本気出して考えてみた
お盆休み……
連休が終わりました。もでぃふぁいど の夏が終わりました。だのに暑い。いったいどうして。
こんな状況なので、基本里帰りも何もなくグダグダと家で過ごすだけの連休だったのですが、いまやその日常が恋しい。かけがえのないお休み。
というふうに過ごしていたのですが、なんだかケホケホしている子どもから夏風邪っぽいのをもらい、連休後半は微妙な体調不良で寝て過ごしました。
37.0℃が2日続いただけですし、味も匂いもするので例のアレは大丈夫でしょう。でもこういうやつがわざわざ自社まで通勤してくるんだぞ。覚えておいてね。(謎の週一在宅勤務可という現行ルールの下、働いてます)
ドレスシューズの今後
ここからは完全に個人的な考えなのですが、寝込みながらドレスシューズの今後を考えていました。他に考えることもなかったもんで。
5年後10年後?
これまで、
いえーい!高い靴だけど、手入れしながら履いて5年後も10年後も修理しながら履いてやるぜ!!!
と鼻息荒くして靴を買いまくってきたわけですが、果たして5年後10年後、スーツに黒の革靴を履いている未来が待っているのだろうか??
と、ふと布団の中で思ったのです。
モノとしては10年後でも履けるものかもしれませんが、周りの状況が同じようにあるのか?
カジュアル化が加速?
昨今、オフィスワーカーはスニーカー通勤可になったという大手金融機関の話が話題になりました。
そのときは「へぇ〜、でもスーツ着る職種には関係ないよなぁ」なんて思っていましたが、この状況下、今後リモートワークやWeb会議の普及はますます進んでいくことでしょう。
もでぃふぁいど が働いている会社はそんな流れを全く気にしない風ではありますが、世の流れがそうであるならばどこかで染まってくるモノでしょう。転職もあるかもしれませんし。(また?)
なんせ生き物も会社もそうですが、生き残るのは強い者ではなく環境の変化に適応できる者。
一事が万事とは言いませんが、Web会議を推進せずに新幹線代で出張費を嵩ませ続けるような会社はどうなるんでしょね。(もちろん対面が必要であればしょうがないことですが)
うーん、久々の出社のストレスがあちらこちらに噴出している記事ですね。
なんせWeb会議なんて言ったら靴どころか下半身エアリズムステテコでも、ワイシャツだけ着て、なんならジャケット羽織ればイッパシですからね。靴なんて最早履かずとも仕事ができちゃいます。
買うべきはスリッパ!!!
こうして革靴需要はさらに減り……売り場面積の削減なんかもあり得ると思います。ユナイテッドアローズさんも減収を受けて新しい生活様式に合わせた施策としてドレスアイテム売り場の縮小なんかを掲げていたような。
黒ストは生き残る
とはいえ、冠婚葬祭に黒のストレートチップ(キャップトゥ)という文化は一朝一夕の間に廃れることはないでしょう。
ここぞというときに履く1足は黒スト。これは譲れません。でも、今まででいうエナメルの靴やオペラパンプスに近い扱いになっていくかもしれません。売り場の片隅に1足置かれているような。より儀礼的な靴ということで生き残っていく……かも。
危うし内羽根ブラック
となると危ういのはこういう方々。
冠婚葬祭にはちょっとカジュアルすぎるし、休日履くにはフォーマルなので合わせるのに気を使う靴たち。
具体的には内羽根のパンチドキャップや……
内羽根のクォーターブローグとかでしょうか?
もでぃふぁいど は冬場に黒セミブローグを合わせるのとか好きでしたけど、靴好きという以外に強いて内羽根の靴を合わせる理由はないというか。
同じ黒い靴でも外羽根やブーツの方がカジュアルになじみやすく、合わせやすいのはあると思います。
もちろん好きずきなので自由なのですが、「なんでこの人、休みの日にビジネスシューズ履いてんの?スニーカー持ってないの?」と思われないように履くのは、もでぃふぁいど には難しいのです。笑
カジュアルな革靴って良いですよね
となると、そろそろスニーカにも食傷気味なファッション界隈において輝いてくるのが休日用の革靴。
J.M.WESTONのゴルフ&キルトとか
仕事用に見えない色のオールデンとか
はたまたトゥの形が特徴的なBudapester
このあたりは今後も末永く履いていけるのではないかなぁと思います。
ローファーもいいですよね。
こういう靴たちはこれからも色褪せない気がします。
まぁ履く休日自体が少ないんですけどね。
やっぱりコードバンスリッパ欲しいです。
今日のモディファイ!
