ついに行ってきました!!!
直江津の銘店!シューズサロンなとりや!!
7年越しぐらいの念願かなって、ついに直江津の銘店、シューズサロンなとりやさんに行ってきました!!!!!
今回はその訪問記です。
訪問にあたり、事前にご挨拶がてら撮影や訪問記のことをお伝えしたところ、快く写真まで承諾くださいました!なとりやさんにはこの場を借りて感謝申し上げます。(なにより色々と楽しいお話もお聞かせいただきありがとうございました!)
というわけでここでしか聞けない話&バッチリ写真も撮ってきたので、お楽しみに!!!
シューズサロンなとりやとは?
シューズサロンなとりやとは、新潟の……いやその歴史からすれば日本の誇る屈指の銘靴店と言っても良いでしょう!そしてなにより、
革靴好きにとっては夢の国……!!
オールデンを始め、パラブーツ、フラテッリジャコメッティ(マルモラーダ)、ジョンロブ、チーニー、トリッカーズ など革靴好きの心をくすぐってやまないラインナップを揃えています。(革靴の他にもデンツやクライスなどの革小物にフォックアンブレラ、そしてウェアも!!)そんな、なとりやさんのホームページは下記です!!!
さて、それでは何故に、もでぃふぁいど がこんなに鼻息荒くなっているのか?なとりやさんの何がすごいのか?さっそく見ていきましょう!!
なとりやのすごいところ1!100年続く履物屋!!
このあたりヒストリーのページ(https://natoriya.shop-pro.jp/?mode=f1)に詳しいですが、1912年(大正元年頃!)には「なとりや履物店」として創業、当時は完全ハンドメイドの下駄で名を馳せたそうです。
なとりやさんが創業してから、実に7名もの方がなとりやに関わってきたと言うその歴史。
そしてそれが時代に合わせて業態を変えながら、今も現役でバリバリの夢の国として営業しているのだから、これはもう、ものすごいことです。
事実、2000年代にはジョンロブ側から取り扱いの打診があったとのこと。遠くその威風は欧州まで轟き、King of Shoes側から取り扱ってくれと打診されるなとりや、すごすぎないですか???
なとりやに行って日本の靴の歴史の一端に足で触れるべし!!!
なとりやのすごいところ2!日本最古のオールデン取り扱いショップ!!
そして時代は下がって現代。なとりやは、1975年ごろには日本で最古参のオールデン取り扱いショップになります。
1975年!?!?
オールデンの代理店であるラコタハウスの創業が1991年、総代理店となったのが94年のことです。
また、BEGINには1980年に日本初のオールデンがビームスに並ぶ(https://www.e-begin.jp/article/96767/1000/)とあります。
が、既にその頃には、とっくに、なとりやがオールデンを取り扱っていたのです!!!!
詳しくお話を聞いたところ、総代理店であるラコタハウスの設立以前は並行輸入品を取り扱う会社から仕入れていたそうで。
また、ラコタハウスはオールデンの取り扱い店に取引先ナンバーを発行しているそうですが、ラコタハウス創業後に割り振られた、なとりやの番号は堂々のおよそ1桁代!!!!(公表できないそうで、修正しました)
それより若い番号のお店は現存しないそうなので、なとりや はやはり日本最古のオールデン取り扱いショップと言っても良いのでは??
そんなこともあり、なとりやさんのオールデンのラインナップは超激アツなのです。直江津の気候に合わせたタフな別注オールデンの数々は、オールデンの「歩くためのギアたれ」という理念と相まって無敵のギアを体現しています!!!
もちろん別注品には専用インソック付き。誇り高き
EXPRESSLY FOR
SHOES SALON
NATORIYA
NAOETSU
の文字は感涙モノ!!!
しかもこのインソックはたしか2代目だったはず。歴史……!!
そしてこのインソックこそが、日本最古のオールデンの流れを汲む証!!!
そもそも
- Vチップって元はトゥルーバランスラストだったよね(復刻済)
- 1655(アバディーンシングルモンクブラックコードバン)は、なとりや別注品がレギュラー品番になったもの
などなど、出てくるエピソードの貫禄がまさに最古参のそれ。
オールデンのレギュラー品を作っちゃったお店。そんなにないですよね?その他はラコタハウスがタンカーブーツを作ったくらいでしょうか。でも379Xのタンカーは本国で取り扱いなし。一方で1655は本国のサンフランシスコでも取り扱い有りのワールドワイドモデル!!
