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失敗しない中古靴の買い方!!実は選ぶコツがあるんです!!


今日は中古靴を買おうか悩まれている方に向けて選ぶコツを。

昔は「中古靴?他人が履いた靴なんてとんでもねーぜ!」と思っていたもでぃふぁいど です。

やっぱり抵抗感はあった!

確かに中古で靴って、

ダメになっちまったやつ……

こんな靴だったら抵抗あります。さすがにもでぃふぁいど も買わないです。

でも、今回ここ何足かは普通に買っています。

どんな心境の変化があったのかここに記しておこうと思います。

心境の変化!

人が履いた靴。しかもどこの誰が履いたかもわからない靴です。目で見て買うにしても、あの古着屋の靴売り場の……登校口というか下駄箱の香りというか……あれ、萎えますよね。

そして、ネットで買うのは、もはや博打です。笑

サイズやラストは合うのか?臭いがついてたらどうする?靴の中が血だらけだったら?

(この辺の悩みを解決する取り組みも考えているところです。)

試着のみ、にやられた

たまに未使用品とか試着のみって状態の商品がありますよね。

もでぃふぁいど の足は大抵UK7というゴールデンサイズに収まるため、百貨店で新品を試着しても、既に履きシワがある、なんてことは良くあります。

それを定価で買うことを考えたら、、、

あれ?これ、安く買えるならいいんじゃないの?

っと未使用品に手を出し、、、

それが案外よかったもんだから、2-3回着用(美品)まで範囲を広げて探していたわけです。

2-3回着用なら、そう気になる臭いもつかないだろう、と踏んでいます。靴だけに。

そんなわけでいくつか買った経験上、中古靴で失敗しないための心得を書いていきます。

中古靴チェックポイント!「値段に見合う状態かどうか」!

中古の靴は値付けがあいまいな世界です。モデルにより、状態により、価格が左右されるので基準がありません。恐ろしい。ましてや、今は廃番となっている靴ときたら。。。

割高なモノをつかまされないために、確認しておきたいポイントは4つ!

ポイント1:ソールの状態

ソールの削れです。特にグッドイヤー製法の靴であれば初期、底の返りが良くないのでつま先から削れていきます。つま先の減りを見てほぼ減っていなければ、まずはオッケーです。ただし、底はどうにでもできる部分でもあります。ラバーを貼ってしまう、オールソールで交換する、なんて方法で、状態良く見せることは可能です。底がきれいだと使用回数わからなくなりますからね。

ポイント2:アッパーの履きシワの状態

1度でも靴を履いて歩けば、シワができます。しなやかなできめ細かい革を使っているほどシワは目立ちにくくなります。とにかく、シワが目立たなければ状態が良いと判断して差し支えないでしょう。ネットで買う場合は、画像の具合でよくわからなくなってしまうことも多いですが(特に黒靴の場合)。ですので、次の項目が出てきます。

ポイント3:インソック(中敷き)の状態

靴において最もごまかしがききにくい部分です。インソックのロゴの残り具合と、靴内部のフットプリント(足形)を確認します。

ロゴは長く履いていれば削れて薄くなってきます。

インソックはオールデンのように純正リペアでのみソックシートを交換可能、というブランドが多いです。

というのも単品でソックシートが出回ってしまうとニセモノを作るのが容易になってしまうので、単品で流通はしないのです。

また、純正リペアは市井のリペアショップでの修理より割高なことが多いので、わざわざ純正でリペアして中古靴として売られる、ということは少ないというのもあります。

ポイント4:フットプリント(足形)!

そして決定打となるフットプリント(足形)。

靴の内部、前半分につく足型の部分ですね。ここは基本的に修理での交換もできませんし、シミの修復も不可能なので、靴の状態、素性が出やすい部分です。(ソックシートを貼る、もしくはインソールを入れて履く、などでわからなくはなりますが)

ネットのオークションや中古靴のショップでも、この部分の画像が出ていると信頼できるなぁと思います。

ただ……あんまり見ていて気持ちいいものではなく、影となり撮影もしにくいので、わざわざ載せないということも多いですが。。。

っというわけで、中古靴を買うにあたって状態を見るとき(価格に見合うものかどうか)は、

・ソールの状態

・アッパーの履きシワ

・インソックのロゴ

・フットプリント(足形)

この4点を勘案するのが良いと思います。

さて、そうして買う中古靴は何が良く、どこがマズイのか、というのも書いておきます。

中古で靴を買うメリット2つ!

メリット1:安い!

基本的に新品で買うよりはだいぶお買い得です。普段なら手が届かないあんなブランドのものやこんなブランドのものが買えてしまいます。

定価じゃ買えない靴ブランド1号

定価の6-7割オフなんてのもザラです。

メリット2:今は手に入らないモデルも手に入る!