……というのは全て個人の妄想ですが、スリッパは欲しいですよね。スリッパ。ラブ。
いやー、自分も同じようなこと考えてました〜
いわゆるスーツに付帯する付属品の需要ってどんどん無くなりますよね
となると、たっかい革靴なんて余計需要減るし売れないんですよね…
となると、結構倒産する会社も出ちゃうかもですね
カジュアルに寄ってるウエストンなんかは救いはありますが
まりまりもさま
コメントありがとうございます!
あとプラダ傘下のChurch’sなんかは息が長いかもしれませんね!
ここ最近スニーカーを発売する英国靴ブランド(ウエストンもですね!)は多かったものの、NBの2倍以上高いスニーカーがどこまで売れているのかは疑問ですが……
ですね〜
まぁロブもロブなのでロブはなんとか生き残りそうな気がします。ベルルッティも大丈夫かな
トリッカーズやパラ、オールデンあたりも大丈夫でしょうね
で、すごい勝手なこと言うと 笑
グリーンとかクロケットあたりは怪しい匂いが漂ってくる気が…苦笑
あとイタリア系のつま先長め靴も死んでる今、彼らも風前の灯火ですし、その辺も厳しい気が…
こりこり雄さま
いわゆる「紳士靴一筋!!」みたいなブランドたちですね。クロケットは本国ではレディースの展開もあるみたいですがどうなんでしょ。
個人的には皆なんとか頑張って欲しいのですが、タニノクリスチーみたいな感じになっちゃうと寂しいですね……。
こんにちわ。
お盆のあいだに手持ちの靴について悩んでいた自分にはタイムリーな話題ですね~。
もともと履く機会は少なかったのですが、自分の仕事環境では服装がカジュアル化している事もあってドレス靴は本当に出番が無くなりました。ドレス靴を履いていると周りから浮いてしまうんですよね…
ウェストンやクロケットのカジュアルモデルはそこそこに上品できれいめカジュアル~ジャケパンに丁度良く、周りからそんなに浮かないのでそのあたりの靴が増加傾向にあります。
逆に勿体ないですがエドワードグリーンあたりは減らしていこうかなぁと考えています。
watagi.kさま
コメントありがとうございます!
おっしゃるとおり、職場の服装がスーツでなくて良いとなるとTHEドレスシューズ、みたいな靴は履く機会が減ってしまいますよね。
watagi.kさんのようにモールトンやゴルフを仕事に履いていけるのであれば1週間それで事足りてしまいますから、そのあたりの靴を増やせるのはそれはそれで羨ましいです!
グリーンについては同感です……でもwatagi.kさんの環境だと明るい色のものは使いやすいかもですね!
私の場合、明るいドーバーは仕事には明るすぎるし、休日履くにはノーズが長くてドレッシーすぎて若干持て余してます。笑
いっそNEW BALANCEを増やしたろうかという革靴好きにあるまじきことすら考えちゃう今日この頃です。
返信ありがとうございます。
確かにゴルフやモールトンを仕事に履いていけるのはかなり助かっています。オフ専用を何足か残してあとはゴルフや180ローファーあたりをオンオフ使いまわそうかと思ってます。
仕事での色の明るい靴は実は微妙だったりします 笑
靴の形よりも色にうるさい環境なので、濃いめのチェスナットでギリギリって感じです。色が大人しければスニーカーでもOKらしく要は目立つなって事なんでしょうね 笑
なので正直、明るいドーバーも持て余し気味です。昔はオフでもジャケパンが多くてノーズが長いドーバーでもあわせていましたが今は…
NEW BALANCE良いと思います。いくら断然革靴派といえどもスニーカーは複数必要ですしね。
watagi.kさま
靴好きは仕事に外羽根フルブローグじゃカジュアルすぎるかな??とか頭悩ますのですが、実際周り見ると黒スワールトゥばかり、みたいなことよくありますからね。笑
おっしゃるとおり、色のほうが他の方はわかりやすく、気になるんだと思います。
私もオフでジャケパンできれば良いのですが、子供がいると色々飛んでくるので近頃は洗濯での耐久性重視です。
なので我が家でもドーバー若干持て余してます。いつかドーバーが似合う紳士に俺はなる!!と半ば神棚靴に近い扱いです。笑