世界に通ずるオールデンを生み出してしまうお店、それがなとりやです!!!!
なとりやでオールデンを買って歴史の真実を垣間みろ!!!!
なとりや のすごいところ3!もでぃふぁいど の青春であり師匠である!!
これは個人的なポイントですが(笑)、Aldenstyleさんが一世を風靡していた2016年ごろ、日本ではコードバン大枯渇状態。ラコタハウスに行ってみてもカーフやスエードのモデルばかり。コードバンモデルは1年待ちかなぁ。え?タンカーブーツ?いつまで待つかわかりませんね、本当に頼みます?とか、そんな感じの時代です。しかもラコタハウスはその頃、通販やってませんでした。
しかし、なとりやは当時既に通販でオールデンを売っていたのです!!!!(早くも90年代後半には通販やっていたそうで。)
コードバンモデルの入荷情報を穴が空くほど眺め、販売開始と同時に駆け込んでいたあの頃。
もでぃふぁいど にとって、なとりやは青春であり、なとりやさんのブログや商品紹介で育てられた身でもあります。もうともに青春を過ごした友であり師匠なのです。
たしか#8のシングルモンクモディファイドラスト(1878)が上記の通り夢破れて1655買ったんですよね。(ここまでアゲた1655に失礼すぎる購買経緯)
でもこの通り、めちゃめちゃカッコいいんですよ、1655。うん、懐かしいです。
なとりやに行こうよ!!
さてそんな、なとりやさん、インソックの通り新潟県は直江津にあります。ちょっと個人的に中々行く機会がなかったのですが、ついに行ってしまいますよ!!!
北陸新幹線で東京から2時間、まずは上越妙高駅まで!そこからは、えちごトキめき鉄道の「妙高はねうまライン」に乗り換えです。そもそも乗り換えできるのはこの電車だけなので難しくありません。つまり実質乗り換えなしってことですね!!!!!
ICカード不可なので乗り換え時間には一応余裕を持ちましょう。(きっぷを券売機で買い、失くさないようにするという基本を思い出しました)
直江津まではズバリ直江津行に乗って4駅!おお、車内で改札がある!!きっぷはすぐ出せるようにしておくのがグッドです。
あと、車内にも張り紙がある通り、乗降の際はドア横のボタンで開閉をします。ぼーっと待っていると悲しいので気をつけましょう。
また、途中、駅員さん不在の駅では先頭車両脇のドアから運転手さんにきっぷを渡して降車します。上越妙高、直江津ともにこれはない(駅員さんがいる駅)ので、普通に乗り降りして改札に行けばOK。
そんなこんなで直江津駅に到着!!嗚呼あこがれのNAOETSU!!
で、ここからは徒歩13分です。1月の訪問ですが足元には若干雪がある程度。(事前に教えていただき助かりました!)
パラブーツで挑みます。……と思ったのですが、この日暖かかったので直江津に雪はほぼありませんでした。
残っているところでなんとか撮った図。笑
上越妙高駅のが山側なので雪が多いみたいです。直江津は海に近いこともあり、それに比べれば、ということのようで。
改札を出たら左、ちょっと面白いエスカレーターを下って北口を出ます。降りたら左を向いて向かい側、横断歩道をわたって目の前の商店街を進みましょう。ワクワクしますね!!
左側に出てくるセブンイレブンを過ぎたら右折。
すぐに直江津南小学校前で左折。車社会なので歩いている人がおらへん。
曲がったところ。
しばらく進んでこの角を右折。というか、小学校前以外は太い道をゆけばOK。
角を曲がって少しゆけば……!!
シューズサロンなとりやだぁぁぁぁぁぁ!!!!
シューズサロンなとりや内観!
さて、今回は外観も内観も撮影OKいただいたので、憧れのシューズサロンなとりやの店内を公開!!(いや、HPにも公開されてますが!)
これ……。何気なく撮ってますがね、左手前の透明ショーケースの中身、ぜーんぶF.lli Giacomettiです。ぜんぶですよ!!!(大興奮)
まずジャコメッティをこれだけのバリエーションで、生で見られる場所ってそんなにないですからね。こんな感じでさりげなくすんごい靴がポンポンと置いてあります。
なんだ……??既に……すごい楽しいぞ……!?
