J.M.WESTON 641 ゴルフの経年変化の様子をお送りします。
J.M.WESTON641ゴルフのエイジングをまとめてみた!!
こちらはJ.M.WESTON 641 GOLFのエイジングを写真で眺める記事です。
なお、仕様はアッパーがロシアンフィニッシュカーフの黒、キルトをぼちぼち装着しつつ履いています。2016年の3月に青山の直営店で新品を購入したものです。
それでは0年目(購入直後)から、現在9年目に至るまで、順を追って載せていきます!
J.M.WESTONゴルフのエイジング0年目(購入直後)!
こちらが購入直後のゴルフ。
質実剛健な作りが伝わってきますね!!
新品はモカが平らなの、今では逆に新鮮です。
店員さんに「かなりキツイと思うので頑張ってください」と言われるサイズで買ったので、1日履けるようになるのに2ヶ月かかりました。笑
そして修行を終えた喜びそのままに新婚旅行に履いていった靴バカが私です。
ちなみに周りに革靴履いている方は全くいませんでした。
出張なんかにも履いて行ったみたいです。ジャケパンOKなら重宝します。こちらは打って変わって京都のドーミーイン。笑
甲にシワが入りましたが、それ以外は型崩れもなく堅牢そのものなのが伝わってきます。
J.M.WESTONゴルフのエイジング1年経過!
こちらが1年経過後のゴルフ。キルトを追加で買って、初めてつけた時の写真ですかね。
下の合わせかたはなんとも言えない、もっさいフィーリングがありますが、靴に罪はありません。
この頃のシューケアは、クレム1925の黒と純正のニュートラル(当時はファマコ製)がメインです。じんわりとしたツヤが出てきました。
J.M.WESTONゴルフのエイジング2年経過!
このあたりから写真が減っています。笑
というわけでおなじみ、靴の沼。
今も足元にある靴がこの中に何足……考えるのはやめましょう。
うわ〜このSHIPSかなんかで買ったマルチボーダーのソックス懐かしい〜!!靴の方は、だいぶツヤが出てきましたね。これはトゥにKIWIのニュートラルを塗ってますね。キルトも良い感じに馴染んできました。
まだまだ型崩れとは無縁な感じです。後ろ半分、新品と言っても過言ではないのでは?(エイジング記事を無にする意見
J.M.WESTONゴルフのエイジング3年経過!
ちょっと今となっては何故この丈で裾折ってるのかわかりませんが、靴に罪はありません。だいぶシワも入り、羽根が過去イチ閉じてます!
ボールジョイント外側(ちょうどシワの凸あたりの外側)、アッパーが完全に伸びて馴染んでおり、ウェルトが見えませんね。無茶なサイズで買ったのが一目瞭然です。
へぇ〜こんなに羽根閉まってたことあるんだぁ……。コルクが沈もうが、革が伸びようが、人は太って(+5kg)、足がデカくなる方が影響がデカいのを実感します。ここからは羽の開きかたにも注目だぞ!
ちなみに羽根が閉じちゃったらキルトを装着すれば、キルトの厚み分は羽が開くので緩くなりすぎた方にもオススメです。
ここらで1回、ヒールを純正で替えています。減りはそこそこでしたので、耐久性に問題はありません。むしろ「無料修理バウチャー」というすごいシロモノがLINEかなんかで配布されたからだったのですが……。あれからあのキャンペーン、やらないもんな……。
修理の際、コバもピカピカになって返ってきて感動しました。純正修理は良いぞ(高いけどそれ以上に)!!
仕事でも履いてます。甲のシワがだいぶ良い感じになってきました!え?それしか言ってないって?当初の平らでのっぺりした感じはなくなりましたね!
J.M.WESTONゴルフのエイジング4年経過!
まる4年も経ってくると、もう、新鮮さはないというか、黙々と磨き、たまに履いている……そんな日常的な履物になっているようです。
たまにステインリムーバー+クレム1925のニュートラルでリセットするので、ツヤは控えめ。
そして写真をこうして見返してみると6月……梅雨時に登板回数が増えているようです。当初から雨でも履けなきゃジャーナリストシューズの名がすたると考えていたので、その通りにしています。実際、1番丈夫な革のゴルフをくれ、ということでこの色を選んだので。
この時期スーツを頻繁に着る仕事をしていたので、ゴルフよりもドレッシーな靴の方が活躍していたようです。また、ハントが加入したのもあってこの年は特に出番が控えめ……。新しい靴って履きたくなるじゃない?
