J.M.WESTON × yohei fukudaコラボ598を買いなのか真面目に考えてみた！！

冷静になるんだ。冷静に、どんな靴か考えてみるんだ……！！勢いで買っちゃダメだ！！

今回、改めて特徴をまとめて買いか考えてみましょう。

598の特徴！！

1.スプリットトゥダービー！！

598と言えば特徴的なこのデザイン！スプリットトゥ！エプロンフロント！！Uチップとも！！呼び方はいろいろあります。イギリスだとエプロンフロントダービーと呼ぶことが多いとか。

個人的にですが、なんとなくこの形の靴の代表は598であるような気がしています。エドワードグリーンのドーヴァーも有名ですが、なんとなくスキンステッチやライトアングルステッチに気が向きがちな気がしまして。

598はこうエプロン部分が小さく、スプリットトゥが目立ちます。

それでいて、トリプルステッチで仕上げられているのでエプロン部分も目立ちます。

よって、もでぃふぁいど 的にはスプリットトゥと言えばコレなんです！

2.ラスト22！！

ウエストンのクラシックラインは、10番代のラストが使われているドレスシューズ系統を除くとボリューミーな木型が多いです。

その中にあって、ラスト22の598は比較的スマート。

スプリットトゥというハンティングシューズに由来するカジュアルな意匠でありながらドレッシーなのは、このラストのおかげ！！

履き心地も、カカトが深めでボールジョイントで固定する王道タイプというウワサ。実は履いたことがないので、今度履かせてもらおうと思います。（今まで何度そのままお買い上げになったことか……）

3.シューツリー付き！！

今回このモデルを頼むとスペシャルオーダー専用のシューツリーがついてきます。

この青がまた美しい。この限定の598に装着することでイタリアの色合わせのテッパン、アズーロ・エ・マローネ(紺と茶)が実現します 。ベストマッチングシューズ&シューツリー賞入賞確実です。

このシューツリーは通常別売りになっているツリーと違い、幅の調整はできません。でも、スペシャルオーダーして思いましたが、ちょうどよいサイズのものをつけてくれるので問題なしです！

yohei fukudaコラボモデルならではの特徴！！

1.yohei fukudaの職人によるパティーヌ（手染め）！！！

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We are proud to announce our collaboration with esteemed shoemakers @jmwestonofficial — an iconic split toe derby featuring our antiqued patina and flat shoelaces for an elegant effect. The shoes have a rubber sole and are very versatile, perfect for travel and when worn with either suits or casual clothes. While I rarely wear shoes from other makers, I wear these shoes often and am excited about collaborating with JM Weston to make a shoe our team could not produce on its own. Orders will be taken until June 10 at our workshop, as well as via email, and shoes can be shipped internationally. Customers can choose the size and width of the shoe and are encouraged to visit JM Weston locations to learn about the most appropriate sizing. The price of the shoes is JPY 170,000 including shoe trees, with a 50% deposit kindly requested at the time of the order. Delivery of the shoes is scheduled for October.

A post shared by Yohei Fukuda (@yoheifukudashoemaker) on May 10, 2019 at 10:46pm PDT

このムラ感ある美しいカーフは、yohei fukudaの職人さんによって手染めが施された結果！！！

これを美しくドレッシーとみるか、ムラ感に着目してカジュアルと見るか、解釈によってドレス、カジュアル、どちらにでも馴染むのです！！！！！

そんな特徴を持つのは、先に見たように「デザインはカジュアル、ラストはドレッシー」、こういう絶妙なバランスの上に成り立っているから！！汎用性が高い素晴らしい限定モデルなのです！

また、ウエストンのスタンダードな茶色のカーフより色が暗いので、より合わせやすい1足になっています！

2.J.M.Weston純正ラバーソール！！！

この598、ロシアンカーフ＆ラバーソールのものと、ボックスカーフ＆レザーソールという組み合わせがラインナップされていた記憶がありましたが、いつの間にかラバーソールのモデルは廃番になってしまったようです。ロシアンカーフがハント以外廃番になったタイミングだったんでしょうか。

そんな中、今回のモデルはラバーソールが採用されています！

でも、靴好きにとっては高級靴と言えば、レザーソールが定番です。特に自社でソールを専門に扱うタナリーバスタン（革なめし業者）を有するウエストンではなおさら。あの目が詰まって削れにくいのにフワフワな感じが独特のレザーソールはウエストンだけ！！

……しかし！！

ウエストンは実はラバーソールもすごいんです！！！

もでぃふぁいど の手持ちの靴だと、ゴルフがこのラバーソールなのですが……。減りづらい＆滑らない！他の、例えばリッジウェイソールやダイナイトソールと比べても抜群に減りに強いです。また、滑りも気になりません。

もでぃふぁいど も南の島へゴルフを履いて行ったことがありますが、空港良し、砂浜良し、街良し、な万能っぷりを見せてくれました。

今回、そんなラバーソールが採用されたのはひとえに「旅に履いて行くならコレ！」というyohei fukudaさんのインスタのポストが示す通り。

飾っておくのではなくて、ぜひ、色々なところに一緒に連れていってくれ！！そういうメッセージだと思います。

たぶん！！！

なんにせよ、現在廃番のラバーソールの598という時点でレアです。そして実用性がすごい。

つまり、これは、すごい！！(語彙

3.ライニングレザーはオリーブ！！

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The colour of the lining is Olive. It will get aged nicely and the colour will be darker. "Yohei Fukuda" name is handwritten on the lining. #yoheifukuda #jmweston #collaboration #shoes #gentleman #style #menswear #madeinfrance

A post shared by Yohei Fukuda (@yoheifukudashoemaker) on May 14, 2019 at 5:07am PDT

ライニング、つまりインソールはオリーブ色です。脱いだときにしかわからないので、ほぼ本人しかわからないディテールですが、こういうのが洒脱ですよね。履きこんでいった際の変化も気になります！！！

結論！！！

買いです！！！ここまで読むまでもなく、読者諸賢におかれましては最初から百も承知であったことでしょう。笑

今日のモディファイ！！！

しかし、どう考えても金策に行き詰まります。だって分割とはいえ17万円だぜ！もしかしたら+税も。

中古なら安いんですけどもね〜。

超美品【JMウエストン】スプリットトゥダービー 598 ロジェ ドレスシューズ (メンズ) ブラウン size8C ◇MZ3756◇【中古】