店舗は1Fが靴で2階がウェア類とのこと。2階でデンツ、見忘れました……。
そして奥に進んでレジ左のショーケースは全てオールデン!!
ラコタさんとか行くと、定番商品をいつでも見ることができる感じですよね。+別注、という感じ。あれはあれで安心感ありますが、定番モデルの印象が強く、ラインナップのぱっと見の変化は少なめ。
一方で、なとりやさんは在庫を展示しています。なので展示品は常に流動的。一期一会、あなたが訪れたとき限定の、なとりやなのです……!
そして手前左側の棚にはオールデン、チーニー、ジャコメッティなどが並びます。これだけ所狭しと、シームレスに様々なモデルが並ぶ様は圧巻!!
どこの靴というのを気にせず眺められるというか、ブランド毎の先入観なく気に入った靴を選べるのはとても良いなぁと感じました。
楽しすぎて写真撮り忘れたのですが(おい)、マルモラーダなんてエキゾチックレザー(クロコ、オーストリッチ、エレファントレザーあたり)が普通にこうやって棚にたくさん並んでいます。
Googleのなとりやさんのレビューに「革靴好きにとってのディズニーランド」とあったのですが、この光景を見た瞬間、誰よりも深く共感したのでした。
レジ横右手はジョンロブのショーケース。あのキングオブシューズが自ら収まったケースです。
個人的には、本家ロブロンドンのような雰囲気で大変にステキだと思います!!!
店主さんは「田舎の靴屋ですので、ご想像とのギャップでガッカリなんてことにならなければ良いのですが」とおっしゃっていましたが、個人的には靴好きなら一度は訪れてみて欲しい、文句なしの日本の銘履物店です!!!
蔵出し!もろもろ秘蔵エピソード!!!
スリッパから撮る男
なとりやファンにはお馴染み、10年以上使われ、しかも磨かれて魅惑の光沢を放つK.T.ルイストンのコードバンスリッパ!!今はラコタハウスブランドになったそうな。
「それが刺さってそこから写真撮る人、初めてです」
……いや、皆さんも同じことしますよね?遅かれ早かれであって、タイミングの話でしたよね???
新品と比べてその差は歴然!!
(このためにわざわざ新品をストックから出してくださる、なとりやさんの親切さよ……!!)
いやぁ……コレすごいですよね??
履き心地も、土踏まずやつま先にクッションが入っているので想像以上にGoodです!!正直、履き心地が良すぎて、最後の最後まで履きっぱなしでした。おいとまする際、まだ自分がスリッパ履いていることに気づいて履いてきたパラブーツにそそくさと履き替えましたもん。
ちなみに1度に10足以上買って行ったクリニックの先生もいらっしゃるとのこと。そのクリニックには患者さん用に、このコードバンスリッパがズラーっと並んでいるのだとか……!!
何その夢の国2!!特に悪いところなくても行きたいです。
店舗在庫はWebとほぼ同じ!
なとりやさんには、90年代後半から続くWebショップがあるわけですが、
在庫は店舗とWebで差異はない、つまり基本的に店舗限定のものはないので、欲しい時はWebで買っちゃってOKです!!
もでぃふぁいど が訪れた際は、ちょうど入荷したオールデンがWebアップ待ちで実質店舗限定でした。(もうそれぞれ特集ページがアップされてますのでURLも貼っておきます!写真が多く眼福!!)
左の#8のロングウィングはエッジ(ウェルト)をマホガニーにした別注品!!アンティークエッジと異なり、ストームウェルトがかなり赤みを帯びています。(https://natoriya.shop-pro.jp/apps/note/マホガニーウエルト-no8コードバン/)
真ん中はハンプトンラストのキャップトゥ、ブラックコードバン!!定番であるカーフのモデル(907)をコードバンで別注できないか?とAldenに打診したところOKが出た品とのこと。見慣れた見た目ですが、実はレアですよね……!!!!(https://natoriya.shop-pro.jp/apps/note/別注aldenコードバンn2302特集/)
そしてこれまた実はレアなブラックスエードのVチップはWebに上がってます!(https://natoriya.shop-pro.jp/apps/note/ブラックスウェードvチップ/)
そしてこのインソック!!もうファンすぎてこのインソックだけ売って欲しい!!!もちろん靴も欲しいんですけどね!!!懐がね!!!!
