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梅雨明け前の開封の儀!!〜12,046kmを超えて

新しい靴買って梅雨なんて吹き飛ばそうぜ!!

(そんなことせずとももうすぐ明けそうですね。)

開封の儀

今回やってきた靴の産地……

歩いたら97日13時間かかる道のりを4日くらいで来たみたいです。物流すごい。遊歩道の靴ってなんや。おまえはこれからオッサンに履かれる靴になるやぞ。

というわけで届いたこちらの箱。

もう今年に入って何度「靴はこれで終わりにしよう」と思ったことか。もう数えることはやめました。答えは靴の数だけある。そう、それが自然の摂理。日が昇れば起き、日が沈めば布団に入り電脳の海で目当ての靴を漁る。

さっそく開けていきたいと思います!!

お、やけにシンプルな箱。ブランドを天面にデカデカと書かないあたり、ブランドじゃない、モノで勝負しとるんじゃ!という気概を感じます。

ここからは動画をどうぞ。(こんな動画で世界のサーバー容量食って申し訳ないと思っています)

ですよね!!

宅配業者さんが天面を下にして伝票貼っちゃったみたいです。でも早かったですし。中身に問題ないですし。オッケーオッケー。というわけでひっくり返すとキチンとロゴが見えました。バッチリブランド書いてあります。それでも気概を感じてください。

というわけでご存知の方も多いでしょう。今回手元に届いたのは東欧靴といえばのVASS(ヴァーシュ) SHOESさんでした。日本で東欧靴と言えばハインリッヒディンケラッカーかここんちですよね。

モデルはこちら。

そう、かの有名な、

デュプラクセイトス フェイレーテです。

……わかります?もでぃふぁいど にはわかりません。(最早文字さえ読めていない)

肝心の中身は……デュプラなんたら……もとい黒のダブルモンクストラップ!

おかげさまで内定も出ましたので、退職金を頼りにして次の仕事でも活躍するであろう1足を買ってみました。やっぱり脱ぎ履きがカンタンにできるに越したことはないです。

ダブルモンクであれば、とりあえずスリッポン的に履いておいて、どこかでベルトを締めるもよし。

靴を脱ぐ可能性があるときは、あらかじめベルトを外しておくエスパー(PK ベルトハズシ)が求められますが……。

最悪はベルトを固定するバックル側の革パーツをエラスティック(ゴム)に換えてもらうという荒業もあります。(今回はできればこのまま行きたいと思っています)

VASSはいくつかラスト(木型)がありますが、今回はその中でも日本で有名なFラスト。土踏まずのアーチが高めに設定された履きやすいラストです。たくさんウンチクもありますが、それはまたの機会に。

ほら!このクビレ!と言いたいところですが、ヒールがかなり小ぶりなのでえぐれている感じがわかりにくいですね。写真技術による、とも言います。

履き心地のファーストインプレッションとしては、ウエストンの11ラストの土踏まずのサポートはそのままに、その他を楽に、かかとを小さくした感じでしょうか。また記事にしようかと思います。

ウエストンマニア向け以外に伝わりやすく伝えるならば、

上のストラップ外していても、新品状態で、すでにカカトがついてきます。そのまま歩いても抜けません。怖い。何このフィット感。

革質は……というと曖昧なんで、革表面のきめ細やかさで見ると……現行のグリーンやウエストンともじゅうぶん戦える革ではないでしょうか。ジョンロブのプレステージラインなんかと比べると、キメの細かさでは叶いませんがそのぶん厚みがあって頑丈そうです。スタンダード品、ウィリアムなんかとは比べられるのではなかろうか?実用品としてクオリティを追求した感じ。べた褒めすぎでしょうか?でもシワもええ感じです。

着即履皺美

また、シューツリーは……ってこのままやっていくと詳細記事いらなくなってしまうので、開封の儀、ここまで!!!

今日のモディファイ!!!

個人的にはヒールのXXのステッチがかわいくてツボです。買う前から目をつけていました。俺はインディーズのころから応援してた的なアレです。

ヒール上部のXX

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