰く、このモデルは作りが小さめとのことでした。たしかに他はUK7でもいけそうなモデルが多かったような。
というわけでデカ目を買ったつもりでいたのですが、長時間履いているとくるぶしに圧迫感が出てくることがわかりました。多分これ以上サイズ上げると脱げちゃうので、サイズ選びは妥協が大事そうです!笑
サイズさえわかっていれば……
このあたりはアウトレットと同等の価格だと思います。交通費も浮くのでお得かと!!
いやぁそれにしても雨の多いこと!今年はどうしちまったんでしょう。お気に入りの長靴があれば少しは気も晴れる……かも。
今日のモディファイ!
長時間着用は革靴に比べるとさすがに蒸れる(久々に感じました)ので、車移動ならドライビングシューズとか併せて買ったら、なお幸せですね!!
Hunterは子供用の長靴がとても可愛くて、子供が履いているのを見てるうちに夫婦で欲しくなって銀座で買いました(メンズの取り扱いがしっかりあるのがココくらいしかないのです)。
おっしゃる通り、伸びない上にサイズがワンサイズずつしか用意がないので、インソールで調整しています。
ブルージーンズ・ホワイトジーンズ・チノパン、果てはウールトラウザースでも合ってしまうし、ジャケットと合わせて綺麗に履いてもTシャツと合わせて汚く履いても、問題なくサマになるのが使い勝手最高です。
単に、いいですよねって言いたかっただけの気持ち悪いコメントになりましたが、いいですよね…
ささみ120gさま
コメントありがとうございます!!
一人称が「もでぃふぁいど」のオッサンのブログより気持ち悪いものはそうそうありませんので、どんと来いです。笑
たしかにHUNTERって婦人靴売り場では見ますが、メンズで展開してるのあまり見ないですね。日本には必須な気もするのですが……今年はこの天気なので早速重宝しています。
おっしゃるようにHUNTERは何でも合わせやすい……というか雨の日に履いていれば何を合わせても「わかってる感」出ますし、バブアーやマッキントッシュなんかの英国的アウターと合わせるとさらに気分あがりそうです……!!