え?在庫がWebと同じなら行く必要あるかって?
あるんですよ。
ページを行き来しなくても、ぜーんぶの靴を見ることができます。これ、ホントに最高です!!!
ページを見てるだけでは感じられない履き心地もその場でバッチリ試すことができます!よりどりみどりです。
しかも気に入ったら即お持ち帰りできますからね。最高です。
靴好きに生まれたからには、一度はなとりやに行くべし!!!
幻のオールデン、16600!!
「販売品ではないのですが……」との前置きで見せていただいたコチラ。いや、よっぽど売ってくれないか?とその瞬間は思いました。笑
品番は16600!!
聞けば、なとりや100周年の際にオールデン側から「周年モデル作らない?」とオファーがあったとのこと。
そうして作られたモデルがこちら……!!
これは………!!
アバディーンシングルモンクラベロコードバン!!!!
いや、キレイすぎる!!!!!!まるでウイスキー!!!!そして何よりスマートでかっこいい!!ベルトの光沢、たまらなくないですか??シワ、入ったらどんな感じになるか……たまらなくないですか??う、売ってくれ……!!
と、お話を聞けば、こちらは店主さんの私物とのこと。逝去されたお祖母様が100歳だったころにオファーがあり、そこから製造期間が2年、お祖母様が亡くなられた年に出来上がったのが、こちらの「なとりや100thシングルモンク」でした。
そんな思い入れもあり、店主さんも履き下ろせていないのだとか。一瞬でも売ってくれとか思ってすみません。未来永劫、本当に大事になさってください!!
こちらのインソックはNAOETSUの下に100th anniversaryの文字をオールデンが黙って入れてくれたので、結果としてこのモデル限定になったとのこと。心温まるエピソードです。
シューズサロンなとりやには、その歴史に見合ったドラマがある……!!
ちなみに店主さんが履き下ろせていない靴はこの1足のみとのこと。「やっぱり靴は履くものなので」との弁ですが、とても同意です。耳が痛いです……!!
なお、履き下ろせていなくても当時この靴を買った方がしっかり履いているのを見せに来てくださるので……とのことで、靴屋って良いな??という結論が出ました。
「あの」990&シューラインを撮る!!
この日、店主さんが履いていたのはAlden990。#8のコードバンプレーントゥ。
商品ページや磨きのブログ記事で何度も見てきたあのモデル!!!
あぁ、握手会に参加するってこういう気持ちね?と心から理解できたのでチェキお願いしました。
え、撮るんですか?と言われつつバッチリ撮らせていただいたのがこちら!!
いやぁ輝いてます!!!そして個人的に馴染みある角度!!!
履き込んだオールデンって最高じゃないですか?の全宇宙がこの990に詰まっています。色の抜け具合、シワ、光沢……。理想のエイジング像じゃないですか?990の在庫あったら瞬殺間違いなしの恐ろしい接客術と言わざるを得ません……!!!
いや、ホントにカッコいいですねこれ。これを目指して履き込みたくなります。同じ写真何回でも見ちゃいます。
というわけで、もでぃふぁいど もシューラインをお願いしました。ちゃんと真っ直ぐじゃないあたり、照れです。笑
PARABOOT博物館!!
なとりやさんでも長年取り扱いがあるパラブーツ。カタログもたくさん……!左は1番古いカタログ、右は本家フランスで発売されたというパラブーツ完全読本的なアレです。
うんうんそうだよねーという1番古いカタログから定番ラインナップのページ。
デーン!!と見開きでアヴィニョン載せちゃう公式読本的アレ。こういうの!!こういうのが見たいんだよ!!フランス語読めないですが
そのほかのカタログ。マジで見たことのないモデルしかありません。笑
店主さんいわく、パラブーツはモデルありすぎて網羅したら百科事典並の分厚さになってしまうのでは?とのこと。
なんとフランスのスニーカーメーカーから「おたくのパラブーツの古いカタログ貸してくれ」と打診が来たこともあったそうな。シューズサロンなとりやは、パラブーツ博物館なのか??
ちなみに貸したカタログは、返ってこなかったそうです……。
なとりやは実は日本最古のマルモラーダ取り扱い店!!!