このパラブーツ、ランスフォックなんてまさにそれです。甲部分にはアザラシの毛皮が使われていますが、現在は条約で取引が世界的に規制されており、新規の製造はほとんど行われていません。

Paraboot REIMS PHOQUE

この靴も。今や理由は分かりませんが時代に応じて廃れていくモデルもあります。

J.M.WESTON Giscard

もう手に入らないモデルのマイサイズらしきブツが出てきてしまったとき、、、

我々が物欲に抗う術はあんまり残されていません。

というわけで中古靴を買うことのメリットは、

・安い!

・今は手に入らないモデルが手に入る

の2点でした。

中古で靴を買うことのデメリット!!

・サイズが選べない

基本的にどれも一点モノなので、履き比べることができません。普段UK7だから6.5もキツめでいけるか?とか、ちょっと分厚い靴下で履きたいから7.5でもいいかな?とか、邪念が湧いてきます。笑

なんせ一期一会の世界です。無理してでも履いたらええんちゃうか?みたいな思考に陥るのが怖いところ。(意思が弱いので。。。。)

しかも、さらに怖いのは履いていても「ああこれ、ハーフサイズ下げたらもっとフィット感良いのでは?」なんて考えだすと、、、次に出物があったときにやばいです。

デメリットはこの1点に尽きます。

冷静に判断できる余地が少なすぎる!!!!

ということから考えると、一度履いたことがある木型(ラスト)の靴なんかはかなり安心して買うことができますね。

ちなみにですが、サイトによっては靴の幅や、縦の長さの採寸値が載っていることもありますが、、、

あれ、当てにならないんですよね。

ソールの大きさも、捨て寸(足が入らないつま先の余裕部分)も、靴によって異なります。

例えば、、、もでぃふぁいど にジャストフィットな2足を比べてみてですが

J.M.WESTON 180 6C(7C)

縦:27.5cm
ソール幅:10.4cm

Church’s GRAFTON 70F(7E)

縦:31.1cm
ソール幅:11.7cm

こんなに違いますもんね。素人採寸ですが、明らかに違います。たかが1cmでも……靴のサイズって0.5cm刻みでジャストフィットを追いかけるわけなんで、いかにこの差がデカいことか……。

長さなんて、4cmも違います。同じUK7なのに!

そしてタイトフィッティングの靴はさらに危ない!(笑)中古でタイトなフィッティングを狙っている靴を買おうとすると危険度が増します。

タイトフィッティングということは、履けるギリギリの大きさの靴ということです。つまり個体差なんかでちょっとでも小さいものが当たってしまうと、、、痛くて履けない、なんてことになりかねません。

また、前所有者がタイトさに辟易として無茶苦茶にストレッチャーをかけてボコボコになっていたり、というケースもあります。(そんな180を古着屋で見たことがあります……)

ですので、できれば余裕を各所に設けてあって、局所的に足を当て固定するタイプの木型の靴を狙うと安心感があります。

たとえば、土踏まずと甲で固定するオールデンのモディファイドラスト。

これはサイズの許容量が非常に大きく、いろんな人がいろんなサイズで履いています。もでぃふぁいど は普段UK7に対しモディファイドラストはUS7.5Dを愛用していますが、8Dも快適に履けます。こういう靴は「これが正解」と信じる強い心があれば(笑)、中古で買っても失敗しにくいです。

履き口で締めるチャーチの103ラスト(シャノン)やオールデンのバリーラストの靴なんかも当てはまるかなぁ。

っというわけで、中古靴を買うときは、

「値段の割に状態が良く」

「履いたことがあってしっかりマイサイズだと言い切れるもの」

「できれば、余裕のある木型」

を買えば失敗はなくなります!!!!!

……ただねぇ。廃番品を履くことはもうできないし、何足かサイズを履き比べることも不可能。っとなると多少博打でも買っちゃうんですよね。ダメならなんとかしよう、の精神で。

そうして、微妙にデカイと思われる靴を前に一人、悩む靴ラバーが増えていくわけです。

全ての靴ラバーに、幸あれ。。。

(パラブーツあんて、そこかしこで売っているわりにめちゃめちゃフィッティング難しいと思うんですけど、どうなんでしょうね、アレ。)

今日のモディファイ!!!

中古靴を買うにあたってみるべきは「値段に見合う状態か」「サイズ感を確信できているか」の2つ!!!!あとは博打!!!でも意中の1足に賭けてみるのも悪くない!!!だって趣味だから!!!!!!!

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そして買ったら磨きましょう!!

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