補修不可能なシミ対策の最終手段です!!
事の経緯!
これなんですが、
意気揚々と中古の靴を買い、浮かれていた、もでぃふぁいど 。
ちょっと色も入れられてるし、シミもあるし、洗ったらええんちゃう??なんて色気を出したら、さぁ大変!!大失敗してしまいましたとさ。
その後、結果が出れば書くつもりでしたが、プロの丸洗いサービス(靴のリネット)さんに出してみたりもしました。
シミは一般的には一度濡らしてちゃんと乾かすことで滲ませるようにして消すのです。
が、まぁ
まんま返ってきました。笑
(シミが直ればと思ってのお願いです、と依頼して、特に返送時に特記事項に記載がなかったので期待したのですが全然ダメでした。笑)
このシミは、そういうもんではないらしい。
接着剤なんかが染みてしまったのかもしれません。ちょうどヒールはカウンター部分にシミが出ています。メダリオンは……もう知らん。
しかし、ふと思ったのです。
黒、もしくは濃茶にしてしまえばわからないのでは???
プロに出そうかとも思いましたが……愛した靴だ、まずは自分でやってみる。それからでも遅くはない。
今ここに起死回生の取り組みが始まります。
(学ばない男だなぁと自分で書いてて思います)
集え!!レスキューメンバー!!
購入したのは以下の2つ。
・レノマットリムーバー
サフィール レノマット リムーバー 汚れ落しposted with カエレバ
サフィール謹製、当代きっての強力なクリーナーです。
・スピラン黒
ローバススピラン 黒 100ccposted with カエレバ
アルコール系の染料です。日焼けしにくく、水で落ちにくいとのこと。500円は安い!!
作戦はこうです。
1.強力なクリーナーであるレノマットリムーバーで表面のワックスや染料を可能な限り除去!!
2.スピラン黒で染める!!
防御を崩して打つべし打つべし。カンタンですね。これならシミ、KO間違いなし!!
また、レノマットリムーバーでなくとも、何かしらの有機溶剤でも良いかもしれません。
一応ジスカールへの温情で革靴用になっているものを選んでみました。(レノマットリムーバーとともに強力クリーナーの代名詞であるリグロインは立ち寄ったハンズに在庫なしでした。)
やってみた!!
レノマットリムーバーを使用方法通り布にとって塗ります。
が、フタを開けるとこんな爽やかな写真を撮っている場合ではないくらい、シンナー臭有機溶剤臭が立ち込めます。笑
革用も温情もクソもなかったです!!ラリってしまう!!
ダメ、ゼッタイ。というわけで外へ移動。ちょっと表出ろ。
過去、使っていたクリーナー類はなんて優しかったんだろう。もでぃふぁいど は失ってから気づきました。
2回丸洗いした革靴のキャップ部分を軽く拭ってコレですからね。強烈です。伊達に誤飲防止に開けづらいキャップになっているだけのことはありました。
次は、スピランを使いかた通り、布にとって塗り広げます。
……。靴クリームと違い、液体なのでガンガン布が吸い込み、全然塗れません。そもそも、コバとアッパーの隙間も塗れないぞ……。
いつもあれだけペネトレイトブラシをオススメしているのにこの体たらく。
あ。
解決しました!!綿棒万歳!!
やろうと思えば隙間もそれ以外も均一に塗れます。
しかし、写真の通りなかなか真っ黒とはいきません。片足交互に綿棒でヌリヌリ。
5回くらい重ね塗りしたでしょうか。
結構黒いです。
比較用に敢えて塗らなかった羽根の内側。
差は歴然です。そして羽根の内側も塗ったら……
完成!!!
どうでしょうこの黒さ!!!少なくとも、茶色い靴には見えませんね!!
スピラン塗ってる間は「いくら塗ってもなんか茶色いぞ!!塗っても塗っても茶色なの!!」と思っていましたが、いやー自分よ、これはグッドジョブだった。
どれ、黒靴と比べてみましょう。
い、色温度の違いだから……。
黒だから……。
すごく濃い濃茶じゃないから……。
……あとは明日、クリームを入れてみようと思います。
今日のモディファイ!!!
とは言ってもなかなかどうして上手くいった気がします!!!黒ならカンタンです!!!茶色など薄い色の靴のシミに悩まれている方は最終手段としていかがでしょう!!!
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