店主さんはジャコメッティやマルモラーダの代理店の社長さんとは懇意にされているそうで、マルモラーダが日本に上陸した際、最初のロットを仕入れた店舗のひとつであるとのこと。
つまり、(横並びであるにせよ)マルモラーダを日本で最初に取り扱った店舗なのです!!!
オールデンのみならず、なんとマルモラーダまでも!!!
そんなこともあって、マルモラーダが現物でズラリと並んでいます。あんなモデルからこんなモデルまで……!!
こんなにジャコメッティやマルモラーダが並んでいるお店を、もでぃふぁいど は初めて見ました。店主さんも「いらっしゃるお客様、皆さんそうおっしゃいますね」とのこと。
マルモラーダはジャコメッティより更に登山靴に近い仕様を採用していて、ミッドソールまで出し縫い、アウトソールは接着するなど、より実用的になっています。(出し縫いから水が染みない、アウトソールの交換がラクなどのメリットがあります)
マルモラーダも欲しいんだよなぁ……。嫁が持っているだけに。
そんな店主さんの私物マルモラーダがこちら!!!
あの強靭な見た目のマルモラーダがここまでクッタリに!?!?こりゃ履き心地良さそうです。ここまでエイジングが進んだマルモラーダは初めて見ました!!このレザーのフワッともっちりクッタリ感……!!リアルに履きこむことで生まれるエイジング、大好物です。(見倣わなくては…)
仕入れるにあたり、まず自分から、ということで履かれ始めたそう。先代社長(現会長)が山登りをする方だったのも決め手のひとつだったとか。
さて、この頃のマルモラーダですが……なんとインソックが手書きです。笑
まだちゃんとマルモラーダのロゴがきまる前だったんですかね?微笑ましすぎるこの手書き感!!ボナフェといい、手書きもいいですよね。コレは……ボールペン??あまりにアマチュア感ある気もしますが……。笑
今となっては超貴重な初期マルモラーダでした。
店主さん曰く、昨年はジャコメッティとマルモラーダの売れ行きが良かったとのこと。たしかに、他ブランドが軒並み値上げしていく中、踏みとどまっている印象がありますし、結果的に品質の割にお安い、という立ち位置になっている気がします。
やはり買うなら今なのか……??
その他、先ほどのコードバンスリッパクリニックのお話や、還暦を迎えプレゼントに手作りシューラックをもらった日に10年待ったタンカーブーツが届いた方のお話、奥さんが依頼した興信所に靴がみっちりの別邸がバレた方のお話、などなど、羨ま微笑まなエピソードがたくさんありました。
なんというか……勇気がもらえますよね……!!(何の?)
なとりや から気をつけて帰ろう!
そんなわけで1時間以上もお邪魔して靴も色々履かせてもらって……としている間に、迫る新幹線の時間。というわけでお会計しておいとますることに。
おうちに帰るまでが買い物です。
まぁ、来たときの道を逆に辿っていくだけなんですけどね。
ただ、妙高はねうまラインは本数が少ないので、1本逃せば新幹線の時間を確実にずらす必要があります。
いや、そんな当然のことを……と思うかもしれません。
でも色々あるんですよ。
少し電車まで時間があったので、駅前のそば/うどんの直江津庵で謙信そばを食べていたところ、ふと思い出しました。
きっぷを買うという時間の存在を!!
寒いしギリギリまで蕎麦食って時間潰してようかな、はキケンです。
謙信そばは色々具も入っていたのでとても美味しくいただきました。次回があれば、また食べたい!笑
雪おろし時の注意点をトークしているラジオと相まって感じる旅情。駅そばも美味しいよね、と言える方ならオススメです!!!
まぁ、この直江津庵、17:10ラストオーダーで、17:30には閉まってしまうので17:37発の上越妙高方面の電車には間に合います。早めの夕飯にどうぞ。
また、改めてですが、妙高はねうまラインはICカードは使えませんし、直江津庵も現金は硬貨か1,000円札のみです。現金だいじ。
(ちなみになとりやさんはキャッシュレス決済含めて多様な決済に対応してます!!)
改めての直江津。
こんな感じの妙高はねうまライン。
乗り換え時間少なかったのでブレてます。笑
ぜひまた訪れてみたい、大満足のなとりや訪問でした!!
シューズサロンなとりやの戦利品!!!
