おーい磯野ー！ドーヴァーのユタカーフ眺めようぜー！！

平和な昼下がりの光景ですね。

ユタカーフのドーヴァー！！

もでぃふぁいど が持つユタカーフのドーヴァーといえばこれ。

もでぃふぁいど の靴棚！Edward Green Dover E32！！ユタカーフ！

いやなんだ、ちゃんとした紹介記事書いてないんですねコレ。下手な紹介記事より文字量だけはすごいので伝われこのフィーリング！！

ユタカーフとは！！

ユタカーフはフランスのアルザス地方のタンナー、HAAS社が製造する革です。9種類のオイルがブレンドされたHAAS社秘伝レシピでしっかりと加脂されています。そして、型押しされていないものがデラプレ、型押しされたものがユタカーフと名付けられます。

明言はされていませんが、これはHAAS社の考えたロシアンカーフのレプリカだと思います。

ロシアンカーフというのは17世紀の難破船から引き上げられた製造方法が失伝している幻の革、ロマンの塊です。

ロシア革命前後のドタバタで失伝したと言われる製造方法ですが、見た目は菱形のシボ模様、そしてオイルが(birch oil……シラカバ油？)で仕上げられている、あたりは判明しているようで、各タンナーから牛革版でレプリカが出されています。(本物はトナカイ革)

Horween社ならハッチグレインとか。

で、HAAS社ならユタカーフというわけです。

たぶん。

この網目のようなシボ模様、そしてオイルドレザーといってもベタつかない質感……そうだと思うんだけどなぁ。

それはともかく、中島くんと一緒にユタカーフを見ていきましょう。

丸2年が経ったユタカーフ眺めようぜ！

つま先はテンションがかかってシボが薄くなっています。そしてエドワードグリーン必殺のアンティークフィニッシュにズキューーーーーーーン！！されてしまう紳士も多いのでは？

テンションがかからないと下の通り。型押しのグレインレザーというと、加熱加圧されて硬いイメージがありますが、ユタカーフは普通の革よりフワッフワです。なんとなくステッチの食い込みでわかりますでしょうか。

手縫いとミシンのステッチのピッチの違いも最高です。

つま先のアップ。もはや隠れすぎて見えない中央部のスキンステッチ。少し色が濃くなっている糸の通ったポイントが萌えます。

ドーヴァーを買う方の9割5分がこのスキンステッチにやられたと回答しています。

それにしても、こんなフワフワな革の断面を縫うなんてマジで信じられません。柔らかさで言えば……油揚げくらいでしょうか？厚さ1-2mmの油揚げの断面を縫う。絶対無理な気が……職人さんすごい。油揚げじゃないけど。

最後にもう一度トゥを。光の加減はあれど、総じて新品のころ(2枚目)よりだいぶコッテリした感じがあります。

さぁドーヴァー買おうぜ！！となったときに、ダークオークアンティークカーフなんかめちゃめちゃ魅力的で、初っ端からユタカーフ選ぶのってなかなか勇気がいるかもしれません。

でも、もでぃふぁいど はユタカーフオススメです。

なに、順番の問題ですよ。

履き心地、ラストと色素材展開の多さから一部ではドーヴァー沼とかドーヴァーみくじとかそんな声も聞こえ……てこないですが、ドーヴァーはヤバいです。

エドワードグリーンドーヴァーの買う前に！本当に欲しいモデルをよく考えよう！！！運命のドーヴァーみくじ！！！

所有満足度と履き心地と見た目的美しさが高次元でバランスし、渾然一体となって脳の快楽物質をドバドバ出してきます。そう文字通りドーバ……

言いませんよ？

確かに定価はとんでもないのですが、意外と目玉としてセールになったり、海外でも結構セールにかかったり、なんならファクトリーショップに行けば………いきたい。

機会があれば是非！！そして巡り逢ったらそのときが運命！！！

17万ちょいくらいで楽天にはあるみたいです。

今日のモディファイ！！！

606とかスエードとかきになるよね。