やられましたよ。やられました。
コードバンのオールデンの新たな弱点!!
冷静に考えるとコードバンのオールデンに限った話ではないんですけどね。
先にその状態から!!
この通りですよ奥さん。
赤丸のところ、シミのようになっていますね。
そこそこ磨いてあるオールデンなら、雨でも10分15分後にサッと拭えば、こうはなりません。
でも、コイツは一瞬でこうなってしまうのです。
で、その弱点は?
最近どこにでもいるコイツです。
あぁ〜となられた方も多いかもしれません。
アルコールは、溶剤です。
つまり、ステインリムーバーなんかよりよっぽど強力なクリーナーです。笑
アルコールにかかれば革表面のロウ分なんて一瞬ですよ。着弾後、1分後に気づけばこんな感じ。もうワックス落とすのに使えばいいんじゃないかな……。
よく言われることですが、あの手のスプレーをまともにワンプッシュするとビッタビタになる量出てくるのは、手のひらにためて逆の手の爪(の間)を浸すためです。
ちゃんとやろうとするとアルコールでビッタビタになるのはしょうがないし、垂れる。垂れた先に靴がある。ワックスがハゲる。
先ほどの写真、わざわざ赤丸をつけたくらいなんで、実は大して目立たないんじゃないか?という気もしたのです。
でも、写真以上にどうにも気になる。なぜなのか。
それは、実際に履いて動くと、この部分だけ反射の仕方が違うので悪目立ちするからではないか??と思っています。実物はもうちょっと気になりますよ。
対策?
対策、あんまりないんですよね。
そもそもアルコール消毒しなければ解決なのですが、今、社会的にアレですからね。大事ですから。
何より仕事でお客さんに呼ばれて行って「消毒にご協力ください」と言われたとき、「いやボク靴に垂らしたくないんでマジ無理っす!」って言ったら二度と声かからない気がします。笑
ビッタビタに垂れない量でお茶を濁す手もありますが、お客さんがちゃんとやってたらそういうわけにもいかんよね。業種的なものもありますし。
そもそも、自動で出てくるディスペンサーには太刀打ちできません。
ついに進んだ機械文明が我々人類に牙を剥く時が来たのです。
……つまり、アルコールは垂れてくるものである。
つまり、
当たらなければどうということはないのだよ!!!
というわけで、当ブログとしては
(1)威風堂々と大股を開いてスプレーに挑む
(2)謙虚にめちゃめちゃ及び腰でスプレーに挑む
この2策を提案させていただきます。
たとえ少しくらい変な目で見られても皆さまの革靴が、そして革靴ライフにも変わらぬ輝きがありますよう。
今日のモディファイ!!
これがwithコロナ時代の輝かしい革靴ライフ!!
……と、こんだけ騒いでおいてアレなんですけど、この写真だとどこに垂らしたんだっけ?ってなってます。わからなくない?
はじめまして。いつも楽しく拝読しています。
最近、黒のシェルコードバンを買ったのですが、初めから溶剤がかかったような円状の輪染みがあり、そこだけ光沢感が違い、かなり気になります。こういった場合、なにか対処法はありますでしょうか?気休め程度かもしれませんが、サフィールの黒のクリームも考えています。クレム1925とコードバンクリームはどちら着色力が強いでしょうか?
この記事のシミと少し似ていると思ったので、質問させていただきました。もし、なにかアイデアがありましたら、教えて頂けますでしょうか?
井上様
コメントありがとうございます!励みになります!
円状の輪ジミということで、現象としては
1.溶剤等でロウ分が部分的になくなってしまった
2.何か付着している(水アカのようなイメージ)
のどちらかかと思います。
もし自分であれば、クレンジング力が高いクレム1925のニュートラルで汚れ落とし&ロウ分の層の補修を試み、黒いクリームやワックスで補色……といった感じで処置してみます。
あまり強いクリーナーは不安なのでプロに任せるのもありかもしれません。1度対処法がわかってしまえは安心ですし!!
ご参考になれば幸いです!
ご返信ありがとうございます。
クレム1925のニュートラルにクレンジング効果があることは知りませんでした。頂いたご意見を参考に、自己責任で対処してみようと思います。
ありがとうございました!
私は、アルコール容器の後ろから(ノズルの向きを変えて) 手に噴霧しております!笑
masa/eliasさま
コメントありがとうございます!インスタ拝見してます!!
あの周りって床もビタビタなんですよね!!そうかその手も……
私は精一杯の及び腰か、開脚で臨んでます。笑