ただ、クールビズ期間中はもはやなんでも良くなってたまに履いていたようです。笑
越石さんとお会いしたのもこの年でしたね!越石さんの180、めちゃめちゃ良い革の質感じゃないですか???あとそのボトムス、今めっちゃ気分です。
KOCCリスペクトのこの写真。その合わせかた、今夏、真似させていただきます!!あ、黒のローファー買わなきゃか……?
もはやゴルフのエイジングというか、普通に思い出を振り返るだけになってますが続けます。
うわっ、こりゃなんかカッコいいぜ!って思わないと改めて写真撮らなくなるんですよねぇ……。これは心が動いたようです。笑
どうですかね。だいぶヴァンプ周りは柔らかそうな雰囲気になってきましたでしょうか。実際、ロシアンカーフはかなり柔らかくなりました。
J.M.WESTONゴルフのエイジング5年経過!
やはり雨ならゴルフ。やっぱり6月。ジューンブライド。
完全に雨用の靴になっとる!!これ、秋雨の時期。いや、晴れの日には晴れの日にしか履けない靴を履くので、ゴルフはラバーソールですし堅牢なので、こうなりがち。ロシアンカーフはしっかり雨も弾いてますね!!
そうね、雨あがっても路面が濡れているときなんかは最高の相棒よね。上と下、違う写真です。笑
変わり映えのない画角の着用写真が続きます。アレですかね。赤いソックスで12月で、なんか公式のコーデみた〜い♪という気分だったんですかね。
あ、公式はこんな感じです。どーすかね。(聞かれても)
J.M.WESTONゴルフのエイジング6年経過!
6年を経過した7年目に入ったゴルフ。が、写真、ぜんぜん撮っていませんでした。笑
新しいシューツリーでパシャリ。シューツリーを替える必要は全くないのですが、同時に買った旧タイプのツリーは幅が可変なのでローファーを広げるのに使っています。
どうですかね、エイジングは。
もうここまでご覧になっている皆さんには言わずもがなですが、経った年数より履いた回数次第ですよね。キレイなもんで。笑
しかしトゥには切り傷も。どこでこういう傷つけるんでしょうね?
J.M.WESTONゴルフのエイジング7年経過!
まる7年が経過して8年目のゴルフ!!アップで見ると刻まれたシワは
なかなかにワイルド!!
ボールジョイントあたりの1番アッパーで負荷がかかって伸びているところ。あまり他の靴で見かけない、靴の足長方向にシワが入っています。
縦にシワが入るとクラックが起きる前兆と、どこかで見たこともありますが、今のところ全然大丈夫そうです。しかし油断は大敵。ケアは怠らないようにしています。アッパーを無理に伸ばすようなフィッティングは、足だけでなく革にも負担をかけるのは間違いなさそうです。
つま先の減りはこんなもん。オールソールは1回もしていません。近年は出番控えめなのと、履いていってもあまり歩かないことがわかっている日なので……
シューツリーは常に使っていますがシワも深くなって味わい深く。ただ、シワが深くなったといってもクラックは今のところ大丈夫かなぁと思っています。たとえクラックしたとて履き続けるか、パッチを充てるなりなんなりするでしょう。流石にここまで履くとね。
これはこの年に買ったNewゴルフとの比較です。思わず浮気するくらいにはゴルフは良い靴だと7年経っても思うわけです。サイズはハーフサイズ上げましたが。甲のまっさらな感じが新鮮〜!
そうそう、こういう合わせかたがしたかったんだよ……!!というところで撮ったのだと思います。苦節8年…………!!キルトにはツイードですね。
靴に対しての表現としてどうなの?という気もしますが、エッッッッロ!!!と思いました下の写真。
将来子どもがこのブログを見つけませんように。
この光の反射具合がなんだか艶かしい。ハイシャインによるツヤではなく、長年クリームを重ねたツヤ……と言いたいところ、これは全面にサフィール黒缶のワックス(ブラック)をうっすら塗った後の写真でした。
いやぁいいツヤ。サフィールの黒缶はけっこう柔らかめ。ハイシャイン用のワックスより油分が多い感じで、たしかにコレならワックスだけでもシューケアになるのかも、と思わせるテクスチャです。
J.M.WESTONゴルフのエイジング8年経過!
というわけで2024年の3月にこのゴルフを買ってから丸8年が経過しました。
ここまではこれまでブログに上げてきた写真も織り交ぜつつでしたが、ここからは撮り下ろしです。笑
このゴルフにとっても、ちょっと節目になるようなこともあったので磨いてから撮ったのがこちら。
なんかツヤえぐくないですか???
