戯れ言です。
ちょうど良い格?
さて、履き心地マニア、革靴マニアとしてこの道をひた走ってきたもでぃふぁいど ですが、最近思うことがあります。
果たして自分は、この靴を履くに足る存在なのか???
と。
別に誰かに言われたわけでもなんでもないんですけどね。
お客様のところに伺って、そこの社長がしっかり手入れしたスコッチグレイン履いてたりすると、向かいでエドワードグリーン履いている自分はいったい……??と、ふと思うのです。
履き心地と値段は比例しない!!
履き心地マニアからすると、もうひとつあります。
1足5,000円から定価30万円の靴まで履いて思いましたが、じゃあ履き心地が60倍良いかと言われると……5,000円の靴よりずっと良いのは間違いないですけどね。
これが、7万と10万、20万となってくると履き心地に関しては、もう好みと足との相性だろ、という気がしてきます。
というのも、雨の日続きでもグラフトンやシャノンをとても気持ち良く履いているもでぃふぁいど がいます。
これらの靴を履いていて、「ああ、今日はエドワードグリーン履きたかったな」とか最近思わなくなってきました。
特筆すべきことはないけれど、173ラストも103ラストもじんわり良い。これでええやないか。
どこかでも、「良い靴は履いていることを意識させない」と書いてあるのを見ました。まさにこういう感じです。
Church’sって良いよね。
最近でこそ、エドワードグリーンだなんだと履いているもでぃふぁいど ですが、(ほぼプロパーで買ってないですし)少なくとももでぃふぁいど に関しては靴マニアの履きかたですよ、ホント。
靴と手入れと手入れする人と追いつく格と
思うに、エドワードグリーンやジョージクレバリーみたいな靴にお金をかけられる人は、基本手入れもしっかりやってると思うんですよね。やってて当然というか。そうでなきゃたどり着かないブランドのような気もします。
ジョンロブはまたちょっと違うケースもあるかもですが。
それはそれで良いのですけれど、Church’sやCheaney、Crockett&Jonesをしっかり履いて、ちゃんと磨いている人、ローテーションも最低限の足数しかないんだけど、それを大切に手入れしながら履いている人ってめっっちゃ良いですよね。もちろん、リーガルでもスコッチグレインでも、ジャランスリワヤでもです。
もでぃふぁいど は服に着られる、じゃないですけど靴に履かれてるみたいな。履かされてるみたいな。むしろそれでブログ書かされてる、みたいな。
靴の格に追いつけるよう、頑張ろうと思いますよ。
ただ、靴が良くなってから転職の面接は落ちにくいし(結局落ちなかった?)、営業もなんだかやりやすい。そういう面ではオススメです。
どうした突然??
別に突然おセンチな気分になっちまったわけではありません。
今日、腕時計褒められたんですよ。
◇
先輩「もでぃ氏、良い時計してるよね!」
も「ホントすか!ありがとうございます!」
先輩「俺もそれ欲しいなぁと思いながら見てたんだよ」
も「まじすか!先輩めっちゃオシャレだから褒めていただけるなんて嬉しいです!!」
先輩「え、やっぱり自動巻?」
も「自動巻です!」
先輩「うわぁ良いなぁ!!」
も「実は妻が婚約指輪のお返しにくれた時計なんですよ。元々、亡くなった祖父がここで働いてまして……そろそろオーバーホール出さないと……」
先輩「何その良い話。じゃあ結構してるんだ」
も「5年ですかね、他買えないんで、これ着けたっきりですよ」
先輩「いいじゃんいいじゃん!」
……
◇
時計沼の皆さま、もでぃふぁいど めっちゃ良い夫じゃないです???これで靴に散財さえしてなければな……
さすがに祖父のくだりはこんな日常会話では切り出しませんでしたが(笑)、事実としてはそうです。
憧れの時計はたくさんありますが、そういう機会にいただけるのであれば縁があるものをいただこうと。
別に見た目は変哲のない時計だっただけに、今日気づいてもらったのは嬉しかったです。
(この時計に関しては、嫁のメンツにもかかわりますので(笑)もでぃふぁいど の胸に秘めておこうと思います)
……と、いうのが靴でもそうなのではないかと。
例えば……
◇
先輩「もでぃ氏、良い靴履いてるよね、いつも磨いてあるし」
も「ありがとうございます!実は結婚式のとき、母がハレの日に送り出す意味で買ってくれた思い出の1足なんですよ」
◇
とかだったらめっちゃ良いですよね。こんなんもう靴のブランドなんてどうでも良いじゃん。
これからも家族やご覧になってくださる方や、靴たちと良い時間を過ごせたらな、と改めて思いましたよ。
ちなみに結婚当時に母に買ってもらった、とっておきのスコッチグレインはすごいトンガっていたので早々に他の靴の購入資金になりました。
クソ息子が!!
とはいえ、母も母(良い靴買ったと言うとジョンロブ?と聞き返してくる)なので、血は争えないというか、同じ穴の狢というか、、まぁ百も承知というか……
何も知らない状態で一生モノ買うのって難しいですよね。好みが定まってないので。
こんなブログですが、皆さんが一生の相棒足り得る靴を選ぶ材料になれば幸いです。
嗚呼、この身に流れる血がまたもでぃふぁいど を狂わせていく……
今日のモディファイ!
靴に散財してきたせめてもの贖罪。
この何年かの靴道楽で得た知識をウリにブログで収益を上げ、妻にレベルソを買ってやりたい……
そんな夢を携えブログをやってきましたが、レベルソは遙か遠く……どころか最近スタートラインすら遠くに見え……
え?戻ってる??新しい靴を履くたび後ろに……??あれ?もでぃふぁいど の貯金は!?なにこの靴の山!!
いやー、身につまされますねぇ〜
そーゆー視点があるから靴は何かの区切りに買うのが一番良いですよ
言い訳ききますし 笑
かくいう自分も20足くらい持ってますが、ロブのフィリップは自分の結婚式用に、ウィリアムは少し難しめの資格試験合格祝いに買いました
結構高い方の靴ですが全く後ろめたくないですもん、それらは 笑
閑話休題
今度、もでぃふぁいどさんの考える「良い革」について記事あげてもらえませんか??
革靴好き歴はそこそこありますが、何が良い革かわからず、事前に良い革を判別するコツもわからず、という感じで最近迷ってるんですよね〜
こりこりおさま
コメントありがとうございます!!身につまされまくってます。笑
おっしゃる通り、節目節目で買うのが良いのでしょうね!!そもそもウン万する靴がゴロゴロ転がり込んでくること自体がおかしいのです。笑
記事のリクエストもありがとうございます!結局主観でしか言えないのですが、1度書いてみようと思います。私も最近わからなくなってきました。笑
なんかここまで来るとどこどこのメーカーの〇〇が欲しい、とかそーゆー感じでもなくなってきました 苦笑
実際購入しても、もちろんテンション上がりますが、これ以上靴が増えても、それで人生変わるかと言うと、別にそんなこともないですし 笑
それより、人によって違うであろう「良い革」の定義とか、好きな靴を最大限長持ち&機能発揮できるメンテ、とかそーゆー方に気が向いておりますので、よろしくお願いします〜
特に前者はいろんな人に聞いてみたいですね(^^)
おりこりこさま
コメントありがとうございます!
革質について個人的な考えはありつつも、ここに書くにはあまりに長くなったので記事にしました。
もしよろしければ覗いてみてください!