さて、さりげなくお会計してましたが、戦利品はこちら!!!
コードバンスリッパ!!
先ほど、比較のために出していただいたコードバンスリッパですが、買って帰ることにしました。履き心地良いんですもの。
いや、、、外歩けるビルケンシュトックより全然高いので、ホイホイ……10足とか買える気はまっっっったくしないですが……。笑
しかし7年越しの訪問なので、記念に何か買いたかったのは事実。靴は(スペースも懐も家族の目も)厳しかったので、スリッパにしました!!
店舗の先輩と比べるために出てきた新人スリッパでしたが……まさか誘導されて……??(しっかり自分の意思で買いました)
レビューは後日!!
サイン入りAlden純正ツリー!!
シューツリーは下駄箱を圧迫しません。
よって無罪!!ノットギルティ!!
そんなリーガルなシューツリー。ちょうどオールデンの純正ツリーが何やかやと手元からなくなってしまったので、なとりやさんで購入することに。
そして、その際「ツリーになとりやのサインください!」とお願いしたところ、「え?サイン?むしろ良いんですか??」とキョトンとされましたが、澱みなく「お願いします!」しました。
たぶんあのときのもでぃふぁいど の目は焼山から溶け出し直江津を潤す関川の雪解け水のごとく澄み切っていたと思います。
そして書いてもらったのがこちら!!!
「練習してたの?」「いや、そんなことは……」という微笑ましいやりとりがありましたが、バッチリすぎる出来栄えです。
いやぁ、嬉しい……!!
帰りに買ったお土産よりずーーっと嬉しい!!
かんずりも美味しいのでおすすめです
たぶんご遠慮されて下面に書いていただきましたが、上面でもOKでした。次回行く時は、上にもサインもらいましょうかね!笑
日本最古のオールデン取扱店のサイン入りシューツリー……!!これは流行る……!!(確信)
今日のモディファイ!
というわけで大満足のシューズサロンなとりや訪問でした!!!
日本全国どこからでも行ってください。(実際、関東や関西からいらっしゃる方も多いとのことでした)
2024年の目標、シューズサロンなとりやに行く。皆さんもぜひ達成してみてください!!!
いつも拝見しております!
私もなとりやさんへ初めてお邪魔する予定があり(1/27)、まさにタイムリーな記事でございました。なんだかこう…実家みたいな安心感がしてすごく居心地よかったですよね…。
狙い定めていたチーニーのブーツを無事に購入でき、満足な帰り道でした。ちなみに私も直江津庵でお蕎麦食べました!笑
またコードバンスリッパのエイジング等、楽しみにしております!
冬将軍さま
コメントありがとうございます!
実は、記事アップするにあたりなとりやさんに改めてご連絡したのですが、その際「今日いらした方も記事ご覧になりながらいらしたそう」と教えていただき、「素敵なご縁ですね!」とお話していたのでした。笑
あのチーニーのブーツ、なとりやさんらしいラインナップで、現地での購入アイテムとして最高のものだと思います!!
(そして直江津庵もあのローカル感やみつきです。笑)
最早私の名前が前と同じかも定かではないですが。
久々のクリティカルヒットな記事楽しませていただきました。
大昔はワクワクしながらなとりやさんのHP眺めてましたよ。一切買ってませんが(;^_^A
カーメルに直連絡が付くようになったのでそっちばかりでした。
スリッパ良いなぁ。買いたくなりましたよ。
定年が近づき、服装がより一層自由になりそうな今、革靴を新調するという欲はゼロというよりマイナスになってきてます。でもこの記事読んだら遊びに行きたくなりました。
また楽しい記事をお待ちしてますね。
たむちちろうさま
いつもありがとうございます!お名前合っています!!笑
なとりやさんのHP、楽しいですよね!実際赴くと初めてなのに懐かしいというか……聖地巡礼ってこういうことかと思いました。
新潟は酒に温泉になとりや、ということでご旅行先としてもピッタリです。ぜひぜひたむちちろうさまにもオススメしたいです!!
スリッパは(確認取ったわけではないですが十中八九)ホーウィンのコードバンではないので、オールデンと比べてもザラつきや左右差がありますが……リビングで気軽に堂々と磨けるのは良いものだと感じています。シワはしっかりコードバンらしく良い感じなので、目の保養として十分機能すると思います!!こちらもぜひ。笑