ちょっちょっちょっ!ピッカピカ!!
購入当初がコレでしょ?かなり好みのエイジングを遂げました。
ええな。
ええよ、たまらん。
やぁ〜いいね!!!
羽根のあたりに入ったシワは経年ならでは。
ここなんすよ!!羽根のかんじ!!ここなんすよ!!なんかピカピカなの!!
極論、ツヤだけなら新品にワックス塗れば同じようになるかもです。が、履き込んで革がクタッとした感じや上の羽根部分など着用を重ねないとできないシワは経年変化というか、エイジングならではですね〜!!
というわけで、8年を超え9年目に入ったゴルフをご紹介したくてここまで書いてきました。これからも雨の時期を中心にボチボチ履くことでしょう。また、いただいたコメントによれば、加齢によって足が小さくなることもあるそうなので、そうなればまた大活躍することでしょう。ひとまず足元にきちんと置いておきたい、そう思える1足です。え?今?体重増加が止まらないぞ???
8年のエイジングを振り返りましたがいかがでしょう?こんななるなら育ててみようかな?という方、自分のゴルフはこんなだぜ!育てかたに一家言ある!など、もしございましたら、ぜひコメントを!
今からJ.M.WESTONのゴルフを育てるなら並行輸入品がオススメ!!!
へぇ、いいじゃん、んじゃ買うか〜、つっても現今革靴の価格は上がるばかりでして、そうなりゃ少しでも安く手に入れたいというのが人情。なので蛇足と思いつつご紹介もしておきます。
とはいえ、J.M.WESTON、特にゴルフやローファーはサイズ感が難しいので店員さんに見てもらうのがオススメではありますが、近くに取扱店舗がない、そもそも直接行くまで待てない(もでぃふぁいど はこのパターン)、という方には上のような並行輸入品もおすすめです。
J.M.WESTONの並行輸入品のデメリットは購入時のサイズのアドバイスがない、というくらい。修理に関しては直営店で購入していなくても純正修理可能。そもそもオリジナルの部材に拘らないのであれば修理の選択肢はユニオンワークスさんなど、さらに広がります。
そんなわけなので、サイズがわかっている方、家でゆっくり試したい方にもオススメ。サイズ交換や返品が可能かどうかは確認してから購入しましょう!
一昨年のAF展開モデルなどはかなりお安くなってます。(革が限定というだけで他は全て同じです。この色のグレインレザー、育てたらゼッッッッッッタイ楽しいです。保証します。)
ダークブラウンならこの価格。
このステッチが白なやつ、ステキ!!って思ってたやつ!!!飽きたらクリームで染めちゃえば良いんですよ。そしたらおんなじ。定価から考えるとこのあたり40%オフ。ついでにシューツリーも買って、さらに罪滅ぼしに奥様と豪華なディナーも行けちゃいます。
今日のモディファイ!
J.M.WESTONのゴルフは8年経っても履きたいと思える良い靴なのは間違いなし!ぜひ足元に迎えてエイジングを楽しみましょう!
お久しぶりです
ウェストン関連はちゃんと読みます
偶然今日は黒ロシアンゴルフなので自分のと比べながら読めました
今週末にヒール交換に持ってゆくかなって思ってたところ
ひとつだけ!
純正の修理の問題
好き嫌いですが、大昔はエッジは全く触ってくれませんでした
多分コロナぐらいからエッジを塗って返してくれるようになりました
元は塗られてません
厳密には違う状態で返されます
ウエッジソールは黒ではなくチャコールです
なので横から見るとそれぞれの差が見えてたのが真っ黒に塗られるので統一感はありますが個人的にはあまり好きではない
問題は昔に写真を差し上げたMTOの靴
ある日横から眺めたら真っ黒!ビックリして電話してそれからすったもんだ
最初は無理ですって断るのを原状復帰を吞ませました
高い追加料金払って作ってもらってるのですから当たり前です
ここに載せてもらったものは原状復帰後です
でも気が付くのに2年ぐらい経ってたのですが(;^_^A
エッジなんて見ないよね
写真掲載時だと少し生々しすぎるのでこの情報は後出しにしました
たむちちろうさま
コメントありがとうございます!
ウェッジソールの件、大変でしたね。
今は部材が変わったのか、チャコールではなくブラックになっているようなので、その感覚で塗ってしまったのかもしれませんね。(ダークブラウンスエードには黒いウェッジソールがついてました。)
質感も柔らかく削れやすくなっているように感じるので、旧部材があればそちらで修理してもらいたいところ……。実は早めにオールソールしておいた方がいいのかも、と感じます。